いつか訪れたい!魅力満載の阿蘇の観光とグルメ
高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳、根子岳の阿蘇五岳を中心に、外輪山も含めて阿蘇山と呼ばれるこのエリアは、日本屈指の圧倒的なスケールの大自然が広がっており、四季折々の表情を見せてくれます。そんな阿蘇の魅力的な観光情報をご紹介。
季節ごとに楽しめる!他にはない奇跡の絶景
【名所1】阿蘇の光景と言ったらコレ!広大な草原が広がる「草千里ヶ浜」
噴煙を上げる中岳を望み、絶好のロケーションを誇る草千里ヶ浜。浅い皿形の大草原で烏帽子岳の北麓に広がり、中央の大きな池や放牧された馬など、どこか牧歌的な風景に多くの観光客がドライブ途中に立ち寄り、のんびりと散策しています。緑鮮やかな夏、白銀の幻想的な冬と四季の彩りもさることながら、乗馬や散策と一年を通じて多くの人達に親しまれているスポットです。阿蘇の代表的な風景の一つでもあり、多くの歌人によってその広大な風景が歌われてきています(国の名勝及び天然記念物に指定されています)。
【名所2】春夏秋冬それぞれに表情を変える特徴的な「米塚」
高さ約80m、約3300年前の噴火で形成されたと言われる「米塚」。おわんを逆さまにしたような美しい形で、頂上部分が大きくくぼんでいるのが特徴です。斜面は柔らかな草原で、春から夏にかけては緑一色に染まり、秋には、あたり一面が黄金色のすすきに覆われ、美しく幻想的な景色を見ることができます(国の名勝及び天然記念物に指定されています)。
【名所3】CMのロケ地にもなった上品な滝のベール「鍋ヶ滝」
約10mと落差の規模は小さいですが、幅が約20mもあり、カーテンのように幅広く落ちる水が木漏れ日に照らされる様子が、とても優美で神秘的な「鍋ヶ滝」。阿蘇のカルデラを作った約9万年前の巨大噴火でできたとされ、長い年月をかけて今の形になりました。水の浸食によって滝の裏に空間ができており、滝を裏側から眺めることもできますよ。過去には、飲料系のCMのロケ地に採用されるなど、マイナスイオンたっぷりのリラクゼーションスポットです。
雄大な自然が育んだ絶品グルメ
【絶品1】名物といったら欠かせない!雄大な土地で育った「あか牛丼」
全国でも熊本県で最も多く飼育されている「あか牛」。特に、阿蘇の大自然で豊かな牧草を食べて育った「あか牛」は、脂肪分が少なくヘルシーです。また、安全・安心で味も美味しいと多くの方から高い評価を得ています。
そんなあか牛を手軽に味わえるのが「あか牛丼」。白米の上にふんだんに盛った「あか牛」のお肉に、半熟卵やとろろなどを添えていただきます。お店によってトッピングも様々。阿蘇には、連日、行列が絶えない100年以上の歴史を誇る食堂など「あか牛丼」を食べることができるお店がたくさんあるので、あなただけのお気に入りの「あか牛丼」を探してみてはいかがでしょうか?
【絶品2】濃厚だけどさっぱり!? 暑い夏に食べたい「ジャージー牛乳ソフト」
阿蘇小国郷の特産品『ジャージー牛』。昭和30年頃、オーストラリアから98頭のジャージー種の乳牛が導入されたことにより、この地では古くから『ジャージー牛』の乳製品や加工品が親しまれています。中でも、『ジャージー牛』から取れる牛乳を利用したソフトクリームは、濃厚でありながらも後味はさっぱり。暑い日にぴったりのスイーツです。
特に、“山吹色のジャージー牛乳”は、誕生以来、そのクリーミーでコク旨な味わいでファンを魅了し続けています。加工場&直売所では、出来立ての牛乳やヨーグルト、ソフトクリームなどが味わうことができ、ドライブやお散歩のお供にも最適です。
【絶品3】囲炉裏を囲んでいただく郷土料理「高森田楽」
阿蘇郡の高森町で、約700~800年前から食べられていたという歴史ある郷土料理。里芋の一種・ツルノコ芋やヤマメ、こんにゃく、豆腐、サワガニなど、さまざまな食材を囲炉裏で焼いて、味噌や柚子胡椒などといただきます。囲炉裏を囲みながら、あせらずのんびり、焼けるのを待つ時間も楽しみの一つですよね。
阿蘇まで来たらマストで寄るべき観光スポット
【スポット1】 SNSでも話題!神秘的な「上色見熊野座神社」
森の中にひっそりと佇む様子から、「異世界への入り口」としてSNSでも話題になった、神秘的な神社。大きな鳥居をくぐり抜け、神殿に続く長い参道沿いには、約100基の石灯籠が並び、苔生した緑色の世界に陽が差し込む光景はなんとも幻想的です。神殿を抜けると、伝説が残る巨大な縦横10mの大風穴“穿戸(うげと)岩”が出現。受験合格や必勝のご利益があると言われており、パワースポットとしても多くの人が訪れます。
【スポット2】阿蘇随一の温泉街!町湯巡りも人気の「内牧温泉」
阿蘇市は、良質で豊富な湯量を誇る温泉地でもあります。その中で、20軒を超えるホテルや旅館が建ち並ぶ、阿蘇随一の代表的な温泉街が「内牧温泉」。過去には文豪らが宿泊した温泉地としても有名です。ちょっと熱めの湯は無色透明で飲用も可能。中でも人気がある楽しみ方は、「町湯」と呼ばれる公衆温泉めぐりです。今なお、地元の人の憩いの場として愛されている「町湯」が歩いて回れる距離に、約6軒並んでいるので、ごゆるりと温泉巡りを楽しんでみるのもおすすめですよ。
【スポット3】復興から再出発!知る人ぞ知る阿蘇の秘湯「垂玉温泉」
阿蘇五岳の一つである烏帽子岳の南西中腹(標高約700m付近)に湧く秘湯の温泉として知られている、長い歴史を誇る南阿蘇村の垂玉温泉。泉源は「金龍の滝」と呼ばれる滝壺です。何千年という時間をかけて金龍の滝の流れ落ちるその力で滝壺を作り、温泉が出る地層まで辿り着き温泉が湧出。
熊本地震当時、このエリアの道路は寸断され、宿が土砂で埋もれるなど、甚大な被害を受けました。復興を経て、新たな業態で復活した温泉宿は、この地の復興のシンボルとして、訪れた人を癒やし、勇気づけます。
[PR TIMES]