【長野】なぜ外国人に白馬が人気なの?白馬で人気の宿3選の魅力

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Dec 21st, 2016

外国人の方が日本の良さが分かっているのかも?評価の高い長野県白馬の宿

いよいよ雪も舞い降りて、ウィンターリゾートの季節。

長野県白馬では、雪化粧した雄大な北アルプスが望めます。白馬は宿泊者の評価が高い宿が多く、トリップアドバイザーで京都と並んで7つの宿泊施設が受賞しています。いまや外国人観光客が2004年の延べ宿泊者数約1万人から、2014年の7.8万人まで約10年で7倍に急増し、日本国内では北海道のニセコに続く人気のスキー場。オーストラリアを始めとする海外からのスキー客が訪れています。

わざわざ海外へ行かなくても、ここで海外気分が味わえるかも? スキーやスノボーをしなくても、美しい景色を眺め、温泉を楽しむことも出来ますよ。

白馬が外国人に人気の理由

●オーストラリアと日本は、ほとんど時差がない
成田羽田空港から直行バスがあって、アクセスが良い
●良質のパウダースノー
●白馬山麓は、日本の名水百選,棚田百選,日本の道百選,日本百名山など「百選」12カ所を有する素晴らしい環境
●地獄谷温泉に浸かっている猿(Snow Monkey)が見たい。白馬からツアーが出ている。

外国人の方が日本の良さが分かっているのかも?評価の高い長野県白馬の宿

外国人は、「スノーモンキー」と呼ぶようです。

白馬で人気の宿3選

●ホテルシェラリゾート白馬

白馬村でトリップアドバイザー1位の人気の宿。

シェラリゾート白馬ではオーストラリア人がもっとも多いようですが、ヨーロッパ、各アジアの国々からもたくさんの外国人のお客様が訪れるそうです。白馬みずばしょう温泉『古民家の湯』は、江戸時代の古民家2棟を移設し再構成した専用浴場。冷えた身体をゆっくり温められます。

[2016 ホテルシェラリゾート白馬]

●白馬しろうま荘

スキー民宿発祥の宿は、白馬村でトリップアドバイザー2位の人気。『Luxury Travel Awards 2015』において、最高賞にあたるContinent Award WinnerをLuxury Mountain Retreat(山のリゾート)のカテゴリーで世界初受賞しています。地産地消の料理は、大女将がテーブルを回って説明してくれるそうです。18室ある客室は、和室が主体で落ち着けると人気。

[白馬しろうま荘]

●白馬リゾートホテル ラ・ネージュ東館

白馬村でトリップアドバイザー3位の人気。ヨーロッパ風の高級ホテルです。お姫様気分を味わえる華やかなインテリアのお部屋もあります。

[白馬リゾートホテル ラ・ネージュ東館]

日本人と外国人客の違い

外国人の方が日本の良さが分かっているのかも?評価の高い長野県白馬の宿

日本人客 土日に集中 外国人客 平日に平均7泊から10泊の長期滞在
日本人客 1人あたり平均1日20,000円弱 外国人客 1人あたり平均1日32,000円

白馬村は外国人一色。スキーで活性化のわけ|マイナビ」より

成功だった新潟県へのグルメ誘致

白馬を訪れる外国人客は全般的に客層が良く、リピーターも多いそうです。急増した外国人観光客数に村内の飲食店の需要が追いつかず、白馬では夕食難民も出ていたとか。

そこで外国人客を隣県の新潟県糸魚川市に呼び込もうと、糸魚川青年会議所(JC)が、白馬と糸魚川駅を結ぶ「糸魚川シーフードシャトルバス(往復1000円、日本人も可能)」を1-2月に運行。約1時間かけて、糸魚川市内の飲食店にバスで運んだわけです。利用者は、日本海の新鮮な魚介類に大喜びだったそうですよ。来年2017年も運行予定だそうです。日本人の私たちも乗ってみたくなりますね。

こういったアイデアが増えて、海外からの観光客に喜んでもらい、日本の商業、漁業、農業、産業も発達していけば双方にとって嬉しいものです。

[白馬村は外国人一色。スキーで活性化のわけ|マイナビ]
[ラフォーレ倶楽部 ホテル白馬八方 12月22日(木) リニューアルオープン|JIJI.COM]
[Photos by Shutterstock.com] 

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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