想像力をかきたてる!森の隠れ家のようなキャンプ場をオープン
屋外で密を避けられるレジャーとして注目を集め、2022年もますます人気が高まる「キャンプ」。いつもと違う環境で料理をしたり自然の中に身を置いていると、気分がリフレッシュしますよね。
そんなキャンプブームのなか、福岡県筑豊地方に新たなキャンプ場をつくるプロジェクトが立ち上がりました。自然豊かな竹林の山に、森の隠れ家をのようなキャンプ場をつくろうという計画です。「キャンプ場に訪れる人と地元の若者たちが時間を共有することで、お互いの視野が広がるような『参加型』のキャンプ場にしたい」という思いが込められているのだそうですよ。
福岡県筑豊地方の福智町ってどんなところ?
福岡県筑豊地方にある福智町は、福岡市から車で1時間ほどの自然豊かな町。上野焼(あがのやき)と呼ばれる陶器の窯元の里としても有名で、豊臣秀吉の時代に茶道具として作られたのが始まりなのだとか。町には温泉もあり、夏はホタルが見える隠れスポットも!
キャンプ場予定地の山では、東京の学生が発案した夏祭り「森の音楽祭」が開催されたり、九州の大学生が地元の大工さんと一緒に竹を使ったツリーハウスを建設したりと、地域間や世代を超えた交流が始まっています。こういった活動をきっかけに、さらに規模を広げてキャンプ場をつくろうというアイディアが生まれたのだそうです。
子どもや女性にも配慮したキャンプ場づくり
ワイルドなアウトドア体験をできる「参加型」のキャンプ場を目指しつつ、手ぶらで宿泊できるグランピングスタイルで滞在できるのもこの施設の特徴です。子ども用のアスレチックスペースのほか、女性も快適に過ごせるようにトイレや炊事場も整えられるそうですよ。
山の環境を活かした「竹林浴サウナ」も
サウナ小屋のイメージ写真
竹林の山という環境を活用し、「竹林浴」ができるサウナも設置される予定です。サウナから水風呂そして竹林浴をスムーズに行えるように、舗装された導線を確保し、開放的な空間でサウナから竹林浴までを楽しめるようになるのだとか。希望者には、薪を割ったり薪を焚べることも自分で行う、プライベートサウナの構想もあるそうです。
ブッシュクラフトが体験できるエリア
自分で火をおこしたり木を削って箸を作ったりと、自然環境にあるものを活かして工作する「ブッシュクラフト」など、上級者のキャンパーにも注目を集めているワイルドな体験も実施予定です。
枯れた小枝を集めて薪にしたり、枝から火口をつくって自分で着火してみたりと、日常ではできないような体験の場が提供されます。林の環境調整のために伐採された竹を使って、食器や家具を作ってみることも。子どもから大人まで、自然から多くを学ぶ機会になりそうですよね。
2022年4⽉22⽇(金)まで⽀援募集︕
今回紹介した福岡県田川郡福智町キャンプ場開業プロジェクトの応援募集期限は、2022年4⽉22⽇(金)までです。自然環境により近づけるような参加型のキャンプ場に興味を持った人は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」でチェックしてみてください。
・⽀援⾦額︓税込3,000〜300,000円
・リターン:キャンプサイトやサウナの利用権、貸し切りなど、金額によってさまざまなリターンが用意されています。
詳細はこちらから︓https://camp-fire.jp/projects/view/549701
クラウドファンディングとは︖
「群衆(クラウド)」と「資⾦調達(ファンディング)」、2つの⾔葉を組み合わた「クラウドファンディング」という新しい仕組み。発案者がウェブサイト上でプロジェクトを発信し、それを応援したいと思ったら⽀援者となって応援購入できます。
新しい事業を始めようとしたり、個⼈的に考えたプロジェクトを実現させるために、⾦融機関からの融資や投資家からの出資に頼っていた時代から、スピーディに資⾦調達できる⼿段へと進化した現代の新しいツール。⽀援者にとっては、今まで知らなかったような新しい製品に出合えるきっかけにもなりますよね。
取材協⼒︓CAMPFIRE