今「フードトラック」が熱い!新しい旅グルメの形

Posted by: ひらいみか

掲載日: Nov 20th, 2013

つまみ食いが楽しい!旅グルメの新しい形「フードトラック」
[miker / Shutterstock.com]

カラフルな佇まい、美味しそうな匂い…窓からスタッフさんがひょっこり顔を出している、あの車。それが新しい旅グルメの形「フードトラック」です。日本でも至る所で見かけることができますが、アメリカでも長らくブームとなっています。

つまみ食いが楽しい!旅グルメの新しい形「フードトラック」
[Jeff Whyte / Shutterstock.com]

多国籍なグルメが集うイベントも

特に西海岸では様々なエリアでフードトラックのイベントが催されているほど。パーキングスペースなどの広い敷地にフードトラックがズラリと並び、サンドイッチや揚げ物といったファストフードからスイーツまで世界各国のグルメを提供しています。ラインナップは幅広く、人気店ともなると1〜2時間待つなんてことも多々あります。

つまみ食いが楽しい!旅グルメの新しい形「フードトラック」
[Joe Seer / Shutterstock.com]

ブームの背景にある飲食店事情

急増中のフードトラックですが、ブームの背景にはいくつか理由がありそうです。まず一つ目はスタートアップとしての起動力によるもの。店舗を構え、設備を整え、多くの従業員を雇わなければならないレストランビジネスは初期投資に莫大な費用がかかります。その点フードトラックはその半分、もしくは1/3の投資で開業が可能と言われており、移動しながらビジネスを展開できるためロケーション戦略が練りやすいというメリットもあります。

二つ目はソーシャルメディアを活用した情報の拡散力によるもの。一昔前は「どこで出会えるか分からない」フードトラックでしたが、ソーシャルメディアの発達により、オーナーはTwitterやLINEなどでタイムリーに現在地を知らせることができます。広告料を支払うことなく集客を促すことができ、一方カスタマーにとってはアクションする判断材料があるため、行動計画が立てやすくなるというわけです。

難しいことはさておき、旅する人々にとっても手軽に楽しめるグルメは魅力的なもの。旅先での情報収集に「フードトラック」も入れてみると、面白いご当地グルメに出会えるかもしれません。

PROFILE

ひらいみか

Mika Hirai ライター

ツアーディレクター、旅行情報誌の編集者を経て2011年に渡米。現地タウン誌の編集者として働いた後フリーランスに。仕事・プライベートで訪れた観光地は数知れず。現在はサンフランシスコ郊外在住。

ツアーディレクター、旅行情報誌の編集者を経て2011年に渡米。現地タウン誌の編集者として働いた後フリーランスに。仕事・プライベートで訪れた観光地は数知れず。現在はサンフランシスコ郊外在住。

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