スペインの甘〜い朝食、食べたことある?

Posted by: sweetsholic

掲載日: Dec 4th, 2013

テーマパークでお馴染のスティック形ドーナツ「チュロス」。食べ歩きに最適なスイーツですよね。このチュロス、実はスペインでは朝食として広く親しまれています。近年ではパンにカフェ・コン・レチェ(スペイン版カフェラテ)で済ませる人も多いようですが、チュロスはスペインの伝統的な朝食です。

バルセロナの街を歩くと、至る所で「Churros con Chocolate(チュロスとホットチョコレート)」の看板を目にします。最もよく見かけるのは朝の時間帯。チュロスには濃厚なホットチョコレートを合わせるのがスペイン流。ホットチョコレートに浸しながらチュロスをいただいてみましょう。

スペインの甘〜い朝食、食べたことある?
スペインのチュロスは小さめのサイズ。遊園地などで見かけるチュロスはアメリカンサイズです

本物のチョコレートを牛乳に溶かして作るため、スペインのホットチョコレートは大変濃厚。フランス版ホットチョコレート「ショコラ・ショー」とは、またちょっと違った味わいです。朝から揚げたてのチュロスにチョコというのは、少し重たい気がしますよね。でもスペインの昼食は午後2時頃からスタートするため、朝はしっかり食べても大丈夫なのです。 カリッとした食感が心地よいチュロスはとても美味! ちなみにお値段は3.5〜4ユーロ程度(約490〜550円)。

スペインの甘〜い朝食、食べたことある?
ランブラス通り裏路地のチョコレートカフェ「VALOR(バロール)」

スペインの食卓に根付いていることを伺わせるホットチョコレート専用のチョコを発見しました。「VALOR(バロール)」と言うチョコレートメーカーから発売されているもの。同社は1881年から続く伝統のある会社で、さまざまなチョコレートスイーツやドリンクが味わえるチョコレートカフェも運営しています。さらにチョコレート博物館なるものも! 場所はリゾート地として名高いアリカンテ県のヴィラジョーサ町(Alicante, Villajoyosa)にあるため、アリカンテを訪れた際には立ち寄ってみたいものです。

スペインの甘〜い朝食、食べたことある?
自宅でも楽しめるホットチョコレート専用チョコ

スペインの甘〜い朝食、食べたことある?
パッケージには、200mlの温めた牛乳に約110gのチョコレートを溶かして作るとの表記が。すごい量のチョコですねぇ!

PROFILE

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sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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