武甲キャンプ場をマニアが徹底レビュー!併設温泉・料金・サイト・アクセスも

Posted by: すぎさく。

掲載日: Jul 8th, 2022

埼玉県秩父エリアにある「武甲キャンプ場」は、豊かな自然に触れながらキャンプを楽しめ、隣接する温泉にも入れる一度で2度おいしいキャンプ場です。秩父のシンボルとも言える武甲山を望むなか、横瀬川の横でキャンプを楽しめるのです。そこで今回は、関東近郊を中心に80以上のキャンプ場を巡った筆者が、たっぷり魅力を紹介します。

 

武甲キャンプ場のアクセス・住所・電話番号・料金

住所:埼玉県秩父横瀬町大字横瀬4606-3
電話番号:0494-23-8229
アクセス:西武鉄道「横瀬駅」から徒歩約8分、関越自動車道「花園IC」からクルマで約8分
料金:オートキャンプ2,200〜5,500円(人数によって異なる)、デイキャンプ大人1人750円、子ども1人500円+1サイトごとに1,000〜1,500円
※料金はすべて令和4年6月現在のものです(料金改定の際はご容赦ください)。予告することなく料金が変更されることもあるため、武甲キャンプ場及び武甲温泉の公式サイトまたは電話にて最新の料金をご確認ください。

武甲キャンプ場とは?

「武甲キャンプ場」は、多数のキャンプ場が点在する秩父エリアに位置する人気キャンプ場です。「秩父湯元武甲温泉」が併設されていることもあって、温泉を堪能できるのも大きな魅力です。


温泉施設には、薪や炭などの消耗品、バラエティに富んだアルコール類などをそろえる売店をはじめ、麺類や丼ものが味わえる食事処もあっていたれりつくせり。

自然溢れるサイトは、マイナスイオンをたっぷり感じられる林間サイトのほか、雄大な武甲山を一望しながら横瀬川沿いでキャンプが楽しめる河原サイトも。多彩なサイトがあり、好みにあわせたシチュエーションが選べるのもうれしいところ。

西武鉄道「横瀬駅」から徒歩約8分と、徒歩キャンパーにもうれしい好アクセス。クルマの場合は、関越自動車道「花園IC」から約35分で、都心からも訪れやすい立地です。

キャンプサイト

武甲キャンプ場には「林間サイト」と「河原サイト」があり、どちらもクルマの乗り入れが可能なオートサイトになっています。ハンモックが設置できるサイトもあるので、思い思いにキャンプを楽しめます。


60ほどある林間サイトからは武甲山は望めませんが、奥に行くと横を流れる横瀬川を見ながら林間の雰囲気を楽しめる贅沢なサイトもあります(46もしくは47サイトがおすすめ!)。


今回筆者が利用した46 サイトは、林間サイトの一番奥に位置しているのでプライベート感たっぷり! ちょうどよい立ち木があり、ハンモック泊も可能です。


横瀬川のせせらぎをバックミュージックに、ワーケーションができるのもここならではの楽しみ方。


夜間は電球が点灯するので真っ暗闇になることもなく、安心して眠りにつくことができます。

林間サイトは、さまざまな広さがそろえられていて、サイトの真ん中に木がある場合もあります。


自然を活かしたサイトだけに、雨天時は場所によっては水たまりになる場合も。荒天時などはとくにくぼみのないサイトを選んだ方がよさそうです。


こちらの河原サイトは、横瀬川を前にキャンプが楽しめ、川を正面にして右手には武甲山が望めます。川を正面に見て、3列にサイトが配置。地面は小石がゴロゴロとしていて硬めなので、丈夫なベグを持参するのがベターです。

おすすめの河原サイトは、横瀬川が目の前にある最前列のサイト。


夏は透明な横瀬川で川遊びをして涼を感じるのもいいですね!

林間サイトも河原サイトも自然をたっぷり満喫できますが、ロケーションがまったく異なるので、何度訪れても楽しめるのも魅力の一つ。予約時にメールフォームの通信欄にサイト番号を記載すれば、ピンポイントで予約するこもできますよ。

テント泊に加え、デイキャンプや川遊びのみの利用も可能です。デイキャンプは1サイト1,500円+大人1人750円、子ども500円、川遊びのみは大人500円、小学生300円+駐車代550円(バイクは250円)。

武甲キャンプ場の設備


トイレは、キャンプ場サイトの手前に1カ所。年季を感じるものの、和式トイレに加え、新調された洋式トイレも設置されています。


トイレ棟の隣が炊事場になっています。


汚れた物などを洗える場所もあり、ペグや焚き火台などを洗うこともできます。


ゴミは、「燃えるゴミ」「生ゴミ」「びん・カン」に分別して無料で捨てられます。

キャンプ場併設「秩父湯元武甲温泉」


武甲山の麓、武甲キャンプ場に併設された「秩父湯元武甲温泉」。キャンプ中に入るもよし、キャンプ後に入るもよし、炭酸泉の内湯や単純硫黄温泉が楽しめる露天風呂で快適な時間を(途中退館後は再入場不可)。

チケットは券売機で購入するシステムで、バスタオルは100円、館内着は300円でレンタル可能です。


ゆったりくつろげる内湯の窓越しからも周辺の豊かな自然を眺めることができます。リンスインシャンプーとボディソープが完備されているので、持ち込み不要ですよ。


サウナで “ととのう”デトックス効果も期待できます。


露天風呂では、自然を背景に開放的な岩風呂でリラックスタイムをたっぷり満喫!


脱衣所には、大きな無料ロッカーや貴重品を入れておける有料(1回100円)ロッカーや、ドライヤー(無料)が完備されています。


温泉の出入口周辺には、ゲームコーナーも。


たっぷり温泉を堪能したあとは、施設内の喫茶コーナーや食事兼お休み処でのんびり過ごすのもおすすめです。


温泉に入り、広い大広間休憩室で食事をいただき休憩……。そんな贅沢な時間も叶います。


喫茶店や食事処では、オリジナルの日本酒や、ビール、焼酎、サワー、カクテルなど、バラエティに富んだお酒も販売されています。


フードメニューは、ボリューム満点のソースカツ丼(850円)や、もつ煮込み(450円)、秩父名物みそポテト(300円)、ハンバーグ定食(850円)、麺類など、豊富にラインナップ。


温泉施設の2階には個室の貸し切り休憩スペースが設けられているので、もっとくつろぎたい人はこちらで。利用料金は、3時間4,000円、以降1時間毎に1,000円。


さらに併設の売店では、薪や炭などの消耗品のほか、地元の野菜や果物、アイスクリームなど、さまざまなアイテムが並んでいます。

営業時間は、10時から21時まで(短縮営業中)。利用料金は、平日大人(中学生以上)700円、子ども(3歳〜小学生)400円、土日祝日及び指定日は大人900円、子ども500円。

武甲キャンプ場は、豊かな自然を感じながらさまざまなシチュエーションでキャンプを楽しむことができ、隣接する温泉では心も体もリラックスできる最高にぜいたくな時間を過ごせる場所です。平日は比較的空いているので、よりプライベートな時間を楽しみたいなら平日に訪れるのがおすすめですよ!

 

PROFILE

すぎさく。

sugisaku エディター/ライター

究極の自由人。走り屋系雑誌で編集のハウツーを学びつつ、コキタナイマイカーでサーキット走行に情熱を燃やした結果、壊したクルマは数知れず!? その後,ブランクを経てweb業界にジョイン。紙とwebで都合9年ほど編集に携わる。現在はキャンプ沼にどっぷり首まで浸かって溺れそうな焚き火バカ。

究極の自由人。走り屋系雑誌で編集のハウツーを学びつつ、コキタナイマイカーでサーキット走行に情熱を燃やした結果、壊したクルマは数知れず!? その後,ブランクを経てweb業界にジョイン。紙とwebで都合9年ほど編集に携わる。現在はキャンプ沼にどっぷり首まで浸かって溺れそうな焚き火バカ。

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