東銀座店のみテイクアウトOK「特撰五三カステラのフルーツサンド」
1900年に長崎で創業、1922年に東京進出し、来年には100周年を迎える文明堂東京グループ。カステラや三笠山、ブッセに銀座プリンなどのお菓子がお馴染みですね。
東銀座駅直結の歌舞伎座の隣に佇む「文明堂 東銀座店」。1階は販売、2階のカフェでは、こだわりのオリジナルメニューやスイーツをいただけます。
10月から、こちらのカフェで好評の「かすてらフルーツサンド」を自宅でも楽しんでほしいと、テイクアウトができるようになりました。1階左側に専用カウンターがあり、すでに購入されるお客さんもいて注目を集めています。
かすてらフルーツサンドの第1弾は「ミックス(キウイ・バナナ・パイン )」「メロン&メロン」「シャインマスカット」の3種類(消費期限は全て当日中・要冷蔵)。時期によりフルーツと価格が異なります。
職人さんがひとつずつ丁寧に焼き上げた「特撰五三カステラ」を生地に、BUNMEIDO CAFEのパティシエ厳選の旬のフルーツとクリームをはさんでいます。
「特撰五三カステラ」とは、卵黄と卵白の重量比率を“5:3”にし、徳島県産和三盆糖、北海道産シナ蜂蜜を使用した、添加物不使用の特別なカステラです。
徳川~明治時代の文献に残る、焼き上げ困難といわれる製法を、文明堂の技術をもって再現したそう。しかも今秋リニューアルし、小麦粉を極限まで減らして一層おいしくなっているようです!
ミックス(キウイ・バナナ・パイン )
キウイ・バナナ・パインをはさんだ「かすてらフルーツサンド(ミックス)」(700円・税込)。
1パック2個入り。パッケージの下から透明フィルムを引き抜いて取り出しやすく、片手でピクニック気分でいただけます。
特撰五三カステラの濃い黄色に、一口サイズにカットしたフルーツの断面がかわいらしい。
手に取るだけで、特撰五三カステラのすごさがよくわかります!重力でしなやかに曲がるほどやわらかく、空気をよく含むしっとり食感に驚き!
側面には文明堂のカステラならではの“ざらめ糖”。
ちょっと押しただけで、跳ね返るほどふわふわ!
たっぷりのクリームは生クリームではなく、この商品のために開発されたオリジナルのヨーグルトクリーム。ふわっと口の中でとけて、フルーツとカステラの味わいの邪魔をしない、ささやかな酸味具合。
きめ細かくふっくらとしたカステラは、卵のコクと蜂蜜の甘みに加え、時折ざらめ糖がカリカリと、味と音で楽しませてくれます。一口ごとに3種の果物の甘み、スッキリとしたクリーム、特撰のカステラと、夢見心地になれる美味な共演です。
シャインマスカット
「かすてらフルーツサンド シャインマスカット」(900円・税込)。緑と黄と白の美しい3色。
大粒の実でも包み込めるほど、特撰のカステラは柔軟!
皮からプリッと果汁があふれ、甘さ控えめのクリームがシャインマスカットの爽やかさを引き立てています。
メロン&メロン
「かすてらフルーツサンド メロン&メロン」(800円・税込)。赤と緑の2種の果肉をはさんで、倒れそうになるほどの重量感!
赤メロンは芳醇で、緑メロンはさっぱりとした甘み。ジューシーな香りと甘みがほんのりクリームに染み込み、ミックスやシャインマスカットとはまた違う、フルーティーな余韻を残しています。
カステラとクリームだけでもメロンをふわりと感じ、和洋折衷のショートケーキのよう!
カステラ専門店だからできる匠の組み合わせ
ひとつずつ手作りだからこそ、形の違いも愛おしい。一口で口におさまるフルーツの大きさ、ちょうどよいクリームの量と、全体のまとまりが上品です。色・香り・味・食感、そしてカリッとしたざらめ糖を心待ちに食べ進められるのも、食パンにはないカステラならではの特徴!
BUNMEIDO CAFEの“「和と洋・今と昔・人と人」の繋がり”のコンセプト通り、伝統の技術が現代に魅せるスタイルを、銀座の手土産にしてみてはいかがでしょう。
住所:東京都中央区銀座4-13-11
電話:03-3543-0002
営業時間:10:00~19:00
定休日:元日(1月1日)のみ
交通:日比谷線「東銀座駅」から徒歩約2分
HP:https://www.bunmeido.co.jp/
[All photos by kurisencho]