黒いスイーツは予想外の味！「ハロウィンブラック」のアフタヌーンティーを体験

10月限定「ハロウィンブラック アフタヌーンティーセット」

ゆりかもめ台場駅直結、「グランドニッコー東京 台場」2階のロビーフロアにある「The Lobby Cafe」。

カフェはゴージャスな外観で、中は外の光に包まれて開放的。お隣を気にせずゆったりとしたティータイムを過ごせます。

毎月好評の、レインボーブリッジにインスピレーションを受けて誕生した「色」がテーマのアフタヌーンティーセッ卜。10月は“ハロウィン”と”ブラック”をテーマにしたアフタヌーンティーセットが登場しています。

ブラックローズを添えてゴシックな雰囲気の「ハロウィンブラック アフタヌーンティーセット」（5,000円・税サービス料込）（13時～17時L.O./2時間制）。パティシエ特製のスイーツとセイボリー（軽食）の3段からなる漆黒に染まったティースタンドは、1人1台で提供され、写真撮影も存分に楽しめます。

まるでコウモリ城！美しく怪しい上段

上段には、リボンと同じ色合いのシックなスイーツ2品。

闇夜に羽ばたくコウモリを想像させる「黒胡麻とアーモンドのプロフィットロール」（右）。

夜の霧のような灰色は、なめらかな黒胡麻のクリームです。

ゴツゴツとした岩に見えるのは、竹炭を使ったシュークリーム。中にはコクのあるカスタードを包み込んでいます。

まんまるチョコレートのカップの中は、鮮やかな赤すぐりのムースとスポンジのケーキ。

スポンジケーキの下にはベリーソースがトロ〜リ。黒胡麻の風味・チョコの甘み・ベリーの酸味という流れはグッドバランス！

そばには月食のような「ブラックマカロン」。艷やかでサクッとしたマカロンに、フランボワーズガナッシュを挟んでいます。

見た目のブラッディなイメージとは逆にクリーミーで優しい味わい。怖くて美しい上段です。

ホラーパーティーが始まる中段

中段には6品のスイーツがお皿いっぱい並んでいます。

アーモンドを爪に見立てた「魔女の指」（中央）は、細長くて本物の魔女の指のように見えますが、実は甘いメレンゲクッキー！サクサク食感を味わうなら、お早めに。

飴がけしたトマトにチョコレートでできた枝とクッキーを添えた「チェリートマトの飴かけ」（左）、その隣には「コーヒーゼリーのタルト」という見た目にもキラキラしたスイーツが並びます。

極薄サクサクのタルトには、ビターなコーヒーゼリーとチョコレートガナッシュがギュッと詰まって濃厚濃密！

「チョコレートバームクーヘン」は、しっとり生地とパリパリチョコの両方を味わえます。

ピンクがお洒落な三角形の「ムースカシスポワール」（左）と、純白の生クリームを巻いた「黒胡麻のロールケーキ」（右）は、黒とのコントラストが美しいです。

カシスムースはふんわりクリーミーで甘酸っぱく、

ロール生地は雲のようにふわふわ！生クリームと黒胡麻クリームも軽やかでコク深い、絶品ロールです。

黒に驚きが隠れている下段のセイボリー

黒く染まったセイボリーには、黒だからこそ見えない美味が隠れています。

竹炭を練りこんだ生地に、スパイシーなカレーミートソースとチーズを挟んだ「ブラックハンバーガー」。

カリカリのイベリコ豚とさつま芋チップを添えた「黒胡麻のコルネ」。香ばしいコルネの中には竹炭色の甘めのマッシュポテトがくるまっています。

黒×オレンジがホラーカラーの2品。細いパスタにトマトソースが絡み、さっぱり仕上がった「イカ墨のパスタ」（下）。不思議世界へ誘うようなマーブル模様の「かぼちゃと竹炭のスコーン マーマレードとバルサミコのソースを添えて」（上）。

バター香るスコーンはソースを付けると、バルサミコの後からマーマレードの甘みと柑橘の風味が追いかけるという、予想外の相性の良さ！

季節のティーと一緒にブラックハロウィンを

紅茶、ハーブティー、コーヒーと、ドリンクは10種類以上。

季節のおすすめティーは「ブラックトフィー」。アッサムの茶葉にキャラメル（トフィー）フレーバーが香り、マイルドな苦みでブラックスイーツたちの味を引き立てます。ストレートでもミルクティーでも、大人なティータイムに。

黒胡麻・チョコ・竹炭などを生かした黒色に、予想外の味のハーモニーとハロウィンのストーリーが隠れており、終始ドキドキ！秋の気候が気持ち良い昼間、スイーツとセイボリーのシックなハロウィンパーティーを楽しんでみませんか？

［All photos by kurisencho］

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。