キャンプで重宝する「アルミローテーブル」とは?
近年、キャンプではお座敷スタイルなどと言われる、低いテーブル&チェアを用いたロースタイルなテントサイトを構築するのが主流となってきましたよね。そこで愛用者が増えているのが、高さ10cm程度のアルミローテーブルです。
とくに今回紹介する「キャプテンスタッグ」のアルミローテーブル〈コンパクト〉の場合、低さに加えて、甲板も400mm×300mm程度とコンパクト&700g程度と軽量、さらに折り畳んで収納することができることもあって、ソロキャンプ派からも支持を集めていますよね。
アルミローテーブル〈コンパクト〉のスペックは?
ということで、キャプテンスタッグの「アルミローテーブル〈コンパクト〉」をキャンプ場に持ち込んで、その実力を探っていくことにしてみましょう。
価格・サイズ・素材などをチェック!
気になる基本的なスペックはこちらの通り。
写真奥がワークマンのアルミテーブル
ちなみに、ライバル商品として話題のワークマンのアルミテーブルはというと……?
見た目やサイズは似ていますが、素材などに違いが見られますよね。価格も大きな差があるので、使い勝手などに影響があるのかもも比べてみましょう。
パッキングも苦にならない「コンパクト&軽量」ボディ!
ソロキャンプも愛する筆者は、キャンプ道具はコンパクトさとともに「軽さ」にもこだわりたいところ。ということで、重量を実測してみることにしてみましょう。
キッチンスケールにのせてみると……?
716gとかなり軽量であることがわかりました。
ちなみに、前述のワークマン製は744g。数値だけ見ると大きな差がないようにも感じますが、バックパックなどに入れて行動してみると、その差のありがたさが身に染みるはず!
ワークマン アルミテーブル
使い勝手をアウトドアフィールドでチェック
基本的なスペックがわかったので、実際にキャンプ場に持ち込んで使ってみることにしました。
パッキングに重要な「収納袋」は?
なんと! 収納袋のストラップにストッパーが設けられているワークマン製に対して、キャプテンスタッグ性はストッパーなし。
これだと、いつの間にか口が開いてしまって中身が飛び出してしまう。っていうこともありそうですよね。これはワークマン製の勝ちかもしれません。
はい。こちらもワークマン製の勝ちではないでしょうか? キャプテンスタッグの方にはゴムベルトが採用されていません。写真の様に収納袋から出した途端にバラバラになってしまうんですよね。
とはいえ、これは好みのベルトを使えば解決できるので、筆者的はそれほどネガには感じていません。
何秒でできる?「組立方法」
収納袋から取り出したら写真のように甲板の裏側をチェックしてみましょう。5枚の甲板はゴムのショックコードで繋がっているので、お風呂の蓋を伸ばしていくように簡単にこの状態にできますよ。
次にストッパーを90度回転させて、対面の脚についているフックに連結。
最後に脚を起こすだけで完成です。筆者の場合、所要時間は5秒くらい。初めてでも10秒もあればOKなのではないでしょうか。
テントサイトでの使い勝手は?
高さ12cmほどと、ロースタイルなテントサイト好きの筆者にはぴったりのサイズ感。今回比較したワークマン製もほぼ同じ高さです。
ただし、表面の仕上げがアルマイト&ヘアラインなとてもきれいな仕上げとされているので、置くものによっては滑ってしまうのが気になるところかもしれません。
試しにメスティンを置いて傾けてみると、5cmほど持ち上げただけでするすると滑り落ちてしまいました。表面にマットを敷いたりと工夫するのもアリかもしれませんね。
今回はキャンプ好きに大人気の、キャプテンスタッグ「アルミローテーブル〈コンパクト〉」をキャンプ場で検証してみました。価格やサイズなどに加えて、重量や使い勝手も紹介しているので、これから購入を検討している人も参考にしてみてくださいね!