【体験談】送料無料でイギリス用SIMカードを日本に送ってもらってみた

Posted by: 鳴海汐

掲載日: Feb 3rd, 2019

海外でスマホを使いたいとき、現地のSIMに差替える方法を選ぶ人も多いと思います。それを日本にいるうちに手に入れられたら安心ですし、とっても楽だと思いませんか?Amazonで買えるSIMもありますが、今回は、イギリスから直送されるSIMを使ってみました。体験談をご紹介します。

海外でスマホを使いたいとき、現地のSIMカードに差替える方法を選ぶ人も多いと思います。それを日本にいるうちに手に入れられたら安心ですし、とっても楽だと思いませんか?Amazonで買えるSIMカードもありますが、今回は、イギリスから直送されるSIMカードを使ってみました。体験談をご紹介します。

格安SIMのgiffgaffとは

今回イギリスから送料無料で送ってもらったSIMカードは、イギリスのO2という大手携帯電話会社の回線を使った格安のものです。

イギリス国内だけではなく、EUでも追加料金なしに使えるということで、ヨーロッパ周遊にも便利です。ただ、基本はイギリス用という設定のようで、最初にイギリスで使用すれば問題ないのですが、違う国で使い始めると、14日以内にイギリス在住の証明を出すようにという連絡が来るようです。

こちらのSIMカードは、期間限定の使い切りタイプではありません。ネットで使用状況をみて、足りなさそうであれば課金をする、継続するなら来月のプランを変える、解約するなどの手続きが必要になります。手続きはオンラインで操作できるのが便利。店舗に行く必要がないので、旅行中も楽ですね。

送料無料のSIMカード

それでは、どのような手順でSIMカードを手に入れて、使えるようにするのでしょうか。

申込ページから、英語で住所などを入力すると、厚紙の封筒に入ったSIMカードが送られてきます。神奈川に住む筆者の場合は、日曜の夜に申し込んで金曜の昼に配達されていました。

届いたSIMカードは、まっさらの状態。オンラインでそのSIMカードの番号を入力し、サイズに応じたデータパックを買うとSIMカードに息が吹き込まれるといったイメージです。

料金はというと、最安が£5でした。1か月有効の500MBのデータ、150分の通話、500のテキストメッセージが含まれています。£10だと、3GBで音声電話無制限、メッセージ無制限といった具合でした。

テザリングができるので、PCと接続して使うのもありでしょう。

国際電話にも使える

友人知人との会話はLINE通話などで事足りますが、日本の企業に電話するときなどは、やはり国際電話をかける必要があります。

giffgaffでは、別口で課金すると国際電話もかけられます。

筆者の場合は、50秒ほど話して、£0.21ほどでした。かけ方は、国番号(日本は+81)をつけて、市外局番の0を除いた番号を入力するだけ。使用前に現在の課金状況が表示されますし、終わった後も残高が表示されます。

メリット

店舗でないと、何か困ったことがあったときに不安を感じるかもしれませんが、カスタマーセンターのメールベースのやり取りが迅速です。

筆者は、操作を間違えていたようで、気づいたらパケットパックみたいなものと、その他課金と支払っていたことに気づきました。カスタマーセンターにフォームで問い合わせたら、すぐに返信がきて、その日のうちに何往復かのメッセージのやり取りが行われて返金されました。

デメリット

格安のせいか、観光スポットでネットが非常にスローになるときがありました。他の友人に訊いたところ、まわりのgiffgaffユーザーは、混雑しているところでつながりにくいという経験をしているそうです。

ある友人はEEという格安でない携帯電話会社のSIMカードを利用していて、そういうトラブルは経験していないということでした。

日本人の個人サイトに使い方の紹介あり

なお、「giffgaff 使い方」などで検索すると、個人のホームページがいくつもヒットします。そこで詳しいセットアップの仕方が紹介されていますので、英語のページに不安があっても、だいぶ解消されるかと思います。

またそれらのページに貼られているリンク経由で申し込むと、紹介サービスで申込者には£5サービス、紹介側には£15入ってくるという仕組みになっているようです。それに抵抗がない場合は利用してみてもいいかもしれません。

参考
[giffgaff.com]
[All Photos by shutterstock.com]
※画像はすべてイメージです

『【体験談】海外でスマホを使うための、SIMロック解除の注意点』『【保存版】海外旅行前の要チェック項目!30日前から当日まで。これで大丈夫!』も合わせてどうぞ。

PROFILE

鳴海汐

Shio Narumi ライター

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

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