旅の楽しみと言えば「ご当地弁当」。その土地でしか食べられない素材と、旅情がぎっしりつまった最高のグルメです。
お空の玄関口である空港の絶品空弁を、5つご紹介します!
新千歳空港(北海道)・鮭いくら弁当
北海道に行くと絶対外せないのが、海の幸。海鮮丼やいくら弁当は、東京近郊でもデパートなどで販売されていますが、いやいや、本場の味をあなどることなかれ。
佐藤水産の「鮭いくら弁当」には、新鮮ないくらがぎっしり入っています。下に敷き詰められた白いごはんが全く見えないほど! 一口食べると、え? こんなに違うの!? と、その美味しさにびっくりしてしまいますよ。本当のいくら好きを絶対満足させる、はじけるうま味。天然育ちの鮭もしっとり柔らかく焼きあがって、抜群のコンビネーションです。
小松空港(石川県)・安宅乃関所鮨
お弁当を開けると、鮮やかな色彩が目に飛び込んできます。見た目の美しさ、豪華さに、うっとり見惚れてしまいそう。華やかな文化が栄えた町、加賀百万石のセンスが光る押し寿司です。ネタはさば、さけ、たい、えび。お寿司を包む竹の皮の香りがほんのり移って、とっても上品な味わいです。
中部空港(愛知県)・八丁味噌いなり
名古屋名物と言えば赤みそ。なんと、おいなりさんの命である「あげ」を、八丁味噌で煮込んで作ってしまいました! 甘じょっぱい味わいは、インパクト大。頬が勝手にきゅっと上がってしまう美味しさです。
鳥取空港(鳥取県)・元祖かに寿し
元祖かに寿しは、全国有名駅弁大会第1位を受賞した実力派。発売は昭和27年というから驚きです。全国には、ここのかに寿しでなきゃダメというコアなファンが・・・!
日本海の海でもまれた肉厚なかには、甘みと旨みがた~っぷり。素材の良さが伝わってくる逸品です。
鹿児島空港(鹿児島県)・鹿児島黒豚角煮弁当
どどんと乗った大ぶりの薩摩黒豚の角煮は、とろとろの食感。
鹿児島のいも焼酎で時間をかけてコトコト煮込んで作ります。余分な脂を落とすことで、お肉のコクと旨みがダイレクトに伝わる、さっぱりとした味わいに。コラーゲンたっぷりで、お肌にも嬉しいおまけ付き!
旅の始まりに、そして終わりに、心を弾ませてくれる空弁との出会いは、一期一会のものかもしれません。忙しいビジネス出張でとんぼ返り・・・というときでも、空弁でぜひ旅情を味わってみてくださいね。
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