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第1問

まずは初級編から。この国は「チューリップ球根」の生産量が世界一。16世紀に海運商人によって持ち込まれ、やがて一大産業に。今では世界のチューリップの産約90%を同国が生しているといわれています。

この国の朝食の定番といえば、細かいチョコレートを振りかけたトースト。数多くのメーカーがこのチョコを販売していて、なかには160年以上の歴史を持つ老舗もあるほど。子どもも大人も大好きな国民食の一つです。さて、どこの国かわかりますか?

正解は「オランダ」でした。トルコから伝えられたチューリップ。その珍しさと美しさから多くの人々が熱狂し、17世紀には価格が急激に高騰。これは“チューリップバブル”と言われ、球根ひとつに家一軒分の値段がついたこともあったそう。
チョコスプレーは「ハーゲルスラッハ(hagelslag)」と呼ばれ、バターを塗ったパンに、たっぷり振りかけるのがご当地スタイル。スーパーには専用コーナーもあり、多種多様なハーゲルスラッハが勢ぞろい!
第2問

この国は「パイナップル」の生産量が世界一。なお2位にはフィリピン、3位にはブラジルがランクインしています。

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この国はかつてスペイン領であったうえ、アジアからの移民も多く、料理にも世界各地のエッセンスが散りばめられています。こちらは庶民的な食堂で提供されるワンプレート定食。肉や魚などのメインに米、豆の煮込み、サラダ、揚げバナナが添えられるのが一般的です。さて、どこの国かわかりますか?

正解は「コスタリカ」でした。2018年のパイナップル生産量は約333万トン。果物生産を主な産業としていて、パパイアやマンゴー、バナナなども多く生産しています。
「カサド(Casado)」は同国の典型的なランチの一つ。現地の言葉で大衆食堂を意味する「Soda(ソーダ)」で必ず用意されているメニューです。フルーツジュースとともに味わうのがご当地スタイル。
第3問

最後の問題です。この国は「コルク」の生産量が世界一位。世界全体の約50%を占めており、原料となるコルク樫は主に南部の地中海沿岸で栽培されています。

国の半分が海に面したこの国では古くから漁業が盛ん。大航海時代には、船の中で食べられる食料として、塩漬けにしたタラを干した「干しダラ」が開発されました。今では国民食の一つとなっていて、さまざまな料理に活用されています。「干しダラのコロッケ」はレストランやファストフードの定番のメニュー。さて、どこの国かわかりますか?

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正解は「ポルトガル」でした。ポルトガルは雨量や日照時間、土壌がコルク樫栽培に適しており、コルクの中でも同国産が最高品質と言われているほど。
干しダラは「バカリャカウ(Bacalahu)」と呼ばれ、グリルや煮込み、グラタンなど幅広い料理に用いられています。塩分濃度が濃いため、塩抜きにはおよそ1日かかるのだそう。
以上、ご当地グルメの写真から推察する世界都市クイズでした。気になる国があったら、ぜひ旅先リストに加えてみてはいかがでしょうか?
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Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。
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