一度は味わいたい!「鹿児島黒毛和牛」
鹿児島のご当地グルメとして有名なのは、やはり「鹿児島黒毛和牛」ですよね。質の優れた「鹿児島黒毛和牛」の飼養頭数は、全国の18.6%を占め堂々たる全国1位(令和2年2月1日現在)を誇ります。
自然豊かな土地で、長い歳月をかけて改良を重ねて生まれた「鹿児島黒毛和牛」は、きめの細かい美しい霜降りのあるまろやかなコクと旨味が特徴です。ステーキや焼肉、しゃぶしゃぶやローストビーフなど、自宅で鹿児島の味を再現してみてはいかがでしょう。
薩摩スイーツの王道!御菓子司 明石屋「軽羹饅頭」
こちらは、創業安政元年(1855年)の老舗「御菓子司 明石屋」の定番「軽羹(かるかん)」。当時の藩主・島津斉彬公からのお声掛かりで誕生した薩摩銘菓です。鹿児島産の良質な自然薯(山芋)をふんだんに使って蒸した生地は、ふんわりとやわらかく空気をたっぷりと含んだ独特の口当たりが特徴。
軽羹饅頭(8個入1,620円・税込)は、軽羹に小豆の餡を包んだ気品のあるお菓子です。真っ白な軽羹と餡が調和した親しみやすい一品は、お土産におすすめ。
■御菓子司 明石屋「軽羹(かるかん)饅頭」オンラインショップ
卵の風味豊かな、薩摩蒸氣屋「かすたどん」
霧島神宮の大鳥居前にもお店がありましたが買いそびれて残念に思っていたところ、空港にも店舗がありひと安心。
薩摩定番の「かるかん」もありましたが、こちらでは鹿児島県産の卵をたっぷりと使用したカスタードクリームをスポンジで包んだ「かすたどん」(1個120円・税込、8個入1,122円・税込)を購入。
ふんわり&しっとりなスポンジ生地の中には、卵の風味豊かなクリームがたっぷり。トローリとした舌触りがたまりません! 丸くて黄色い見た目と、卵の風味が豊かな素朴な味わいは誰もに喜ばれるはずです。
多彩な味から選べる「鹿児島ラーメン」
豚骨をベースにした半濁スープにストレート麺が特徴の「鹿児島ラーメン」。各店により独自のアレンジを加え、それぞれ個性が異なります。
鹿児島を代表する豚骨ラーメン「鹿児島ラーメン豚とろ」、締めに人気の「ラーメン小金太」、柑橘系の“ざぼん”が入っているのかと思いきや、地元で長年愛されるあっさりとした豚骨スープの「ざぼんラーメン」、鹿児島ラーメン王座決定戦で優勝を果たしたという指宿「TAKETORA(たけとら)」など、さまざまなお店のラーメンがそろいます。
ちなみに空港でもラーメンを味わえますよ。筆者は旅の締めくくりに、滞在した霧島の「ゲンセン霧島みそラーメン」990円(税込)をいただきました。感無量!
西郷どんスイーツ「西郷どんのポテトチップ」「西郷せんべい」
さすがは薩摩のヒーロー、個性あふれる西郷(せご)どんこと西郷隆盛の姿をあしらったお菓子がいくつか目に留まりました。
まずは袋いっぱいに西郷どんの顔がドカン!とあしらわれた「本家 文旦堂」の「西郷どんのポテトチップ」(399円・税込)。西郷隆盛ゆかりの地でもある奄美大島の塩を使っています。歯ごたえしっかりで塩味控えめの厚切りギザギザチップスは、こだわりの釜揚げ製法で作られているのだとか。これは購入するべきだったと後悔! お取り寄せもできないようなので、現地で見つけたらぜひ入手することをおすすめします。
「西郷せんべい」(小540円・税込、大1,080円・税込)は、昭和の頃から愛されるさくさくとした歯ごたえのほんのり甘いおせんべいです。
人気のご当地グルメ「さつま揚げ」
創業明治23年(1890年)の「徳永屋本店」の「さつまあげ」は、毎日仕入れる鹿児島産の厳選した魚を使用し、鹿児島産の地酒をベースに調味した、素材と製法にこだわる逸品です。伝統の味わいが長く親しまれてきました。
通常は日持ちがしないのですが、真空パックだと比較的長持ちするのが助かります。自宅での食事に何か一品足りないな、という時に重宝しますよ。「真空さつまあげ」(特きくらげ5枚、特上揚げ6本、特ごぼう5枚、各650円・税込)。
鹿児島限定、本数限定の希少な「焼酎」も
鹿児島に来たら、やはり「焼酎」は欠かせませんよね。空港のショップでは、ランキング形式で紹介されています。本数限定や、鹿児島限定などのレアな焼酎が並びます。数ある中から選ぶのは大変なので、目安になって助かります。
旅をしたら、現地ならではのご当地グルメ、ご当地スイーツをお土産に持って帰りたいもの。ぜひ参考にしてみて下さいね。
[All photos by Yo Rosinberg]
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