コスタ・ブラバ海岸 (C)sweetsholic
太陽に照らされた海面が、宝石のようにきらめく地中海。そんな美しい地中海に面した、リゾート地として名高いスペイン北東部のコスタ・ブラバ海岸へ足を運んだときのことです。
海と砂浜が目前に広がるテラス席でお茶をすることになりました。カクテルやスパークリングワインを楽しむべきロケーションであるはずなのに、なぜかそのときに飲みたかったのは「水」。スペインの夏はとても暑いので、喉が渇いて仕方なかったのです。
そこで供されたのが「SOLAN DE CABRAS(ソラン・デ・カブラス)」という、美しい青のガラス瓶に入ったミネラルウォーターでした。
美しすぎる! スペイン産ミネラルウォーター
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花瓶のように美しいフォルムのソラン・デ・カブラス。2000年以上の歴史を誇るスペインの中硬水ミネラルウォーターで、スペインの名門サッカーチーム「レアル・マドリード」の公式飲料水でもあります。
初めて目にしたときの驚きといったら・・・! ガラス瓶に入ったミネラルウォーターは珍しくはないけれど、地中海を思わせる青い色合いの瓶というのは初めてです。その後、コスタ・ブラバ沿いにあるコンビニで、今度は1.5リットルの青いペットボトルを発見。こちらもソラン・デ・カブラスでした。
青のひみつ
それにしてもなぜ青いのか、気になりませんか? ソラン・デ・カブラスのホームページによると「日光や紫外線による風味の変化を避けるため」とのこと。ただ美しいだけではないんですね!
体に優しいミネラルウォーター
※写真はイメージです
さて、このミネラルウォーターの源泉はベテタという山脈に囲まれた小さな町。首都マドリードから車で2時間半の場所にあります。1787年には湧き水(ミネラルウォーター)の薬効成分が正式に認められ、中世の時代には王族が療養を目的に訪れるようになります。
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コスタ・ブラバでの運命的な出会いを果たした、ボトルキープ必須のソラン・デ・カブラス。我が家では、海岸で拾った小石や思い出の品を詰めてバスルームに飾っています。日本国内では伊勢丹新宿、紀伊国屋やカルディなどで取り扱いがあるみたいですよ。
[solandecabras.es]
[solandecabras.jp]
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