【北海道からの招待状 第2回】日本茶カフェとゲストハウス ニセコ|たったひとつを叶える旅<57>

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Jun 19th, 2019

旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。今回のたったひとつは、自然体のカナダ人と日本人のカップルが営む、ニセコにある日本茶カフェ「グリーン茶草」。 人気の自家製抹茶アイスの抹茶パフェが絶品です。1日ひと組限定のゲストハウスも併設されています。

グリーン茶草 オーナー

旅の目的は「たったひとつ」で良い

旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。

私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。

珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。

北海道が私たちを招いている

国内旅行で、最も満足度が高かった旅行先第1位に登場する「北海道」。日本人のみならず、海外旅行客にも大変人気があります。

大自然が私たちを寛がせ、
地元の美味が私たちを喜ばせ、
豊かな温泉が私たちを蘇らせます。

だから私たちは北海道が好き。
大好きな北海道から、あなた宛に招待状が届いています。
どんなお招きか、招待状を開けてみましょう。

ニセコにある日本茶カフェ「グリーン茶草」

日本茶カフェ グリーン茶草

インバウンド(訪日外国人旅行)の成功例、外国人スキーヤーに人気の北海道のニセコ。パウダースノーのニセコスキー場には、海外からのスキーヤー、スノーボーダーが集まり、町中はほぼ英語表記の国際リゾート地。町を歩いている8割以上が、外国人と言われます。外国人向けに開発が進んで、ヨーロッパ風街並みの日本離れした雰囲気になりました。

ニセコの白樺林の中にある、日本茶カフェ「グリーン茶草」。小さなお店ですが、店主自ら静岡の茶畑まで足を運んで仕入れる緑茶、八女(やめ)産手摘み茶葉の抹茶など、厳選したお茶が揃います。

日本茶カフェのオーナーは、カナダ出身

グリーン茶草 オーナー

日本茶カフェを営むのは、カナダ出身の渡辺ステファニーさん。趣味のスノーボードのために毎週のようにご主人とニセコに通ううちに、移住を決意。同時に、日本茶カフェを開くことも決めたそうです。

店をオープンした理由は「若い人でも、外国の人でも、気軽に和の情緒に触れられる店を作りたい」。ステファニーさんは、知人からお茶会に誘われ、茶室で静謐(せいひつ)な時間を過ごした体験を機に、日本茶の世界に傾倒。日本茶アドバイザーの資格も持っています。

自家製抹茶アイスの抹茶パフェ

グリーン茶草 抹茶パフェ

茶葉を使用したスイーツも人気。カスタードに濃厚な抹茶を加えて作る自家製抹茶アイスは絶品です。

カフェの上階はゲストハウス

グリーン茶草 ゲストハウス

白樺に囲まれた日本茶カフェの2階は、キッチンも完備するゲストハウス。最大5名まで利用が可能。ロフトのベッドルームや畳スペースが落ち着けます。家族と来ても、友人と訪れても良さそうですね。

1日ひと組限定

グリーン茶草 ゲストハウス

ゲストハウスは、1日ひと組限定なので、プライバシーを邪魔されることもありません。前庭には宿泊客用のBBQスペースや手作りの露天風呂があり、自然の中で心が解けていきそうです。

今回のたったひとつは、自然体のカナダ人と日本人のカップルが営む「グリーン茶草」。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。

■もっと知りたくなったら
ONESTORY(ワンストーリー)
夏はリラックス、冬はアクティブ。季節とともに自分らしく生きる、ニセコのライフサイクル。[グリーン茶草/北海道・虻田(あぶた)郡]

グリーン茶草
住所 : 北海道虻田(あぶた)郡倶知安(くっちゃん)町字樺山59-35 
電話 : 0136-55-5934
Website: http://greensaso.com

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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