世界には数多くのハート型スポットがあります。オーストラリアのグレートバリアリーフにあるさんご礁ハートリーフなどの有名観光地の名は、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか? どれも自然に形成されたもので、ハネムーンの渡航先としても注目されています。そんなハート型スポットが、北海道にもあるというのです! 今回は、幸せ気分になれる湖と島の姿を紹介します。
北海道えりも町「豊似湖」
広大な大地に潜んでいるハート型の湖「豊似湖(とよにこ)」は、上空から見ると美しいハート型をしています。通称「ハートレイク」と呼ばれる同湖は、幌泉郡えりも町にあります。日高山脈襟裳国定公園内のなかで、唯一の自然湖です。こんなに綺麗なハート型が自然から生まれたと思うと驚きです。
うっそうとした原生林に囲まれた湖は、上空からみるとキレイなハートを埋め込んだような神秘的な光景です。
日高山脈の山中、標高260mのところに位置し、自然林の中を200mほど歩いて訪れることが出来ますが、残念ながら、ハッキリとしたハート型を見れるのは上空からのみ・・・。ハート型の上にある沼見峠から、意識して逆さまに湖を見ると、なんとなくそのカタチが分かるそうです。
羽田~帯広間の飛行機に搭乗した際に、上空から見ることが出来るというウワサもあります。帯広空港のスタッフによると、航路にもよりますが、ごく稀にえりも上空を飛ぶことがあるらしく、運がよければ窓からその姿が見えるのだとか。とても小さな湖なので、もし見ることが出来たらまさに軌跡ですね。
白い恋人でおなじみの石屋製菓のCMギャラリーで、美しい姿が!道民なら一度は観たことがある有名な映像です。
https://www.youtube.com/watch?v=4SpKSgtzMHk#t=36
北の海に浮かぶ小さな「宝島」
積丹三大岬の一つである黄金岬の300mほど沖にある小さな島「宝島」。まるでおとぎ話に出てきそうな名前ですよね。この島も上空から見ると、綺麗なハートの形をしています。
かつてニシンが大漁に流れ着いて、巨額の富をもたらしたことから宝島という名前がついたそうです。
宝島への橋などはなく、簡単に訪れることは出来ませんが「黄金岬」という場所からその姿を見ることが出来ます。陸地から目で確認するのは難しいですが、「ハートのカタチをしている」と想像しながら観光を楽しむのも面白そうですね!
道内のお土産さんでは「幸せになれる」絵はがきなどのグッズも人気があるそうです。自然が生み出したハート型スポットに行けば、ほっこりとした幸福感が味わえそうですね。