梅雨入りも迫るこの季節。せっかくの休日に出かけようとしても、外は雨、なんてことも・・・。そこで今回、交通の便が良く、お財布にもやさしい都内の無料美術館&博物館を紹介します。屋内だから、天気を気にせずに楽しめますよね。
広告って面白い!「アドミュージアム東京」
江戸時代から現代まで、国内外の広告に関する資料をあつめた美術館。まだマスメディアが存在しない時代の広告って一体どんなもの?! 貴重な資料から、20世紀にヒットを飛ばしたあの懐かしい広告まで。楽しく閲覧してみましょう。
呉服屋さんの広告(江戸時代)なんとも華やかな色合い、豪華絢爛な絵柄が印象的です。 ©アドミュージアム東京
明治時代のキリンレモン広告。今見ると新鮮な感じがしませんか? ©アドミュージアム東京
広告入りマッチ。今はその姿を見ないだけにレトロな雰囲気が素敵です。 ©アドミュージアム東京
館内には、美術館のほかに、広告に関する書籍をあつめた図書館、ミュージアムショップなどもあります。観光地としても人気の汐留にあるのもいいですね。クラッシックな広告は、今見てもとてもお洒落です。絵画や写真を見る感覚で楽しむのも面白いです。じっくり楽しめる魅力のスポットです。
住所:東京都港区東新橋1丁目8-2 カレッタ汐留 B2~B1階
営業時間:11:00~18:00(閉館18:30)、土・日曜、祝日は~16:00(閉館16:30)
TEL:03-6218-2500
W杯へ向けてテンションも高まる「日本サッカーミュージアム」
2002年のFIFAワールドカップを記念して創設された日本サッカーミュージアム。サッカーにまつわる貴重な資料が集まり、日本代表・Jリーグ関連グッズも充実しています!いよいよブラジルワールドカップが来月に迫ってきましたが、こちらのミュージアムで予習をしておけば、観戦がますます楽しくなりそうです。
なでしこジャパンが獲得したFIFAワールドカップ優勝トロフィー、団体初の国民栄誉賞をみることも出来ます。
1936年(昭和11年)ベルリンオリンピック~2009年新ユニフォームまで。歴代のユニフォームが並びます。日本代表選手マネキンと一緒に円陣を組んで記念撮影も可能。
世界初の大型映像装置・メガビジョンを設置したヴァーチャルスタジアムや150インチのスクリーンを配した3Dシアターも併設。日韓共催の2002FIFAワールドカップの感動的なシーンや進化する日本サッカーの迫力ある映像を楽しむことができます。大好評、ザッケローニ監督のマネキンもあるそうですよ。5月16日(金)~23日(金)、25日(日)、27日(火)は監督マネキン不在となりますのでお気をつけください。
住所:東京都文京区本郷3-10-15 JFAハウス内
営業時間:平日13~18時、土・日曜、祝日は10~18時(入館は~17時30分)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)
TEL:03-3830-2002
体験型ミュージアム「東京都水の科学館」
水道をひねると出てくる冷たい水が恋しい季節。東京都水の科学館では、涼しい気分を満喫しながら、水の不思議とふれあうことができます。
「水はどこからくるの?」という素朴な疑問を分かりすく解説してくれるコーナーも充実。
森から始まる水の冒険が始まります。
「アクアトリップ」(水の旅)シアターは、前方、左右、天井に映像が映し出されて、観るものを涼しげな気持ちにさせてくれます。自分が水のつぶになったような感覚で、水の冒険をからだ全体で体感してみましょう。
アクアパークでは、水と一緒に思いっきり遊ぶことが出来ます。高さ10mの滝も必見です。その他にも、水の実験、美味しい水をつくる体験など様々な楽しみ方があります。
全国の銘酒と出会う「日本の酒情報館 SAKE PLAZA」
日本産のお酒に関する情報が集まっている日本の酒情報館。日本酒ブームもあり、海外からの訪れる方も多いそうです。歴史、製造法、豆知識から美味しくいただくためのコツまで、深く日本酒を知ることができます。呑むだけではなく、料理のアレンジ方法なども紹介する珍しい博物館です。
ずらっと並んだラベルは圧巻!日本のお酒は種類がたくさんありますね。見たことのないお酒と出会える良い機会になるかもしれません。
有料になりますが、きき酒を楽しむことも出来ます。530円で5銘柄を選べるというのはお手頃ではないでしょうか?
次の休みはどこに行こうかな・・・と迷ったとき、無料で楽しめる美術館・博物館はおすすめです。0円でここまで楽しめるなんて!という面白い場所ばかりです。