「食べ放題」とは思えないクオリティ
焼肉の食べ放題専門店「焼肉きんぐ」は、食材や肉のカット方法、タレなどすべてにこだわり、「これが食べ放題なの?」と驚きのクオリティを実現していますよね。
卓上のタッチパネルを使う「テーブルオーダーバイキング形式」が採用されているので、席を立つことなくゆっくりと食事を楽しむことができるのもうれしいところ。メニューには3種類の食べ放題コースが用意されているので、都合やスタイルに合わせて選べるのも楽しいですよね!
※すべて幼児無料、小学生半額、シニア(60歳以上)500円引き
まずは4大名物を味わうべし!
焼肉きんぐに訪れたならまずは忘れず注文したいのが、次の「4大名物」です。
ほかの食べ放題店ではなかなかお目にかかれないような、ドーンと存在感ある肉や、カルビやロースなどの人気部位がさまざまなアレンジで楽しめます。また、これらは定期的にブラッシュアップされるので、何度訪れてもチェックしたくなるというわけ。
ちなみに、「きんぐコース」または「プレミアムコース」を注文すれば、この4大名物のすべてを味わうことができますよ。
「焼肉ポリス」とは
一通りオーダーを済ませた筆者の前に現れたのが、こちらの赤い腕章を付けたスタッフ。笑顔が素敵なお二人ですが、「焼肉ポリス」と名付けられた、肉の焼き方を指導してくれる頼もしい人だったのです。
「せっかくの肉をおいしく食べたい! うまく焼いてください~」なんていうワガママも聞いてくれましたよ!
4大名物をおいしく焼こう!
「きんぐカルビ」は、見ての通り1枚のボリュームがたっぷり。中まで上手に焼けるかが不安ですよね。ということで、焼肉ポリスの力を借りることに。
まずは、火が強い網の中央で約1分焼きます。次にひっくり返して裏側を焼くわけですが、この際は少し端に寄せてじっくりと焼き上げるのがコツなのだとか。
両面が焼けたら好みのサイズにカットしますが、このとき肉の中心はまだ赤いかも。もちろんそのままでもOKですが、もう少し焼きたい場合は再び端に寄せて焦らずじっくりと焼きましょう。
なるほど……今まで、最初から最後まで網の中央で焼き続けていました。この「焦らずじっくり」によって、焼き上がりに大きな違いがあらわれるんですね。
実際に食べてみると、驚くほど柔らかくてジューシー。肉の旨みとともに、脂の甘みがジュワ~と口の中に広がります。
食べ放題で提供されているカルビでは、脂身が多かったり、肉が薄くて物足りなさを感じたりしがちですが、そんなことは皆無。このおいしさこそ、焼肉きんぐに行きたくなる理由でもあります。
焼肉ポリスによると、この肉には、サイドメニューの「焼肉専用 韓国のり玉ごはん」がおすすめなのだとか。ごはんの上にのせて食べると、トロッとした黄身が肉によく絡み、甘辛いタレとの相性が抜群! 唐辛子の香りや辛さがアクセントになりますよ。
続いては、こちらの「花咲上ロース~ガリバタ醤油~」。どこを上にして焼くべきなのかも悩ましい、これこそ焼肉ポリスに頼りたい逸品です。
まずは、ガリバタ醤油を器のまま網にのせておきます。肉は、切込みが入っている方を下にして焼いていき、ひっくり返して反対側も焼いていきます。
このとき、ひっくり返すタイミングが重要ですが、目安は、焼いている面から白い煙がもくもくと舞い上がってきたら。そして、大き目にカットして、好みの焼き加減になるまで焼いていきます。
「このお肉は、3つの味が楽しめるんです。まずは焼きあがったお肉をそのまま食べる、2つ目は、ガリバタ醤油につけて食べる、そして3つ目は、ガリバタ醤油の中に入れて一緒に煮込んで食べる。ぜひ、味比べしてみてくださいね」(焼肉ポリス)
目からうろこの情報に、焼肉ポリスの底力を感じます。食べ応えある厚さに、柔らかな食感。さっぱりとした後味でそのままでもとてもおいしく、ガリバタ醤油をつければ、ふんわりとにんにくの風味を感じます。煮込めば、一気にパンチの効いた味わいに変身します。同じ肉でここまで変化することに衝撃です。
2回連続して焼いてもらったことで、なんとなく「聞かなくてもできそうな気がしてきた」と謎の自信が出てきた筆者。自分でやってみようと網に乗せたのが、こちらの「炙りすき焼きカルビ」です。
ところが、肉が長いので、中央は焦げてきているのに、端っこはまだ赤いという現象が起きてしまいました。「なんだか意外に難しいぞ……」と手が止まってしまった瞬間、焼肉ポリスの「焼きましょうか?」のうれしい一言が!
この肉は、まず焼き色がついてきたところで、網にくっついた部分をはがすようにトングを入れ、同時に空気を入れていきます。そして裏返し、また軽く焼き色がついてきたら、半分に重ね、トングでつかんでゆっくり右、左、右、左と、ふわふわ炙るように焼いていきます。そうすると、両端の焼きにくい部分にもきちんと火が通るのだとか! な、なるほど~!
すき焼きのタレがしっかりと絡んだカルビは、卵にたっぷりくぐらせていただきます。程よく脂身もあり、柔らかで食べ応え充分。自分で焼いた際には焦げてしまい気づけなかったのですが、焼肉ポリスに焼いてもらったほうは、すき焼き感が増していました。最後の“炙り”というひと手間がおいしさを左右する気がします!
たくさんのレクチャーを受け、次こそ自分でチャレンジしてみようと、「和風オニオンソースで食べる 上ハラミステーキ」を焼いてみました。
まずは、火が強い中央で焼き、白い煙がもくもくと上がってきたところで、反対にひっくり返す。再度、白い煙が上がってきたタイミングで、焼き具合を確認して、大き目にカットしてさらに焼く。食べやすい大きさに再度カットして、自分の好きなタイミングでいただく……。
先ほどに比べてかなりスムーズに肉を焼いている自分に驚いていると、「めちゃくちゃいい感じに焼けてるじゃないですか! 絶妙な焼き加減ですよ!」と焼肉ポリスにも褒められました。達成感でいっぱいです!
厚みのあるハラミは、肉らしい旨みがギュッと詰まっていて、ステーキらしいワイルドな味わいをしっかりと堪能することができます。このメニューを注文でしか味わえないという「オニオンソース」は、やさしい酸味があり、肉のおいしさを引き立ててくれます。甘辛な焼肉のタレと少し違う、スッキリとした味わいがたまりません。
サイドメニューも見逃せない!
焼肉きんぐでは、出来立てが楽しめるこだわりの「サイドメニュー」も忘れてはいけません。
定番のキャベツサラダに、ベビースターラーメンを加える「パリパリ無限サラダ~ベビースター~」や、締めにちょこっとたべたいときにぴったりな「ひとくち冷麺」など、種類も豊富です。
中でも人気なのが、この「ぐるぐるまぜてね きんぐスロッピー」。現在は、ルマンドとコラボしていて、濃厚なソフトクリームと、甘酸っぱいベリーソース、そしてサクサク食感のルマンドのハーモニーが楽しめます。
季節によってフレーバーが変わり、それも毎回驚きのあるコラボ商品が出るので要チェックです。ちなみに、筆者が味わった「ぐるぐるまぜてね きんぐスロッピー~ルマンド~」は、2022年7月19日(火)まで楽しめますよ(変更になる場合もあります)。
下町情緒あふれる浅草で焼肉食べ放題!
(C)焼肉きんぐ
今回は、2022年5月31日(火)にオープンする「焼肉きんぐ 浅草ROX店」で、焼肉ポリスに極意を教わりました。同店は東武線・都営浅草線・銀座線の「浅草駅」から、徒歩約5分。つくばエクスプレス「浅草駅」からは徒歩約2分と、アクセスもよく、浅草寺や仲見世商店街などの観光や買い物のついでに立ち寄りやすいのも特徴です。
ちなみに、同店は「ホッピー」や「チャミスル」、「芋焼酎ISAINA」などのアルコールも他店よりも多い約40種類がそろえられています。食べ放題を全力で楽しむための必須条件がそろっているというわけですね!
住所:東京都台東区浅草1-24-1 ROX2G 4F
電話:03-6231-6321
営業時間:11:00〜23:00
席数:26卓120席
オープン:2022年5月31日(火)
※政府や自治体の要請に伴い、営業時間変更や酒類の販売を休止する場合があります。詳しくは各店舗までお問い合わせください
公式サイト:https://www.yakiniku-king.jp/
[Photos by koume]