ミュージアムめぐりに運河クルーズ、屋外マーケットでの食べ歩きにナイトライフなど、1日中楽しめるスポットやアクティビティが盛りだくさんのアムステルダム。
今回は、そんなアムステルダムにある、遊び心溢れるフォトジェニックなホテルをご紹介します。
個性的で楽しすぎる「ボーテル」
クルーズ船の雰囲気が味わえると評判の「ボーテル(Botel)」。客船を模したホテルで、眺めのよいバーエリアにはビリヤード台やジュークボックスなども! こちらのホテルで宿泊してみたいのが、客船の屋上階に位置する「BOTEL」という、アルファベットの客室です。※アルファベットのお部屋はこちらのサイトから予約可能。
それぞれ異なるデザイナーが手掛けていることもあり、各部屋2階建てのお部屋はとても個性的です。
室内にハーフパイプ(!)やゲーム機を完備した「B」のお部屋に、日本人デザーナーによるミニマルで落ち着きのある「L」のお部屋もインパクトがありましたが、それ以上に驚いたのがこちら。
ポルノにインスパイアされた、3人で仲良く泊まれる「O」のお部屋。ソフトSMグッズはお持ち帰りできるそうです。
便器が3つって、どういうこと!?
続いて、シネマのお部屋「E」。バスタブに浸かりながら、あるいはベッドに寝転がりながら、巨大スクリーンで映画鑑賞が楽しめます。こちらは4人まで宿泊可能。
1階はリビングになっています。
ワインセラーを備えた重厚な「T」のお部屋。会議室に使われることもあるそうですが、宿泊は2人まで。
ソファの後ろには、ベッドが隠されていました。シックな見た目からは想像できない、さまざまな仕掛け探しが楽しいお部屋です。
アルファベットの客室にはいずれも、赤白ワイン1本ずつ、ビール、コーヒー、紅茶が無料で付くのもうれしいサービス。利用は2泊から可能です。
こちらのホテル、観光名所へのアクセスも便利。歩いて5分ほどの場所にあるフェリー乗り場からは、対岸の旧市街を結ぶ無料のフェリーが運航しています。
次は、ボートタイプの船上ホテルをご紹介します。
美しい船上ホテル「プリンセンボート」
アムステルダム中心部を流れる世界遺産の運河に浮かぶ、ボートタイプの船上ホテル「プリンセンボート(Prinsenboot)」。
船内にはダイニングルーム、シャワールーム、トイレ、ベッドルームを完備しているので、通常のホテルと同じように過ごせるんです!
宿泊施設のためクルーズはできないのですが、特別な体験ができるとあり、ボートタイプのホテルは大人気! 気になる方は、アムステルダムのほかの船上ホテルも要チェックです。船やクルーズが好きな恋人、あるいはご家族へのサプライズにいかがでしょう?
美術館のような「ホテル・ノット・ホテル」
足を踏み入れると、フォトジェニックなオブジェが一面に広がる「ホテル・ノット・ホテル(Hotel Note Hotel)」。このオブジェこそが、お部屋なのです。
図書館を思わせる本棚の裏が、なんとお部屋! ホテル内には全23室、そのうち10部屋は本棚に隠れた客室です。
使われなくなった古いトラムを改装したお部屋は、人気ナンバーワン。客室それぞれにテーマとストーリーがあるので、どの部屋を選ぶか迷ってしまいます。
こちらのホテルは、オランダ人の若手デザイナーを中心に、ロッテルダムにあるオランダでもっとも大きな屋内フードホール「マルクトハル」の内装を手掛けたデザイナーカップルらとコラボして、2014年の4月にオープンしました。
ホテル内のバーでは、朝はカフェスタイルの朝食が、夜はタイ人シェフによる本格的なタイ料理が味わえます。
アート作品が散りばめられた空間からは、さまざまなインスピレーションが得られそう! 場所は多くのレストランやショップが軒を連ねるキンケル通り近くのアムステルダム・ウェストです。
[取材協力] ブッキング・ドットコム
[All Photos by sweetsholic]
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