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恵比寿にある謎に包まれたお店「JANAI COFFEE」
東京・恵比寿駅から徒歩約1分のところにある「JANAI COFFEE(ジャナイ コーヒー)」。階段を下った先に、コーヒーカップのロゴが目を引く白い扉がありました。
扉を開けると、そこはコーヒースタンド
扉を開けた先にあったのは、コーヒースタンド。こじんまりとしたお店で、木目調のおしゃれな雰囲気です。
コーヒーやラテなど、こちらで注文が可能。しかし今回の目的は、コーヒースタンドではありません。
実はこちらの「JANAI COFFEE」には、ある秘密が隠されているんです……。
お店のHPに謎が隠されている!?
その秘密は、HPにヒントがあります。「JANAI COFFEE」のHPを開くと、入り口にあったコーヒーカップのロゴが出てきました。
スクロールしていくと、少し改行に違和感のある「JANAI COFFEE」を説明した文章が登場。先頭の文字を縦読みしていくと……。
「時計まわりになぞる」。指示通り、コーヒーカップのロゴを時計回りになぞってみます。
みるみるうちに、白かった画面が夜を思わせるネイビーへ。コーヒーカップのロゴはカクテルグラスに変わっています。
この画面が「JANAI COFFEE」の謎を紐解くカギ。店員さんに見せると「ここの棚を押して、中へ入ってください」との指示がありました。
謎を解くと、隠し扉の先へ
おしゃれなインテリアが並ぶ、何の変哲もない棚。指示通り押してみると……?
コーヒースタンドの雰囲気とは打って変わって、ネオンに輝く「JANAI COFFEE」の看板がお出迎え。
そう、ここは謎を解いて隠しページを提示した人だけ入ることができる、バー空間なのです。
隠し扉の先に広がる「バー」
広々としていて、隠れ家のような雰囲気のバー空間。まさかコーヒー屋と見せかけて、バーだなんて……と驚きが隠せません。まるで異世界に迷い込んだかのようです。
アメリカの密売文化「スピークイージー」から発想
コーヒー屋のフリをしながら、実は「バー」であるという「JANAI COFFEE」。その発想は、1920年代のアメリカで流行した密売文化「スピークイージー」から生まれたとのこと。
「スピークイージー」とは、アメリカで禁酒法が施行されていた当時、美容室や法律事務所などのフリをして裏でお酒を密売していた文化。
『この仕掛けに面白いと賛同してくれる人が、ゆったり過ごせる、仲間と会える場所を作りたい』という想いから、2020年8月にオープンしたのだそうです。
ホテルのロビーをイメージした空間
広々としたモダンな店内は、ゆったり寛げるホテルのロビーをイメージしているとのこと。有名アーティストのMVを手掛ける、インテリアスタイリストの岡本真由美さんが内装を手掛けたそうです。
色とりどりのスツールが並んでいて、ハイセンスでおしゃれな空間。カウンター席もあり、1人で利用する人も、2~3人で利用する人もいるそうです。
こちらのバー空間は、大人気のため予約必須。謎を解いて現れる、HPの隠しページから予約が可能です。
オリジナルカクテルが人気!メニューはこちら
コーヒー屋のフリをしているということで、コーヒーを使ったオリジナルカクテルが多くそろっています。特に人気なのは、お店の名前を冠した「ジャナイカプチーノ」と「ジャナイエスプレッソ」とのこと。
おすすめは「JANAI フルコース」。ドリンク3種類とおつまみがセットになっています。2つあるうち、Aコースは甘い系で飲みやすい味わい、Bコースはさっぱりとした味わいが楽しめるそうですよ。
価格:各3,000円(税込)
「ジャナイエスプレッソ」をいただきます
今回は、人気の「ジャナイエスプレッソ」をいただきました。
カクテルグラスに入った「ジャナイエスプレッソ」。杏仁リキュールの甘さが引き立っていて、エスプレッソのほろ苦さとマッチした味わいです。
レモンの皮がトッピングされていて、ふわっと爽やかな香りが鼻に抜けます。上品な甘さで、飲みやすい味わいのカクテルです。
オリジナルカクテルなどのメニューは、定期的に変わるそう。元コーヒーショップ出身のバリスタのスタッフや、バーテンダーのスタッフで試作を繰り返し、メニューを考案されているのだとか。
「JANAI COFFEE」は仕掛けの面白さや空間づくりだけではなく、各メニューにもこだわっているので、バーならではの質の高いドリンクを楽しめますよ。
バー初心者も気軽に利用できる
バーというと、少し敷居が高いイメージもありますよね。「JANAI COFFEE」は、気軽に利用できそうなメニューが多くバー初心者にもおすすめ。
筆者が気になったのは「ジャケ買いクラフトビール」。注文すると数種類のクラフトビールを持ってきてくださり、その名の通りパッケージの見た目で選ぶことができます。
軽やかな味わいからフルーティーな味わいなど、バランスを見てビールを出しているそう。パッケージの見た目が味の印象に近いそうで、直感的に選ぶことができます。「味の違いがわからない」といった初心者でも楽しめそうですよね。
価格:1,200円(税込)
コーヒー”じゃない”。異空間のような「JANAI COFFEE」の世界
バーから出ると、正真正銘コーヒースタンド。今までいたバー空間は幻だったのか……? と錯覚してしまいそうです。
コーヒー屋と見せかけた、コーヒー”じゃない”「JANAI COFFEE」。なんだか背徳感がありつつも、ワクワクする不思議な世界を満喫しました。
所在地:東京都渋谷区恵比寿南2-3-13 山燃ビル B1階
営業時間:18:00~24:00(※2時間制)
HP:https://janaicoffee.tokyo/
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