訪れるなら夕暮れ時!風車があるオランダ・キンデルダイクはこんなにも美しい

Posted by: AYA

掲載日: Jan 27th, 2019

オランダと言えば「風車」。その中でも特に有名な風車がキンデルダイクという町にある風車です。ツアーで訪れたり、写真で見たりするのは昼間が多いと思いますが、実は夕暮れ時は更にノスタルジックな雰囲気の漂う景色が見られるのです。

夕日キンデルダイクtop

オランダと言えば「風車」。オランダで風車が見られる場所はたくさんあるのですが、その中でも特に有名な風車がキンデルダイクという町にある風車です。ツアーで訪れたり、写真で見たりするのは昼間が多いと思いますが、実は夕暮れ時は更にノスタルジックな雰囲気の漂う景色が見られるのです。

風車の国、オランダ

オランダのあちらこちらで見かける風車。風車自体は古代に発明されたものですが、平地の国オランダでは風が常に吹いているということもあり、様々な製造業を支える存在としてオランダ各地に建てられました。また、製造業だけでなく、湖から水を汲み上げたり、干拓地を乾いた状態に保ったりするためにも風車が使用されていたのです。

オランダのあちこちに点在する風車にはそれぞれ特徴があります。

南ホラント州・スキーダム(Schiedam)にあるジンの製造に大きな役割を果たした世界最大の風車。17世紀に600基以上の風車が建てられ、世界初の工業地帯として発展した北ホラント州・ザーンセ・スカンス(Zaanse Schanse)の風車。
そして、干拓地の排水用に建造された、ユネスコの世界遺産にも登録されている南ホラント州・キンデルダイク(Kinderdijk)の風車などが有名です。

それぞれ特徴の違う風車なので、目的に合わせて風車巡りをするのもいいですね。

美しいオランダの光景が広がるキンデルダイク(Kinderdijk)

オランダらしい風車の立ち並ぶ美しい景観を観たい人にオススメしたいのが、キンデルダイク(Kinderdijk)。
川を挟んで、風車が対面に2列に並んでいて、壮観な景色が広がっています。

ロッテルダムから約25kmというアクセスしやすい場所にあり、またアムステルダムからも電車とバスを乗り継いで、日帰り旅行も可能です。

バスで住宅街を抜けてしばらく行ったところに風車はあるので、商業施設など賑やかな場所ではありませんが、風車の入り口には博物館もあり、風車と共にくらしていた人々のことを知ることができます。

ユネスコ世界遺産に認定されたのも頷ける!夕暮れ時のキンデルダイク=エルスハウトの風車網

キンデルダイク全体

アムステルダムから2時間かけて訪れたキンデルダイクの風車。
博物館横の入り口から川沿いに歩いていくと、大きな風車が見えてきます。

筆者が到着したのは午後4時頃。

ちょっと遅すぎたかなと思ったのですが、
天気も良く、日が沈み始めて空がオレンジ色に染まっていきます。

夕日水辺の風車

よく写真で見る風車は昼間が多いのですが、夕日に照らされてオレンジ色の空に浮かび上がる風車は言葉にならないほど素敵な景観でした。

遠くから全体を眺めるのも良いですが、近づいて景色を楽しむのもオススメです。

夕日風車アップ

定番の観光地キンデルダイク。訪れる時間帯を変えるだけで、こんなにも素敵な景色があなたを待っています。

 

キンデルダイク(Kinderdijk)
公式webサイト: https://www.kinderdijk.com/
住所: Nederwaard 1, 2961 AS Kinderdijk, Netherlands
電話番号:+31 78 691 2830
営業時間:10:00~16:00
アクセス
アムステルダムからはユトレヒトへ行き、バスに乗り換える方法や一度ロッテルダムまで行ってからバスに乗る方法などがあります。
また、水上バスを使って行く方法など、自力で行く手段も様々です。
目的、時間に応じて選んでくださいね。

[All Photos by AYA & shutterstock.com]
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PROFILE

AYA

aya ライター

海、山、岩と、とにかく自然と遊ぶのが大好きで、常にワクワクすることを探し世界を旅するバックパッカー。世界一周、フランスでのワーキングホリデーを経験し、渡航国は33カ国。砂漠に、火山に、野生動物との出会い・・・旅したからこそ出会えた人、見えたもの、知れたことなど発信していきます!

海、山、岩と、とにかく自然と遊ぶのが大好きで、常にワクワクすることを探し世界を旅するバックパッカー。世界一周、フランスでのワーキングホリデーを経験し、渡航国は33カ国。砂漠に、火山に、野生動物との出会い・・・旅したからこそ出会えた人、見えたもの、知れたことなど発信していきます!

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