東京方面からインドネシアへ行く際は、羽田―ジャカルタ(インドネシアの首都)や成田―デンパサール(バリ島)がありますが、その飛行時間は約7時間。長い時間飛行機の中で過ごすのであれば、その時間をいかに快適に過ごせるか、というのは航空券選びの大きなポイントですよね。
そんな時におすすめしたいのが「ガルーダ・インドネシア航空」。なんと英国スカイトラックス社から4年連続で5スター認定を受けた、インドネシアのフルサービスの航空会社なのです。LCCとは全く違うきめ細やかなサービスを機内ルポ。インドネシアに行く際は、他の航空会社を使えなくなってしまうかもしれませんよ。
インドネシアのフローレス島への飛行ルート
今回筆者は、インドネシアのバリ島から東へ500kmのところにある「コモド諸島」へコモドドラゴンに会いに行って来ました。世界最強の爬虫類と言われるその風貌は、まるで恐竜そのもの。コモド諸島でしか会えない生物とあって、人生で一度見てみたかったのです。その際、日本から、コモド諸島の玄関口である「フローレス島」までガルーダ・インドネシア航空を利用しました。
コモドドラゴン
日本からフローレス島へは、ジャカルタ経由またはデンパサール経由で行けます。行きの渡航を羽田→ジャカルタ→デンパサール(バリ島)→フローレス島の2回乗り継ぎで向かいました。羽田からジャカルタへは飛行7時間、ジャカルタからデンパサール(バリ島)までは2時間、デンパサールからフローレス島へは1時間半のフライトです。フローレス島はインドネシアが力を入れている観光地の1つで、空港も今どんどんと整備が進められています。
ジャカルタへのフライトは7時間!快適に過ごせる5スターのサービス
(C)ガルーダ・インドネシア航空
羽田からジャカルタへの便は毎日運航。午前11:45発、午後5:15着のフライトです。搭乗した機体はA330。ビジネスクラスとエコノミークラスで構成された機体でした。上品なスカイブルーとブラウンの色合いが素敵な配色のシート。エコノミー席の配置は、2-4-2。ゆったりと寛いで座ることができます。
席に着くと、すでに用意されていたのは枕とブランケット。長時間のフライトの場合、腰が痛くなるのでこの2つはかなり重要!これが用意されているだけで手荷物が減るので嬉しいですよね。
シートのパネル画面は最新のタッチパネル式。映画や音楽、ゲームまで様々に楽しむことが可能です。言語は英語またはインドネシア語に対応していました。
またこのタッチパネルからサービス系メニューを確認することもできます。機内食のメニューなどをパネルでチェック。
ちなみに、インターネットを利用したいという方に嬉しいサービスが。機内ではWifi接続ができるのでネット接続が可能です。時間とデータ通信量で料金設定がされており、15分(8MBまで)は無料で利用できます。充電がきれても各座席にコンセントとUSBソケットがあるので、充電も問題ありません。
(※Wifiの料金設定は機体により異なります)
(C)ガルーダ・インドネシア航空
ちなみに機内で配られるアメニティはブランケット以外にもあります。離陸後、まず配られるのがお水。乾燥する機内ではのどが渇くので重宝します。
その次に配られたのは、バティック柄の可愛いポーチ。中には、アイマスク・耳栓・靴下が!エコノミーでもアメニティが配られるなんて、サービスが本当に充実していますよね。長時間シートに座っていると足がむくむので、靴を脱いで靴下を履けば足を楽にすることができます。また、少し機内が寒いと感じた時の防寒グッズとしても役立ちますね。柔らかい素材の、とても履き心地の良い靴下です。
機内で提供されたフードは、軽食と昼食。軽食はドリンクとインドネシアスナック。お酒のおつまみに合う美味しいスナックなので、ビール好きはついついお酒が進んでしまうかも。
昼食は日本食メニューでした。魚・お蕎麦・ひじき・人形焼の純和食メニュー。どれも日本人の舌に合う味で美味しかったです。
ちなみにテーブルは2段階で開くタイプ。用途に応じて大きさを変えられるので、動きやすくとても便利でした。こういう細やかな部分がフライト中の快適さをより一層高めてくれます。
嬉しい無料受託手荷物、個数制限なし!
(C)ガルーダ・インドネシア航空
ガルーダ・インドネシア航空の高いサービスポイントは、機内で提供されるサービスだけではありません。フライト前後にも嬉しいポイントがたくさん隠されています。
例えば、無料受託手荷物。なんとエコノミークラスは46kg、ビジネス・ファーストクラスは64kgまで、個数制限無しで預けることができるのです!さらに通常の受託手荷物とは別に、一人1セット23kgまでスポーツ用品を預かって貰えるサービスも。ゴルフやサーフィンが趣味の方は、自身の道具を持ち込むことができます。インドネシアでのアクティビティも思う存分楽しめそうですよね。
ビジネスクラス以上の方へはさらなる手厚いサービスが!
(C)ガルーダ・インドネシア航空
ガルーダ・インドネシア航空では、ビジネスクラス以上の方に専任シェフが機内で腕をふるう「シェフ・オンボード」を採用。一流レストランの味を機内で楽しめるなんて・・・フライトの時間が豪華になりますよね。
また、ビジネスクラス以上の特典は他にも。ほとんどの空港でプレミアムチェックイン・優先出国審査のサービスを受けることができるので、カウンターの列に並ばず専用カウンターで迅速に手続きできます。無駄な時間無くスムーズに出国手続きができるので、余った時間をラウンジでゆったりと過ごすことが可能です。
デンパサールからフローレス島への渡航
ちなみにデンパサールからフローレス島へ渡る飛行機はプロペラ機でした。小さめの飛行機で飛ぶフライトはアドベンチャー感覚で、コモドドラゴンの島へ冒険に行く気持ちになれますよ。
1時間半のフライトですが、機内で軽食も出ます。どんなに小さな機体でも短いフライトでも、サービスがしっかりしているのはガルーダ・インドネシア航空が評価され続けているポイントですね。
インドネシア渡航はガルーダ・インドネシア航空で快適なフライトを
イギリスのスカイトラックス社より、335社100ヶ国以上の航空会社の中から選ばれ、4年連続で5スターを受賞し続けている「ガルーダ・インドネシア航空」。その細やかなサービスを、ぜひ実際体験しながら素敵なフライトを楽しんでくださいね。
[ガルーダ・インドネシア航空]
[Photos by SHIORI]