【1】財布をバッグの奥へ大切に入れた結果…
海外旅行中は何かと手荷物が多くなりがち。宿泊場所に貴重品を置いていくのが不安な時など、貴重品を持ち歩かなければいけない場合は特にバッグの中身が増えてしまいます。お財布はバッグの上の方よりは奥にしまうに越したことはないですが、いざ支払いの時になって奥にある財布がすぐに取り出せず、中身がつまったバッグをレジでガサゴソ探しはじめ、上の方にある荷物をレジやテーブルに置いて財布を取り出すのはとっても危険。
バッグに貴重品をたくさん入れなければならない場合、ウェストポーチや小さめのバッグなどの身体に密着させるタイプに財布を入れるなど、バッグを使い分けると必要なものがスムースに取り出せます。
【2】現金やカードを分けて持ち歩くときは…
万が一のためにお金を何カ所かに分けて携帯していて、支払いの際に複数の場所から現金を取り出さなければいけなくなるケースも。そんな時に慌てて2個目を取り出している時に、最初に取り出した財布への意識がいかなくなってしまっては危険です。持ち歩く現金はなるべく少なめにしたり、各国で支払い事情は違いますが大きな買い物はクレジットカードで支払うなど、支払い方法を使い分ける方法も。
何カ所かに分けて現金を持ち歩く場合は、透明な袋ではなく中身が隠れるタイプのポーチなどを利用した方が安心です。
【3】支払いの時にやってしまいがちな日本人っぽい癖
レストランやお店で支払いする時は、なるべく財布の中身が外に見えないないように、さっとお金を出すようにしましょう。日本だとあまり気にすることもないので、ついつい癖で財布を大きく広げてお金を探すというのは、日本人にありがちな仕草。店員さんまで疑っては楽しくありませんが、誰がどこで見ているか分からないので、気をつたいところです。
【4】カードの支払い…の前に確認
クレジットカードの支払いについては、日本でも注意している人が多いかもしれませんが、カード決済の機械を通す理由で、店員さんにカードを預けてそのままレジまで持っていかれるのはとっても心配です。テーブルでカード支払いをする際は、お店の人が手元に機械を持っているかまずチェック。
もし持っていなかったら、持ってきてもらうようにお願いするかレジまで行って支払うなど、カードを手放して遠くに離れないよう注意しましょう。
【5】パスポートを大切にしまい過ぎると…
海外旅行で必需品のパスポート。出入国手続きの時だけではなく、身分証明書として重要なアイテムです。パスポートを持ち歩くとき、大切に扱うあまりバッグの奥の方にしまったり、すられないようにどこかに隠したりして、結局どこにしまったのか分からなくなって焦ってしまうというのは海外旅行でよくあることかも。
パスポートを持ち歩く際は、そのままバッグに入れてしまうと他の小物と紛れて分かりずらくなるので、専用ポーチや入れ物に入れておくと便利ですよ。
パスポートを常に携帯することがプレッシャーになってしまう場合は、あらかじめ持ち歩き用にコピーしておき、パスポート自体は宿泊場所のセキュリティーボックスに保管するなどの対応をしている人もいるようです。ただ、宿泊施設によってセキュリティーボックスの安全性も違うので、よく確認を。
【6】ついついスマホの存在を…
日本では、食事やお茶をしている時にテーブルの上にスマホを置いたままにすることも珍しくありません。海外にいる間も最初はスマホの持ち方を意識していても、そのうち慣れてくると、無意識にスマホの扱いが日本にいる時のようになりがち。
歩きながらスマホで道をチェックしたり、電車に乗っている間に調べごとをしたり、写真を撮ったりと必要に応じてスマホを使う場合も、用事が済んだらすぐにバッグにしまうよう心に留めておいたほうが安心です。
特に日本人は新しいモデルのスマホを持っていたり、可愛いデコレーションをしている人が多いので、狙われやすいようです。スマホを使っている最中はスマホをしっかり握って、さらに自分の荷物にも十分に注意して下さいね。
初めての海外旅行、心配事はつきものですが、ワクワクするような楽しみがたくさん待っているはず。あまり気にしすぎても楽しめないし、警戒しすぎることで客観的に見たら逆に隙があるように見えてしまうこともあるようです。用心することに越したことはないですが、適度に注意しながら旅行を楽しめますように!
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