小鹿田焼(おんたやき)の皿
小鹿田焼は、ナチュラルでモダンな魅力を持つ日田の民陶です。小袋定雄窯では、土づくりから携わっています。ひとつひとつ、ろくろを使って形をつくり、模様や色をつけ、登り窯で焼いています。そのため店頭に並ぶものは、それぞれ雰囲気が違うので、選ぶのにだいぶ迷ってしまいました。やや重量感があり、形からも手作り感が伝わってくる、あたたかみのあるお皿です。陶芸家のお皿にしては、小鹿田焼はリーズナブルです。24cmで2300円(税込)。
TEL:0973-29-2020(小鹿田焼陶芸館)
所在地:大分県日田市源栄町皿山
定休日:不定休
HP:https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4665
さしみ醤油
大分のさしみ醤油は濃厚で甘口。宿で食べたお刺身がいつも以上においしく感じられたので、空港の2階のお店「旅人」で手に入れました。家族にも好評です。フンドーキンのホームページを見ると、日常生活用のパッケージのものしかないので、このガラス瓶タイプはこういったおみやげ店でしか扱いがないのかもしれません。レトロなデザインにも惹かれました。258円(税込)。
かぼす胡椒
かぼすの主産地は大分の臼杵市と言われています。そしてゆず胡椒は同じく大分の日田市と言われています。せっかくなので、いいとこどりのかぼす胡椒を連れてかえってきました。ゆず胡椒より香りが穏やかと言われています。これから鍋の季節で大活躍しそうです。パッケージのかわいらしさもお土産にぴったりで友人の分も大分空港2Fの搭乗待合室にあるANA FESTAで購入しました。60g入、540円(税込)。
明礬温泉 湯の花
「湯の里」では、1725年から湯の花小屋で温泉の湯けむりを結晶化して湯の花をつくっています。直売で買いました。一般的な湯の花は白ですが、明礬温泉の湯の花は、黄色っぽい湯の色になり、鉄の香りがします。余計な皮脂が溶け出すような感触で本物という印象。
説明書きに、浴槽に色がついたりすることがあるので、その日のうちに湯を流して浴槽を水洗いするよう、書いてあります。読まずに、ただ水を抜いて放置したらその部分が染まりましたが、電話で状況を説明したら洗剤を小分けして送ってくれて、色が取れました。その丁寧な対応も助かりました。
天ヶ瀬温泉の浮羽・新紫陽の温泉のもと「おんせん気分」
日田市にある天ヶ瀬温泉は、硫黄が香る無色透明の湯です。入浴中に腕をさするとすべすべしたので、温泉のもとを買って帰りました。説明書きを読むと、温泉そのものから抽出したものではなく、分析値をもとに配合して作ったものとあります。それでも使ってみると、硫黄はほとんど香らないのですが、同じようにすべすべ感が自宅でも味わえたのに感動しました。880円(税込)。
ざびえる(銘菓)
紙の包みを開けると、聖書を彷彿とさせる立派なパッケージが。スタンダードな銀とラムレーズンの金の2種類入っています。ねっとりとした表面とかための白餡です。ラムレーズンはラムレーズンの味というよりも、フルーティーな味わい。大分県民に、県外の人へのお土産は何にしているかきいたところ、やはりざびえるとのことでした。筆者は海地獄で買いましたが、お土産店では必ず売っているほどのものなので、一度食べてみるのも、話のタネに。6個入 650円(税込)。
所在地:大分県別府市大字鉄輪559-1
TEL:0977-66-0121
営業時間:8:00~17:00 年中無休
HP:http://www.umijigoku.co.jp/
宇佐神宮の八幡神像守
全国4万600もの八幡神社の頂点に立つ、宇佐神宮。15代天皇の応神天皇が死後、八幡神社の御祭神である八幡神として蘇ったと言い伝えられていますが、最初は金の鷹の姿をしていたという伝説があり、そのエピソードをデザインしたもの。他は定期的にリニューアルするなかで、この「八幡神像守」だけが一切デザインを変えていないそう。肌守りであるし、オールマイティの意味も持つとも考えられるそう。ある意味、一番人気の「勝守」よりパワーは強いかと思います。800円(税込)。
所在地:大分県宇佐市南宇佐2859
TEL:0978-37-0001
上宮門内の参拝時間:6:00~19:00(10月~3月)、5:30~19:00(4月~9月)
HP: http://www.usajinguu.com/
安心院(あじむ)葡萄酒工房のスパークリングワイン
国産でこんな美味しいスパークリングワインがあったとは!安心院町で栽培のシャルドネで作った、辛口で甘ったるくなく、甘やかな香りもあり、完璧なバランスのスパークリングワインにワイナリーツアーで出会いました。シャンパンと同じようにビン内で二次発酵しています。白が3500円(税込)。
10月23日の天皇陛下の即位を祝う内閣総理大臣夫妻主催晩餐会で各国VIPにウェルカムドリンクとして出されたものです。貴重なものなので、市場で品薄です。オンラインショップが一番手に入れられる確率が高いそうです。売り切れているときもありますが、出ているときもあるのでマメにチェックを。ロゼでなく、赤もあります。お試しあれ。
[All photos by Shio Narumi]