灯台のある風景を見ると、思わずシャッターをきってしまう。海を望む大地にポツンとたたずむその姿は素直に凛々しく美しく、大海原を旅する船に希望の光と安心感を与えてくれます。
世界のさまざまな灯台とともに、その絶景をご紹介したいと思います。
灯台の色や柄はさまざま
デンマーク西部の灯台。灯台は白一色が基本ですが、より目立つようにしま模様が使われることもあります。
オランダ、ウェストカペッレの灯台は、白と朱色のボーダー。
同じしま模様でも、こちらは白とネイビー。アメリカ・ノースカロライナ州のケープハッテラス灯台です。
ななめストライプもあります。フロリダ州の聖アウグスティヌス灯台です。
ノースカロライナ州のルックアウト岬には、ダイヤ柄の灯台も。
アイスランドには、こんなカラフルな可愛い灯台もあります。
立地が目をひく灯台
アメリカ・メイン州のケープ・ネディック灯台。灯台守の家と灯台が岩山にたたずむ詩的な風景は、絵はがきとしても人気だそう。
ニュージーランドの代表的な絶景のひとつ、ケープ・レインガ灯台。この岬はマオリの人々にとって重要な意味があるそうで、魂の旅立つ地といわれています。
フランス、コートダジュールのリゾート地として世界的も有名なサントロペの灯台。フランスの芸術家たちにも愛されるこの地の顔にふさわしい、海に映える美しい灯台です。
ときに人の命を救う光ともなる灯台。詩歌や俳句に詠まれることも多く、それだけ人の心に残る存在だということでしょう。
ちなみに、11月1日は日本の灯台記念日。灯台に無料で登れたり、観光イベントなどが開催されたりする地域もあるようですよ。
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