シャンパン・ラウンジに驚愕!エミレーツ航空ビジネスクラス搭乗レポ【ラウンジ編】

Posted by: 鈴木幸子

掲載日: Apr 30th, 2022

ドバイ国際空港から日本へのフライトは深夜。そんな時でもエミレーツ航空ラウンジなら、高級レストラン並みの食事とお酒、シャワースパや仮眠もできる静かなエリアもあって、PCやスマホの充電もばっちり。出発前にエネルギーをチャージできるのです。2022年3月に体験してみたドバイ国際空港内ラウンジについてレポートします。

ドバイ国際空港ラウンジ

 

帰国便は早めにチェックインしてラウンジで遊ぶ、という選択も

ドバイ国際空港内
ドバイ国際空港では、エミレーツ航空全クラスの利用者は出発24時間前からチェックイン&手荷物預け入れができて(米国線は12時間前から)、好きなだけ空港内で過ごせることをご存知でしょうか?オンラインチェックインは、出発48時間前から可能です。利用対象者はエミレーツ航空ラウンジを利用できます。

ドバイ国際空港内免税店
エミレーツ航空のドバイ→成田線(EK318便)は、2022年4月現在の出発は深夜2時40分。ドバイで過ごす人は、ホテルの最終チェックアウト12時から荷物を預けて夕方まで遊ぶとしても、夜のシャワーをどうしようと心配ですよね。せっかくビジネスクラスに搭乗するなら早めにチェックインをして、快適この上ないエミレーツ航空ラウンジでゆっくり過ごしてみてはいかがでしょう。

ドバイ国際空港内の生体認証パス
(C)エミレーツ航空

ドバイ国際空港ターミナル3には、エミレーツ航空利用者向けに、32台の手荷物預け入れキオスクと、16台のセルフチェックイン・キオスクがあります。フライト出発60分前までにチェックイン手続きが必要です。生体顔認証を利用して、非接触で出国手続きも可能。

コンコースA、B、Cにあるラウンジへ

ドバイ国際空港内ラウンジA
2022年4月現在、ドバイ国際空港のターミナル3では、コンコースBの全エミレーツ・ラウンジ、コンコースAのビジネスクラス・ラウンジ、コンコースCのファーストクラス・ラウンジが利用できます。こちらはコンコースAのビジネスクラス・ラウンジ。広くて新しくラグジュアリーな印象です。コンコースA~B間は空港内トレインが利用可能。コンコースB~C間は歩きとなります。

ドバイ国際空港内ラウンジAシャワー室
コンコースAのビジネスクラス・ラウンジのプライベート・シャワースパ。ホテルを12時にチェックアウトした後、機内に入る前にシャワーを浴びることができるのは暑いドバイではうれしい限りです。

ドバイ国際空港内ラウンジA仮眠コーナー
こちらは仮眠にもぴったりな静かなエリア。

ドバイ国際空港内ラウンジAのビジネスセンター
仕事のためのビジネスセンターもあります。

シャンパン好きなら、迷わずコンコースBのラウンジ!

ドバイ国際空港内ラウンジB、モエ・エ・シャンドンラウンジ
3つ回った中で、もっとも気に入ったのがコンコースBのラウンジ。高級シャンパン、モエ・エ・シャンドンが4種類用意されていて、ソムリエが「ペアリング」を提案してくれます。こちら「モエ・エ・シャンドン・シャンパン・ラウンジ」と呼ばれています。

ドバイ国際空港内ラウンジBのシャンパンとのペアリング
こちらが、もっとも高級な「モエ・エ・シャンドン・グランンドヴィンテージ」に合わせたカナッペ、イエローテールとマンゴー。

ドバイ国際空港内ラウンジB、カナッペ
なんと、ミシュランのスターシェフが考案したカナッペのセレクションが常時5種類は用意されているそうです。

ドバイ国際空港内ラウンジ料理イメージ
他航空会社のビジネスクラス・ラウンジに置いているシャンパンまたはスパークリングワインは、せいぜい1~2種ですが、ここでは、料理とともにモエのシャンパンが存分に味わえます。もちろん、他のアルコール、スピリット類、ソフトドリンクもそろっていて、高級レストラン並みです(写真はイメージ)。

ドバイ国際空港内ラウンジB料理
通常の料理は、「アラビック&ウエスタン」と「アジアン」とに分かれていてサンドイッチなどの軽食もあります。

ドバイ国際空港内ラウンジB、ヘルスハブ
こちらは、オーガニックとローカルフードにこだわったヘルスハブ(Health Hub)コーナー。

ドバイ国際空港内ラウンジB
全席、スマホチャージ付き。コンコースBのラウンジには、コスタコーヒー(AMのみ営業)が入っています。

ドバイ国際空港内ラウンジC
こちらは、日本線のゲートに近いコンコースCのラウンジです。このラウンジにはスパと子ども用部屋はありません。筆者が入った時は深夜の出発便が多いせいか混んでいました。

チラリと、ファーストクラス・ラウンジも見学

ドバイ国際空港内ファーストクラスラウンジ入口
ファーストクラス・ラウンジも見学させてもらいました。

ドバイ国際空港内ファーストクラスラウンジ
ゴージャスな内装です!

ドバイ国際空港内ファーストクラスラウンジ
こちらは、アラカルトメニューを注文するテーブル。

ドバイ国際空港内ファーストクラスラウンジ
ビュッフェ料理もあり、すべてスタッフが取り分けてくれます。

ドバイ国際空港内ファーストクラスラウンジ
仮眠できる静かなエリアもあり熟睡できそうです。

ドバイ国際空港内ファーストクラスラウンジ、シガールーム
シガーバーもおしゃれ。

ドバイ国際空港内ファーストクラスラウンジ
ワイン専用ショップや一流ブランドの専門店もいくつか入っていました。写真はビジネスセンター。

最後に、新型コロナに関する保険について

ドバイ国際空港内チェックインイメージ
(C)エミレーツ航空
2020年、世界的なパンデミックとなった当初から、エミレーツは業界に先駆けて、予約変更の手数料は取らないなどの柔軟な航空券の有効期間や運賃規約を導入。またこちらも業界初ですが、「マルチリスク旅行保険」という新型コロナウィルス感染症補償付きの保険を提供しました。

言うまでもありませんが、空港内、機内とも、最先端の安全・除菌対策を行っています。すべての航空機に高性能HEPAフィルターが装備されており、99.97%のウイルス、病原菌、抗原を除去。EKはコロナ禍の2020年に1,580万人の旅客数運送を達成した世界最大の国際線エアラインとなりました。

ドバイ国際空港内ラウンジイメージ
世界一のハブ空港、ドバイ国際空港のラウンジは、仕事をするにも、早めに行って寛ぐのも、すべてが快適そのものでした。乗り継ぎの人も、ぜひ楽しんでほしいラウンジです。せっかくドバイで乗り継ぎがあるのなら、ストップオーバーとして1日でもドバイを楽しむもの一考ですね。

※注意:世界各地のラウンジは営業を休止している場合もあります。2022年4月現在、世界19カ所のEKラウンジが利用できます

取材協力:エミレーツ航空
HP:https://www.emirates.com/jp/japanese/

[All photos by SACHIKO SUZUKI]

PROFILE

鈴木幸子

sachikosuzuki 旅行記者、エディトリアル・ディレクター

出版社勤務や地球の歩き方編集を経て2001年に独立。世界60か国以上を頻繁に取材し、一期一会のハッピーな記事を書いています。JTBるるぶ「アンコールワットとカンボジア」初版制作。著書『もち歩きイラスト会話集タイ/池田書店』、『みやざきの自然災害』ほか。有限会社らきカンパニー主宰。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒の名前です。

出版社勤務や地球の歩き方編集を経て2001年に独立。世界60か国以上を頻繁に取材し、一期一会のハッピーな記事を書いています。JTBるるぶ「アンコールワットとカンボジア」初版制作。著書『もち歩きイラスト会話集タイ/池田書店』、『みやざきの自然災害』ほか。有限会社らきカンパニー主宰。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒の名前です。

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