トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【沖縄編】

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Oct 28th, 2018

旅の達人、プロのトラベルライター22人に「47都道府県のおすすめ観光地」アンケートを実施。各県それぞれ、行ってよかったスポットTOP5を選んでもらいました。TABIZINE5周年企画として、1県ずつランキングで発表していきます!今回は、47都道府県のアンカー、沖縄編です!

日本の都道府県にはさまざまな見どころがあります。全国各地、繰り返し行くチャンスは少ないと考えると、できれば必見のエリアを効率よく周りたいはず。

そこで今回はTABIZINE5周年を記念して、TABIZINEで執筆する旅慣れたライターたち22人に、各都道府県の主要観光地一覧を提示し、その中からTOP5を選んでもらいました。その結果を独自のシステムで採点し、集計して独自ランキングを作成してみましたので、ぜひともチェックしてみてください。今回は沖縄編です。

 

第5位・・・(西表島)仲間川のマングローブ(15ポイント)

最初は八重山諸島の人気観光地、仲間川のマングローブがランクインしていました。
 

「茶褐色の砂地にマングローブが群生し、「おおぅ、ジャングルに来たな!」という感じになります」(わたなべたい)

「日本ではないみたいです。アマゾンにでも来てしまったかのような気分になります」(鳴海汐)

「カヤックでマングローブの林に入るツアーがお気軽ワイルドで楽しめます」(石黒アツシ)

 
など、仲間川のマングローブをカヤックで巡るアクティビティに多くの票が集まっています。同地はコメントにもあるように、本当にアマゾンにもで来たかのような気分にさせてくれますよね。西表島に訪れたら必ずプログラムに入れたいアクティビティと言えそうですね。

 

第4位・・・第一牧志公設市場(17.1ポイント)

那覇にある公設市場がランクインしました。
 

「毒々しい色をした南国の魚、豚の足・耳・顔など、現地の生活を垣間見れる活気あふれるうちなーな台所です」(わたなべたい)

「昭和レトロを感じるディープなスポットは、昼からお酒を酌み交わす地元民も多し。沖縄の良い感じのゆるさがたまりません」(金子愛)

「沖縄に着いたらまずここで、沖縄そばで腹ごしらえ!」(石黒アツシ)

「見たことのない食材が並んでいたり、華やかな雰囲気が楽しい」(Yui lmai)

 
など、同地を推す声はたくさん。コメントにもあるように、確かに豚の顔などが普通に売られている点に県外者は驚いてしまいますよ。ディープな沖縄を楽しみたい人は、マストの観光地ですね。

 

同率第2位・・・波照間島、ならびに久高島および斎場御嶽(21.3ポイント)

第2位は同率で2つの観光地がランクインしました。最初は日本最南端の波照間島で、次は沖縄本島南部にある聖地と神の島になります。

波照間島に関しては特に高那岬、ニシ浜を評価する声がありました。
 

「(高那岬は)日本最南端というより地の果てに来てしまったようなゾクゾクする恐怖感があります」(鳴海汐)

「(ニシ浜は)これほどまでに美しいビーチを見たことがありませんでした。波照間ブルーと呼ばれる海の色は、クリームソーダのようで、白い浜とのコントラストが素晴らしいです。見た瞬間、感動して涙が出そうになりました。何時間でも居られるビーチです。シュノーケリングをしたり、泳ぐこともできます」(あやみ)

 

沖縄県民にとっての聖地であり神の島である久高島と斎場御嶽に関しては、
 

「何もないのんびり感と、神の島という特別感が同居するどこにもない魅力があります。(斎場御嶽は)神聖な雰囲気はもちろんのこと、岩の形状に特別感があります。また山道の植物が関東のものと違って観葉植物のようでオシャレです」(鳴海汐)

「ここに来ると、なんとなく何かの力を感じるような気がします。遠く神の島久高島を見ながら」(石黒アツシ)

 
などのコメントがありました。確かにコメントにもあるように、斎場御嶽は何かの力を感じてしまうスピリチャルなスポットですね。

 

第1位に行く前に・・・番外編

沖縄編でも番外編を紹介します。番外編とは、他に誰も票を入れていない中で、誰か1人でもライターが最高評価を与えていた場所があれば、紹介するコーナーになります。沖縄編では3カ所。最初は宮古島にある池間大橋が挙げられていました。
 

「宮古島全体に言えますが透明度はピカイチ!特に池間大橋からの眺めは、「橋」という人工物が加わることで、コバルトブルーの海、白砂のビーチ、緑の亜熱帯植物という自然が際立ち、そのコントラストがひときわ美しいです!」(わたなべたい)

 
宮古島を取り挙げたガイドブックには必ず出てくる人気スポットですね。宮古島に訪れたら、確実に訪れておきたいです。

一方で沖縄本島の美浜タウンリゾートアメリカンビレッジを挙げる声もあります。
 

「70年代のハリウッド映画『アメリカングラフティ』さながらの町並み『アメリカンビレッジ』。近隣エリアも含め、海沿いはカフェやレストランの激戦区です。沖縄屈指のおしゃれリゾートタウンは、居るだけで幸せな気分になれます」(金子愛)

 
他には青の洞窟で有名な真栄田岬を挙げる声もありました。
 

「シュノーケル満喫しました~!沖縄本島のリゾートビーチはシュノーケル不可のところも結構あるのでご注意」(山口彩)

 
どこも人気の観光地。2度目、3度目の沖縄旅行ではぜひともプログラムに入れてみてくださいね。

 

第1位・・・沖縄美ら海水族館(22.8ポイント)

第1位は超定番の沖縄美ら海水族館がランクインしました。
 

「巨大水槽を泳ぐジンベイザメの姿は海の動物の凄さを感じられる驚きの光景!その大きさを体感してほしいです」(SHIORI)

「巨大水槽が素晴らしい水族館。その迫力と美しさに魅了されて何時間でも見ていられます」(Yoko Nixon)

「ぬいぐるみ類に一切興味のない私が思わずジンベイザメのヌイ(ぬいぐるみ)を買ってしまったことから、そのスゴさを感じていただけたらと思う」(山口彩)

「定番ですが、はじめてジンベイザメを見たときは大きさや悠々と泳ぐ姿に見入ってしまいました」(Yui lmai)

 
などとコメントが集まるように、ジンベイザメの迫力に魅せられたライターが続出している様子。確かにジンベイザメは巨大で優雅で愛くるしさもあり、見ていて飽きませんよね。沖縄を、むしろ日本を代表する水族館ですから、必見の観光スポットですね。

 

以上、沖縄県の観光地ランキングを紹介しましたが、いかがでしたか? 他には首里城、国際通り、万座毛、識名園、伊江島、与那国島、竹富島、石垣島、残波岬、座間味島、慶良間諸島、久米島、ひめゆりの塔など、さまざまなスポットが挙げられていました。忙しく短い人の一生では周り切れないほど見どころがいっぱいの沖縄ですが、限られたチャンスの中で上述したスポットはぜひとも出かけてみてくださいね。

[All Photos by shutterstock.com]

【調査概要】
●調査内容:47都道府県のおすすめ観光地
●調査実施期間: 2018年7月18日~2018年7月31日
●調査人数:22名(男性:4名 女性:18名)
●調査対象:TABIZINEにて記事を執筆するトラベルライター
PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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