2019年6月20日、池袋PARCOの8階にオープンした東京初進出の「OMATCHA SALON(オマッチャサロン)池袋PARCO」にさっそく行って来ました。ランチのピークを過ぎた日曜日の14時前、15分ほど並んで入店。待ってる間にメニュー表をちらり。表紙のロゴマークを見るだけでも期待が高まります。
抹茶は伝統のスーパーフード
元々は大阪・淀屋橋に店舗がある「OMATCHA SALON池袋PARCO」。文久元年に創業、京都宇治の老舗茶問屋「北川半兵衛商店」が大切に伝承してきた宇治抹茶が使用されています。
「日本が誇る伝統のひとつである抹茶を【魅せる・点(た)てる・食す】を空間から料理までデザインする」がコンセプトの同店。日本が誇るスーパーフードのひとつとしても注目されている「抹茶」は、カテキン・ビタミンC・ビタミンAの成分をそのまま摂取でき、アンチエイジングに効果もあるそうなので、女性としては嬉しいポイントでもあります。
(C) OMATCHA SALON 池袋PARCO
入口正面には茶釜を置いた「CHA-SHITSU」がカジュアルな中に優雅な茶室感を。選りすぐりの抹茶を点てる様子などを観ることができるようです。
宇治抹茶から発信するスイーツとお食事
お店の外には大きなメニュー。四角い枡に入った「生ティラミス」が目を惹きます。みたらし団子ときな粉・宇治抹茶・いちご大福など全5種(580円~・税抜)で、北川半兵衛商店の抹茶とマスカルポーネを使った看板メニューです。
その他に厳選茶と店内で炊きあげた生タピオカのドリンク、普通・やや濃い・濃いと段階を選べる抹茶ジェラート、抹茶パンケーキ、ソフトクリーム(濃ほうじ茶・濃茶)など充実メニュー。宇治抹茶そばせいろなどのお食事系もあり、ランチタイム(11時~15時)には、天ぷら・天丼・かき揚げ丼・炊き込みご飯・黒糖あぶりいなりのセットメニューも。
注目すべきは「ほうじ茶パフェ」と「池袋店限定カキ氷」
注目のパフェは「宇治抹茶みたらしきな粉パフェ(1080円・税抜)」「お芋とほうじ茶パフェ(1080円・税抜)」の2種類。お店の名前にもある抹茶ですが、人気沸騰中のほうじ茶をチェックしました。
黒く気品ある小皿の上には大きなグラスがそびえ立ち、ほうじ茶+お芋の見たことない組み合わせ、そしてグラスの底の赤い輝き。見た目から、すでに気になります・・・。パフェの上にあるほうじ茶ソフトクリームは、さすが!濃厚です。
チップスと輪切りのダブルさつまいもは、厚みの違う食感がたまりません。濃厚なほうじ茶とさっぱりとしたチーズなクリームの新しさに集中してスプーンは進み、最後に現れた赤いラズベリーソースの酸味が口直しのように大満足の逸品です。
店舗限定メニューは夏季限定「焦がし黒糖かき氷」。そのお味も、みたらしきな粉・抹茶・ほうじ茶・ミルクティー・コーヒーと全部で5種類(980円~・税抜)。氷は降りたての雪のようにふわふわで、たっぷりのチーズミルクフォームが和素材と相性よくこんもりと。お団子とタピオカがコロコロと可愛らしい見た目です。
変化に委ねて進む伝統とデザイン
小物、仕切り窓などで飾られた広い店内は、日本風の細やかな装飾で落ち着く空間。柔らかく気さくなお店の方の対応が、敷居の高さを感じさせず嬉しい。
~宇治茶の150年の伝統を守り、多様化する食生活に対応し、お茶の味へこだわり満身する~
その姿には、形にとらわれず伝統の味にふれあって楽しんでほしいという願いが込められていました。日本のデザイン性とお茶の豊かさに更に魅了され、変化を受け入れ楽しむという伝統の進化。「お茶の世界」のファンが増えるきっかけになりそうなお店でした!ぜひ、訪れてみてくださいね。
住所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-28-2 池袋パルコ本館8F
TEL:03-5927-1133
営業時間:11時~23時(L.O.1時間前、ドリンクL.O30分前)
交通:JR・地下鉄「池袋駅」徒歩約2分
ホームページ
https://omatcha-salon.jp/
[All photos by kurisencho]