ピンクや赤の華やかな花よりも、ブルーの花を選ぶ時は心がホッとしたいから。青の優しさが、心を落ち着かせてくれます。清楚で涼やかなブルーの花。春から夏にかけて、どんな花があるでしょう。あなたの好きな花は何でしょうか。
ムスカリ
【花言葉】有益、有用
ふっくらした花がぶどうのように房を成していることから、「ブドウヒアシンス」とも呼ばれるそうです。
忘れな草
【花言葉】私を忘れないで
英語名では「forget-me-not」。この小さくて目立たない可憐な花に、誰がこの切ない名前をつけたのでしょう。
ネモフィラ
【花言葉】可憐、あなたを許す
日本で大人気のネモフィラ。英語では「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれているそうです。可愛いですね。
ブルーベル
【花言葉】謙虚、変わらぬ心
英国の寒くて暗い冬が終わり、春が来たと知らせる花。青のカーペットを敷いたような、ブルーベルの森。ブルーベルのカーペットは、妖精たちが織るという伝説もあるそうです。イギリスをはじめ、アイルランド、ベルギーなどヨーロッパで見られる花です。
ヤグルマ菊
【花言葉】繊細、優美、信頼
とうもろこし畑や麦畑に雑草として咲いていたので、「コーンフラワー(Cornflower)」と英名で呼ばれています。
デルフィニウム
【花言葉】清明、高貴
春から夏へ季節の移り変わりを知らせる花。清楚なのに、重なり合った花びらゆえ華やかに見えますね。ジューンブライドのブーケとして使われることも多いです。
紫陽花
【花言葉】辛抱強い愛情、あなたは美しいが冷淡だ
梅雨に濡れて花咲く、紫陽花。雨を耐え忍ぶ姿から来た「辛抱強い愛情」、青の色から来た「あなたは美しいが冷淡だ」という花言葉があります。女性なら「あなたは美しいが冷淡だ」と男性に言わせてみたい気もしますね(笑)。
つゆくさ
【花言葉】なつかしい関係、恋の心変わり
露草(ツユクサ)の名前は、朝露を受けて咲いた花が昼にはしぼんでしまうことに由来するとも言われます。朝露に濡れて、道端でひっそりと咲く小さな花を嫌う人はいないのではないでしょうか。花の色、小柄さが、いかにも日本らしい花でもあります。別名には青花(あおばな)、蛍草(ほたるぐさ)、月草(つきくさ)などがあり、いずれも風流な名前ですね。
心を癒してくれるブルーの花
心が落ち着かない時は、立ち止まって道端のブルーの花を眺める、花屋さんでブルーの花を選んでみましょうか。私たちの心を癒し、慰めてくれるはずです。
思えばブルーの花は、春から初夏が多いですね。涼しげな印象も、季節や私たちの気持ちに沿っているものと言えるでしょう。
[花言葉-由来]
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