いよいよ本格的な旅行シーズン。あなたが旅に出ると、日本とは違う国で文化も環境も違います。それは分かっているけれど、「どうしても必要、これだけは譲れない」という旅先での必須条件がありますね。施設の条件や設備、サービスなど、旅行者にとって「絶対必要なもの」とは何でしょう?
世界最大のオンライン宿泊予約サイトブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社は、世界の人を対象に、施設の条件や設備、サービスなど「旅行に欠かせない要素」についての調査を行いました。調査時期は2016年9月、対象者は日本を含む世界13か国1万2,781名、2016年に少なくとも1回旅行へ行き、2017年に1回以上の旅行を計画している18歳以上の人です。
1位は13か国とも同じ
世界13か国に施設の条件や設備、サービスなど「旅行に欠かせない要素」について聞いた所、すべての国で1位は「安全なロケーション」で同じでした。納得ですね。要領を得ない旅先で、怖い落ち着かないロケーションでは生きた心地がしません。いくら美しい場所でも、稀有な経験ができる場所でも、旅行先としては選びたくないですね。あなたも同じ意見ではないかと思います。海外の旅行先を選ぶ時には、外務省海外安全ホームページにも目を通してくださいね。
2位以降に選ばれたのは
お部屋のエアコン
おいしい朝食
プロフェッショナルで親切なスタッフ
(C) PR Times / Booking.com Japan
1位の「安全なロケーション」に次いで、旅行に欠かせない要素の2位は、
アメリカ、中国、オーストラリア、日本、タイが「お部屋のエアコン」
ドイツ、イタリア、ブラジル、インドが「おいしい朝食」
イギリス、フランス、スペイン、ニュージーランドが「プロフェッショナルで親切なスタッフ」
と挙げています。
アメリカ、アジア系などは、施設(ハコ)での快適さが重要、ヨーロッパ、南米系などは、グルメやプロ意識の高いスタッフなど人的資源によるものが重要と分かれますね。興味深いです。
旅先でも日本の快適さを求める日本人
(C) PR Times / Booking.com Japan
日本人は、1位「安全なロケーション」に続き、2位「お部屋のエアコン」、3位「スタッフが日本語を話せること」、4位「おいしい朝食」、5位「スパや温泉」がランクインしました。
こうして見ると日本人は、「日本の日常と同じ環境」を求めているようですね。どこへ行っても「日本語」を求めるのは難しいかもしれません。外国へ行くのなら、簡単な挨拶程度の言語は覚えておくと旅が楽しくなると思いますよ。
あなたが旅先で絶対に必要なものは、5位の中に入っていましたか。筆者の場合ランク外ですが、水が良く出るシャワーと水洗トイレです。
異なる環境や文化に出会うために出かけるのが、旅の醍醐味。あまり、快適さにこだわり過ぎても、他国の文化は味わえないかもしれません。
[世界13カ国に聞いた「旅行に欠かせない要素」を発表|PR Times]
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