【日本全国の花火大会：12月開催日順】年末の冬空に打ち上がる花火が見たい

12月2日（月）・3日（火）秩父夜祭　花火大会＜埼玉県秩父市＞

写真提供：埼玉県観光課　　

「日本三大曳山祭」に数えられ、毎年12月2・3日に行われる「秩父夜祭」。2016年には「秩父祭の屋台行事と神楽」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。関東圏のあなたは、12月が近づくと秩父夜祭を思い出すことでしょう。2018年には、約28万人も訪れたそうです。秩父の町中を曳行する4基の屋台と2基の笠鉾に、夜に提灯とぼんぼりに灯りが灯るさまは忘れられないほど美しく見もの。

秩父夜祭の夜空を焦がす花火は、ダイナミックな祭をさらに盛り上げます。12月2日には打ち上げ花火やスターマインが約500発、12月3日には尺玉100連発・大玉スターマインに始まり、フィナーレの黄金の滝まで2時間半もの間、約6000発が次々と打ち上がります。秩父は冷えますので、暖かくして出かけたいですね。

12月7日（土）・14日（土）他　お台場レインボー花火＜東京都お台場＞

(C) Kantaya / Shutterstock.com

12月の毎週土曜日に行なわれる「お台場レインボー花火」。冬のレインボーブリッジの上に、大輪の花が咲きます。約5分間の短い間ですが、もうちょっと見たいという余韻がまた良いのかもしれませんね。12月の土曜日は、毎週お台場に通いたくなりそうです。

12月8日（日）・15日（日）熱海海上花火大会＜静岡県熱海市＞

写真提供：静岡県観光協会　

1952年（昭和27年）に始まった「熱海海上花火大会」は、夏だけでなく年間を通して10回以上も開催されている熱海名物。熱海湾は三面を山に囲まれた「すり鉢」状の地形のため、海で打ち上がる花火の音が反響し、音響効果が抜群。フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」の華やかさと迫力のある音に、きっと心を奪われるでしょう。

12月14日（土）かの冬花火＜山口県周和市＞

（C）周南市観光交流課　

写真提供：山口県

静かな高原の町　周南市鹿野で行なわれる、かの冬花火「銀嶺の舞」。レーザー光線と音楽を駆使した、「花火」と「光」と「音楽」のコラボレーション。空気の澄んだ山里の冬の夜空に、華やかに花火が上がります。

12月14日（土）・21日（土）木更津恋物語 冬花火 in 恋人の聖地＜千葉県木更津市＞

写真提供：木更津市観光協会　

「恋人の聖地」として選定され、たくさんのカップルが訪れる中の島大橋。12月14日（土曜日）から2月8日（土曜日）の毎週土曜日（12月28日、1月4日を除く）に「木更津恋物語 冬花火 in 恋人の聖地」が行なわれます。寒さをものともしない、アツアツのおふたりの冬デートにぴったり。

12月21日（土） ISOGAI花火劇場in名古屋港＜愛知県名古屋市＞

(C) ISOGAI花火劇場　

クリスマスの名古屋港で行なわれる「ISOGAI花火劇場in名古屋港」。内閣総理大臣賞受賞した日本屈指の花火師（磯谷煙火店）が、クリスマスストーリーを花火で表現。トナカイ、ハート、雪だるまといったクリスマスのアイコンを、冬空の花火で見つけられるかもしれませんよ。

12月22日（日）～12月23日（月）箱根冬景色「トワイライト花火」＜神奈川県箱根市＞

（C）At Press

箱根・芦ノ湖周辺では、二夜連続で、色とりどりの迫力ある花火が打ち上がる「トワイライト花火」を開催。箱根の温泉と冬花火の組み合わせも魅力を感じますね。

12月24日（火）クリスマス花火シンフォニア＜神奈川横浜市＞

(C)PR Times

「横浜・八景島シーパラダイス」では、12月24日（火）、オリジナルの花火ショー「花火シンフォニア」をクリスマスバージョンで開催。クリスマスソングにあわせて、クリスマスカラーの赤や緑の花火が打ち上げられます。クリスマスに花火見物というのも、思い出に残りそうですね。クライマックスのナイアガラ花火は必見！

12月31日（火）〜2020年1月1日（水・祝）よこすかカウントダウン＜神奈川県横須賀市＞

ヴェルニー公園 写真提供：横須賀市観光課　

神奈川県横須賀市ヴェルニー公園では、毎年恒例の年越しイベント「よこすかカウントダウン」を開催。迫力ある花火で、年越しの夜空を彩ります。多数のグルメが出店するほか、ステージイベントなども実施され、年越しが盛り上がりそうですよ。

令和元年の最終月の夜空を彩る大輪の花。冬空に上がる花火の美しさはことさら。夜間は冷えますので、充分な防寒対策をしてお出かけくださいね。新年1月に開催される花火大会もまだまだあり、続けてご紹介いたしますので、どうぞお楽しみに。

注意：記事掲載の情報は、2019年11月22日現在のものになりますので、イベントの詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。

また、無断で画像を転載・使用することを固くお断りします。Do not use images without permission.

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。