世界で食べた絶品お米料理8選!
日本以外の国でも、もちろん主食としてお米を食べている国はたくさんあります。8つの絶品お米料理を西回りの順番に見ていきます。
台湾|魯肉飯ルーローハン
大人気!ご存知台湾の定番肉かけご飯です。肉が細かいトロっとしたバージョンと、コロッとした大きさのものがあります。
台湾|排骨飯パイクーハン
豚の骨付き肉をつかったボリュームたっぷりの排骨飯。台湾の新幹線で食べられる「台鉄弁当」もおいしいんです。アヒルのゆで卵も台湾ならでは。
ラオス|カオニャオとラープ
タイ北部同様にラオスももち米文化。右手の指に一口分をとって丸めたら、鶏などのひき肉、ほぐした魚を辛く炒めたラープをのせて口に運びます。モッチリしているもち米なので、意外に簡単です。
スリランカ|ライス アンド カリー
スリランカで「ライス アンド カリー」と言えば、赤米のご飯に、野菜をカレー味で調理したサンボルなどに、肉や魚、野菜を煮込んだいわゆるカレーなどのおかずを一皿にもったものをいいます。いろいろ選んでバナナの葉に乗せてもらうのが楽しいんです。
中東|Kabsa カブサ
カブサはアラブの国で食べられているチキンパエリアのような料理。ヨルダンのアンマンの市場にある食堂では、大きなパエリアパンのようなものでどっさり作られていました。スパイスが効いていますが、チリ系が入っていないので辛くなく、いくらでも食べられそうでした。
ポルトガル|Arroz de Polvo Malandrinhoタコごはん
ポルトガルのタコごはんは、タコをニンニクや玉ねぎをクローブなどと一緒に煮て、その煮汁でご飯を炊いて、そこにタコを戻して混ぜます。日本人にもうれしい一品。
キューバ|Moros y Cristianos 黒豆ご飯
キューバで、必ずと言っていいほどご飯のお供として登場するのが黒豆の煮物。トマトやパプリカなどを使ったソフリトというソースを最初に作ってから、黒豆とベーコンを煮込んだものです。
日本|おにぎり
そしてやっぱり、おにぎり。海外旅行から帰ってこれを食べると、日本に帰ってきたなぁって思いますよね。
ライスレディ直伝!おいしいご飯を炊く方法。
パナソニックには35年の歴史を誇る「ライスレディ」というチームがあります。彼女たちは炊飯のスペシャリスト。そのライスレディに「おいしいお米の炊き方」を教えてもらいました。
おいしいごはんの炊き方の3要素は「お米」、「火加減」、そして「水」です。
まずはお米を選んで、その炊き方に水が大事なんです。
好みの銘柄を選びます。
精米日ができるだけ新しいものを選びます。
【研ぎ方】
正確に計量して、最初の水はすぐ捨てます。
水のない状態で軽くかき混ぜ、水を入れて捨てる作業を2,3回繰り返します(今は精米技術が高いので、昔のようにぐいぐいと力を入れて研がなくても大丈夫)。
【軟水がおすすめ】
ミネラル豊富でも、高度の高いミネラルウォーターは向きません。
水道水や浄水器を通した水がおすすめです。
アルカリイオン水はべたつきや変色の原因になります。
と、ここまでちゃんとできればあとは炊飯器任せでOKです。
お米はだんだん乾燥して味が落ちる
そしてライスレディは「お米は生鮮食品」だといいます。精米してすぐに劣化が始まるそうです。今回は、
② 精米したての米を炊飯
③ 乾燥米をパナソニックの「鮮度センシング」機能がある炊飯器で炊く
という3つのご飯を食べ比べ。比べてみれば確かに、①は甘みが少なく残念。②と③はもっちりとして甘みがあります。①と③は同じお米なのに、③はおいしさが復活しているんです。
でも、この機能がなくても、おいしくご飯を炊く方法はあるそうです。
100均で買ってくれば大丈夫そうです。ジプロックでももちろんOK。
2. 2週間以内に食べきれる分だけ購入
今は小さなサイズのパッケージも販売されているので出来そうです。
3. 玄米で購入して自宅で精米
これはちょっとハードルが高いですね。
1と2とちゃんとできれば、簡単にクリアできそうです。
「Wおどり炊き」で「鮮度センシング」が最新!
今回、乾燥米の炊飯に使ったのは、パナソニックから2018年6月1日に発売された新しい炊飯器。日本人が大好きなお米を、日本人が大好きなおいしいご飯に炊きあげてくれます。米の生産者ともいっしょに開発するというライスレディのみなさんの苦労のたまものです。次の炊飯器の候補にどうでしょう。
[All photos by Atsushi Ishiguro]