Photo by kelly
充実の飲食施設はどれもこれもハズレなし
東京も緊急事態宣言が解除されましたが、気軽に海外に遊びに行けるようになるにはまだもう少し時間がかかりそうです。とはいえ、久しぶりにリフレッシュしたいな~と、日本でも浸透しつつある「ステイケーション」と洒落込んでみることにしました。
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ディスティネーションは、東京・日本橋にある「マンダリン オリエンタル 東京」。我が家からはドア・トゥー・ドアでも30分足らず。生活圏でのホテルステイなので、交通費を抑えられてその分宿泊代にかけられるのもうれしいところです。
「マンダリン オリエンタル 東京」は2005年12月の開業以来、何度も足を運んでいるホテル。館内のレストランがかなり充実していて、地方から友人が来たときには広東料理「センス」の飲茶ランチ(週末限定)をよく利用しています。8年連続でミシュランの1つ星に輝く「タパス モラキュラーバー」は、分子ガストロノミー(分子調理)を主軸としたイノベーティブレストランです。
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1階の「ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ」では、ペストリーシェフ、ステファン・トランシェ氏のシグニチャーケーキ「KUMOⓇ」が大人気。雲のかたちのなかに季節ごとに異なるフレーバーのムースが入れられたフォトジェニックなケーキは、人気が高く早い時間に売り切れることもしばしば。
なーんて、レストランのことだけでもいくつも紹介したい話があり、個人的にはとてもなじみのあるホテルなのです。しかし、じつは宿泊するのは今回が初めてなんです!
Photo by マンダリン オリエンタル 東京
で、その「マンダリン オリエンタル 東京」。日本橋三井タワーの30階から38階に位置していて、その眺望には定評が。38階のフロント脇にあるお手洗いからの眺望でさえ、有料の展望台レベル。レセプションの後ろはガラス張りになっていて、東京の街並みを借景としています。「ウチの眺望はすごいですよ」という気概をひしひしと感じました(笑)。
デザインコンセプトは「森と水」
Photo by マンダリン オリエンタル 東京
マンダリン オリエンタル ホテル グループは、「その土地の歴史や伝統、文化を採り入れる」ことをポリシーとしていて、「マンダリン オリエンタル 東京」のデザインコンセプトは、「森と水」。ホテルを「一本の大きな木」、ゲストルームを木の集合体である「森」と捉え、日本橋が呉服と縁の深い地であることから、職人や工芸家の技術によるオリジナルデザインのファブリックを用いて空間を展開しています。
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客室は全179室(うちスイート22室)。今回筆者がステイしたのは「マンダリン グランド ルーム」です。客室のベッドボードには、打掛を手掛ける職人によるしだれ桜や藤棚が刺繍されていました。床にはバンブー素材が用いられています。静岡・駿河の職人による繊細な竹ひごの技術を用いたオリジナル照明も印象的。これを和モダンと言わなくて、何を和モダンというのでしょう。
東京のダイナミックな景観を独り占め
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特筆すべきは、なんといってもその眺望! 高層階に位置していることに加え、壁一面が窓になっているので東京の風景を見放題。西側の部屋からは、日本銀行の屋根を見下ろすことができ、なんだか不思議な感覚に。金運が上がるといいな(笑)。ちゃーんと双眼鏡も用意されていました。また、鉄道の線路や首都高も視界に入り、夜にはクルマのテールランプの美しさにしばし見惚れてしまいました。昔、今井美樹さんが歌っていた、「オレンジの河」という曲を、ふと思い出しながら……。
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そして、サイコーなのがベンチソファ。ベタベタですが、BOSEのスピーカーで音楽でも流しつつ、ここでワイングラスを傾けながら暮れゆく東京を堪能したい……。大きなワーキングデスクには文房具も用意されていて、ワーケーションにもぴったりです。また、ワーキングデスクとは別に、入口から入ってすぐのところに化粧台もありました。これ、女性にとってはうれしいポイントですよね。
ベッドの脇にはコンセントや操作ボタンがあり、ごろごろしながら、カーテンの開閉やライトの点灯ができるのもいい感じ。楕円形のバスタブも深さもあり、快適でした。
和モダンの雰囲気の客室で、あるいはレストランや温浴施設で、心ゆくまで東京のダイナミックな景観を満喫できる「マンダリン オリエンタル 東京」。料飲施設も充実しているし、チェックインからチェックアウトまで一歩も外に出ずにおこもりを決め込んでも、快適of快適に過ごすことができること、請け合いです。リフレッシュには最適ですよ~!
Photo by マンダリン オリエンタル 東京
kelly ライター
出版社勤務を経て、現在は都内でフリーライターとして活動中。辛いものとお酒全般が好き。趣味はミュージカル観劇。年に数回、「自費研修」と称し、ニューヨークや韓国に観劇にでかけるのが生きがい。
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