台北MRT 松江南京駅近くでロースト肉定食を「九記何燒臘」
燒臘店(シャオラーディエン)と呼ばれる香港式のロースト肉定食のお店は、今日はお肉をがっつり食べたい!という時におすすめです。今回訪れた台北MRT松江南京駅近くの「九記何燒臘(ジウジーフーシャオラー)」は地元の人に評判のお店で、行列ができることもしばしば。
筆者が訪れた時は、ちょうど新型コロナウイルスが台湾で大流行していた時だったためか、テイクアウトのみでの営業でした。お店の中に入れないように、店の通路はテーブルでふさがれています。
ロースト肉定食やチャーハン、お粥などメニュー豊富
店の入り口には、きれいな焼き色がついたロースト肉がたくさん吊るされていて、とってもおいしそう! 注文が入るたびに、この吊るされた肉を手際よくカットしては箱に詰めていきます。
メニューを見てみると、ロースト肉定食に加え、チャーハンやお粥なども豊富にそろっています。ロースト肉にはいろいろな種類がありますが、看板メニューの「九記招牌飯」や、鴨もも肉が入った「脆皮鴨腿飯」が人気のようです。
とりあえずどれにしようか迷ったら、お店のおすすめ肉が何種類か入った「九記招牌飯」に。価格は130元(約585円)です。
ロースト肉が五種類入っていて豪華!九記招牌飯
ではさっそく自宅でいただいてみます。
白いご飯の上には5種類の肉がのせられていました。付け合わせのおかずは3種類入っています。
まずはウィンナーを。甘みのある旨味がじゅわっと広がり、クセになる味わいです。台湾のウィンナーをはじめて食べる人は、日本とは違うその甘さに驚くかもしれませんが、筆者は何度か食べているうちに不思議と慣れてきました。
続いてはチャーシューを。肉がぎゅっと締まっていて、噛むと肉の旨味がじわっと広がります。鴨肉はレバーを少し硬くしたようなざらっとした食感で、皮はパリッとジューシーです。
鳥もも肉は柔らかくて身がプリっとしています。やさしいお味。鴨もも肉はうまみが凝縮、塩気が抜群にきいています。肉の味を一番しっかりと感じるかも。
日によって変わる3種類の付け合わせは、この日はコーン、キャベツ、大根と油揚げのようなものの煮物でした。箸休めにちょうどいいです。
いろいろなロースト肉を一度に味わえるこの定食は、手軽にがっつり肉を食べたいという人にもおすすめです。みなさんもいつか台北にいらっしゃった時には、台湾で人気のロースト肉定食をぜひ味わってみてくださいね。
住所:台北市中山區吉林路124號
[All photos by Yui Imai]
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