ロンドンの人気激安ステーキ店「Flat Iron<フラット・アイアン>」現地ルポ

Posted by: 鳴海汐

掲載日: Jun 28th, 2019

イギリス人にとってのステーキは、どんなものなのでしょうか。実際イギリス人に聞いてみると、「フィッシュアンドチップスみたいなもの(国民食)」「ごちそう」といった答えが返ってきました。日本人にとってのお寿司や焼き肉のようなものなのでしょう。つまり普段使いもあれば、奮発して豪華なときもあるといった感じです。

フラット・アイアン

観光の合間に使えるステーキ店

フラット・アイアン

ステーキ店「フラット・アイアン」は、普段使いの方のお店。看板ステーキが£11と激安なのに美味しいと大人気!現在ロンドン市内に7店舗を構えます。ソーホーに2店舗、コベントガーデン、ショーディッチ、キングスクロス、ロンドンブリッジ、ノッティングヒル近くと、観光客にも馴染みのある地名ばかり。

今回訪れたのは、リージェント・ストリートのすぐ近くで、買い物途中に立ち寄るのに便利な店舗です。フラット・アイアンの7店舗のうちノッティングヒル近くの店舗以外は予約を受け付けておらず、店頭で受け付けする必要があります。

日曜日はリージェント・ストリートのアパレルショップはだいたい18時に閉まるという状況で、18時半頃フラット・アイアンを訪れると、待ち時間は15分ほどでした。お店の前で並んでいなくても、ショートメッセージで入店時間のお知らせを受けられるようです。

さっそく店内へ

フラット・アイアン

中に入ると店内はぎっちり、席の間隔も狭めという印象です。椅子はテーブルと連結されている固定式で、斜めに伸びる支柱部分をまたいで座ります。長いテーブルなので、相席になりました。

メインメニューは非常にシンプルで、定番のフラット・アイアン・ステーキと、スペシャルビーフの2種類から選びます。それにサイドメニューや£1のステーキソースを付けるなどします。定番ステーキの焼き加減は、お店としてはミディアムレアがおすすめとのこと。

フラット・アイアン

パッションフルーツジュースをオーダーし、お通しのポップコーンを食べながらしばし待ちます。

フラット・アイアン

肉切りナイフはかなりインパクトがありますよね。

ステーキ到着!

フラット・アイアン

ミディアムレアのステーキがやってきました。

フラット・アイアン

お肉が柔らかいこと!野性味のある香りがありつつ、ミルキーな味わいが口に広がるのが特徴です。うまみたっぷりの塩で味付けされていて、ステーキソースなしでも充分美味しいです。

ただステーキはちょっとぬるめのようでした。ミディアムでオーダーした友人も、ちょっとぬるいと言っていました。

しかし、付け合せのフライドポテトは上々です。お店によっては淡白な味わいだったりしますが、香ばしいタイプのものでした。友人のオーダーしたナスのローストも、クッタクタに柔らかくなっていてとろける美味しさでした。ステーキについてくる、ドレッシングがかかった葉物のサラダもなかなかです。

スタッフが威勢がよく、ステーキを食べて元気が出ました。

[All photos by Shio Narumi]

PROFILE

鳴海汐

Shio Narumi ライター

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

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