3年ぶり!「鈴木敏夫とジブリ展」東京展がスタート
2019年に東京・神田明神で開催され、話題となった「鈴木敏夫とジブリ展」。その後長崎、京都での巡回展を経て、3年ぶりに東京展が帰ってきました!
2022年7月1日(金)~9月7日(水)、天王洲の寺田倉庫にて行われる同展示。一足お先に鑑賞してきたので、写真とともに詳しくご紹介します。
1950年代にタイムスリップ!?鈴木プロデューサーが過ごした四畳半の部屋
まず最初は「四畳半の原風景」からスタート。こちらは、鈴木プロデューサーが過ごした少年時代の部屋がイメージされています。
少年時代は、漫画雑誌を捨てずに部屋に溜め込み、暇さえあれば読んでいたのだそう。当時読んでいた本が展示されていますよ。
あの名作誕生の裏側も!?鈴木プロデューサーとスタジオジブリの歩み
こちらは、スタジオジブリが誕生するまで、また名作の誕生秘話など裏側を知ることができるエリアです。
宣伝コピーやポスター、グッズの制作などを通じ、数多くのジブリ作品に携わってきた鈴木プロデューサー。彼が担ってきた多くの役割や、その活躍を見ることができます。
こちらは『ハウルの動く城』のロゴ制作の過程。宮崎駿監督に「ロゴ書いてよ」と言われその場で書いたロゴが、なんとそのまま使われることになったそう!
展示内には、知られざる裏側エピソードが満載です。
ジブリファン必見!名シーンの展示も
ジブリ作品の名場面や、名台詞の展示もあります。ジブリファンにはたまりませんね!
展示内の様々な仕掛けも楽しい!
展示の途中で、このような仕掛けを発見。ドキドキしながら中を覗いてみると……。
『千と千尋の神隠し』の世界が広がっていました! 他の作品の仕掛けもあったので、ぜひ覗いてみてくださいね。
8,800冊の書籍がズラリ!鈴木プロデューサーを作った圧巻の巨大本棚
展示のラストを飾るのは、鈴木プロデューサーの隠れ家「れんが屋」をモチーフにした部屋。
8,800冊の書籍がズラリと並ぶ様子に圧倒されます。部屋の中央には『千と千尋の神隠し』のカオナシが座っていますよ。
鈴木プロデューサーは、少年時代から様々な映画や本、漫画、音楽などに触れてきたのだそう。その中でも、今回は本と漫画にスポットを当てています。
名作が生まれたアイデアも、展示されている本の中にあるかもしれませんね!
【初公開】『千と千尋の神隠し』の油屋を再現!
展示の出口には、今なお愛される宮﨑駿監督の『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋「油屋」をモチーフにした、大型空間「油屋別館」が広がっています。こちらは、東京展で初公開ですよ!
作品内に登場する、エレベーターも。まるで『千と千尋の神隠し』の世界に迷い込んだかのような、不思議な気分になります。
「冷やし足湯」を体験できる!
こちらでは、冷やし足湯「せんとうちひろ」を楽しむことができます。
暑い日に足湯に入れば、身体が冷えて気持ちよさそうですね。利用には、数量限定「冷やし足湯利用券&おみやげ手ぬぐい付きチケット」の事前購入が必要です。
「湯婆婆と銭婆の開運・恋愛おみくじ」も
京都展でも人気だった「湯婆婆と銭婆の開運・恋愛おみくじ」は、今回の東京展でも楽しむことができます。ぜひ運勢を占ってみてくださいね。
3年ぶりに東京へ帰ってきた「鈴木敏夫とジブリ展」でジブリの世界を満喫
3年ぶりに帰ってきた「鈴木敏夫とジブリ展」東京展では、スタジオジブリ作品の制作秘話や、鈴木プロデューサーの活躍の軌跡を知ることができました。
中でも、東京展で初公開の大型空間「油屋別館」は圧巻! ジブリ好きにはたまらない空間ですよ。
会期:2022年7月1日(金)~9月7日(水)
会場:東京・天王洲 寺田倉庫 B&C HALL/E HALL
(天王洲アイル駅:りんかい線B出口より徒歩4分/東京モノレール羽田空港線 中央口より徒歩5分)
時間:10:00~20:00 ※最終入場は19:30まで
※定時(1時間)ごとの日時指定、各回開始時間 1 時間後まで入場可、最終回のみ閉館の 30 分前が最終入場
通常チケット:一般1,800円(税込)/中・高校生1,500円(税込)/小学生1,100円(税込)
特典付きチケット:一般2,600円(税込)/中・高校生2,300円(税込)/小学生1,900円(税込)
※チケットはローチケ、日テレゼロチケで購入できます。
公式サイト:https://suzukitoshio-ghibli.com/tokyo/
©TS ©Studio Ghibli
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