(c)Shio Narumi
マレーシアのペナン島と言えば、ひと昔前、テレビ番組の懸賞旅行だったイメージがありませんか?行ってみると、なかなかいい味を出した島でした。「東洋の真珠」と言えば、デヴィ夫人のかつてのニックネームですが、こちらは今もそう呼ばれていますよ。
トロピカル・スパイス・ガーデン
まずは、ペナン島の中でも人気の観光スポット「トロピカル・スパイス・ガーデン」にやってきました。500種類以上のスパイスやハーブがあるそうです。
ガイドによるツアーの所要時間は1時間30分程。コースの随所で説明が入ります。
こちらはカルダモンです。爽やかで甘く刺激的で、スパイスの中ではお高め。花や実のなっていない時期ですが、こんなに小ぶりで地味なルックスだったとは!
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こちらが人気の理由は、きれいなジャングルの中、散策ができるところ。キャッチコピーは「アジアの隠れたエデン」だそうです。マレーシア料理教室もあります。
Visiting Hours
Open 9 am to 6 pm daily.
Last admission at 5.15 pm.
Lot 595 Mukim 2, Jalan
Teluk Bahang, Teluk
Bahang,11050 George
Town, PulauPinang
04 – 881 1797
https://tropicalspicegarden.com/
トロピカル・フルーツ・ファーム
「トロピカル・フルーツ・ファーム」はスパイス園と似たような観光スポットですが、どちらも捨てがたく。こちらの30分ほどのツアーにも参加しました。
なんと250種類以上のトロピカルフルーツ、サブトロピカル(亜熱帯)フルーツが栽培されています。
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トロピカルフルーツが木になっているのを見るのは滅多にないチャンス。さすが熱帯雨林気候なだけあります。
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最後はフルーツがビュッフェ形式でいただけます。旨味がうすいものがあったり、そんなに冷えていなかったりしましたが、できるだけオーガニックを心がけているということがうれしいポイントでした。
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Open daily from 9am to 5pm
Batu 18, Jalan Teluk Bahang, 11050 Penang
012-497 1931
http://www.tropicalfruits.com.my/location.aspx
蛇寺
東南アジア最大級の極楽寺もありましたが、筆者の関心は蛇寺にありました。秋篠宮殿下も訪問したとか。
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ヒーリングパワーが高い中国儒教の高僧のために建てられたというこのお寺に、いつしか蛇が住み着くようになったそうです。蛇は今では守護神というポジションを得ています。
蛇と一緒の記念撮影は有料です。
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蛇だけにお供え物が大量の卵!これをみたときが一番盛り上がりました。
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蛇様の定位置はこちらです。
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Opening Hours: 06:00 – 19:00
Tel: +604 643 7273
Price Range: For Temple: FREE
Jalan Sultan Azlan Shah, Bayan Lepas Industrial Park, 11900 Bayan Lepas, Pulau Pinang,
http://www.penang.ws/penang-attractions/penang-snake-temple.htm
イースタン・オリエンタル・ホテル
「イースタン・オリエンタル・ホテル」は、コロニアル様式の五つ星ホテルということで、エレガントな雰囲気です。
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東南アジアのクラシカルなヨーロピアンホテルは、贅沢なリゾート感があって魅力的ですよね。
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人気のイングリッシュ・アフタヌーンティーです。
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お味はというと特筆すべきものはありませんが(某ロンドンの名店も同様ですが)、雰囲気を味わうという意味でおすすめです。
10, Lebuh Farquhar
10200 Penang
Tel: +(6) 04 222 2000
http://www.eohotels.com/main.php
ビールとシーフード
いかにも東南アジアのシーフードレストランといった風情のお店で夕食です。海に囲まれた島なので、食べたいのは魚介。
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たくさん頼めないのが一人旅の残念なところですが。蟹のディープフライと、貝料理をオーダー。なかなかの味付けでした。基本的に、アジア系のごはんはどこも美味しかったです。
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ペナン島で味わったテイストは、トロピカル、B級、ヨーロピアン、中国、イスラム。このなんでもありな感じが、一人の思索の時間を奥深いものにしてくれました。
参考
[地球の歩き方]
[All Photos by Shio Narumi]