BONSAI
日本のカルチャーはヨーロッパをはじめ、世界各地で大人気。スシ、マンガ、ベントウ、ラーメンなど、日本独自のセンスにはまる外国人は多いようです。
そんな中、数年前からじわじわファンを増やしているのが、BONSAI。日本国内で盆栽を趣味に持つ人はごく一部という印象ですが、近年、外国で人気が出てきたのをきっかけに、盆栽の輸出量が増えているそうです。
(C)facebook/Sylvain Delannoy Paris Bonsai
盆栽は日本文化を象徴する芸術品として、お部屋のインテリアや、レストランの雰囲気を引き立てる飾りに需要があるのだとか。そして、職人による盆栽の剪定は「パフォーマンス・ショー」として注目を集めているんです。
パリの最新モードはBONSAI!?
(C)facebook/Sylvain Delannoy Paris Bonsai
パリの街角にあるこちらのお店は、お花屋さん・・・ではなくBONSAI屋さん。「PARIS BONSAÏ」では、盆栽の販売から剪定の方法、育て方まで教えてくれるワークショップも行っています。日本人がフラワーアレンジメント教室に通うように、パリっ子はBONSAI教室に通っているのですね!
(C)facebook/Sylvain Delannoy Paris Bonsai
店内には所せましと、さまざまな盆栽が。
(C)facebook/Sylvain Delannoy Paris Bonsai
(C)facebook/Sylvain Delannoy Paris Bonsai
こちらはなんとオリーブの盆栽! 和洋ミックスのとってもカワイイ作品です。
(C)facebook/Sylvain Delannoy Paris Bonsai
海の松林を思わせる盆栽。じっと見ているとさざ波が聞こえてきそうです。
OMIYA BONSAI in Paris
3月には埼玉県の大宮盆栽がパリで期間限定のアンテナショップ「OMIYA BONSAI in Paris」を開催。BONSAI人気がますます上昇しそうですね!
(C)大宮盆栽
何年もの時間をかけて形を作る盆栽は、健康状態や枝の伸び方など、木と対話を重ねながらじっくりと育てていきます。
作り手の心を映し出す、生きたアートなんですね。一日一度、盆栽と向き合い、心をリセットする時間を生活に取り入れてみるのもいいかもしれません。