©︎beibaoke / Shutterstock.com
猿田彦神社(伊勢市)
物事を良い方向へ導いてくれる
©︎Sanga Park / Shutterstock.com
道を切り開き、物事を良い方向に導いて下さる猿田彦大神(さるたひこおおかみ)をお祀りする「猿田彦神社」。新しく物事を始めたい時、決心がつかず迷った時に参拝したい神様です。起業や大きな事業を手掛ける時に訪れる人も多いとか。境内には芸能の神様「佐瑠女神社(さるめじんじゃ)」があり、芸能・芸術・スポーツ関係の上達へ導いてくれるそうです。
★開運ポイント<事業繁栄・みちひらき>
境内中央にある八角形の方位石に触れて願い事をすると叶うといわれています。自分の干支や今年の干支、自宅の方角や目指す方角、また石の中心などを触れて、「みちひらき」の御神徳を授かりましょう。
多度大社(桑名市)
女性を守る女神様がいらっしゃる
写真提供:桑名市
©︎Lerner Vadim / Shutterstock.com
桑名市の「多度大社」は、伊勢神宮との関係が深く、「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」とも謡われます。白馬が人々の願いを神に届ける使者の役割を担うとされ、神馬舎では生きた神馬『錦山』号に会えるのが参拝者に人気。天翔る馬が神の懐へと走り去り、人々の幸せや出会い、喜びを乗せて、再びこの地へ舞降りてくるという「白馬伝説」が伝わります。素敵な伝説ですね。お守りの袋に9頭の馬が描かれている「うまくいく守」も縁起が良く、ぜひ入手したいものです。
本宮近くには、主祭神の天津彦根命の御妹神で、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祀る美御前社(うつくしごぜんしゃ)が鎮座します。女性を守護してくださる女神様で、お参りすることで心が前向きになり美しくなるといわれています。
★開運ポイント<女性特有の病気平癒>
美御前社は、耳・鼻・口の病気や女性特有の病に御加護を下さるとの信仰があり、穴のあいた石をお供えし、病気の快癒を願う女性が後を絶ちません。
石神さん(鳥羽市)
たったひとつ本命の願いを叶えたい女性に
写真提供:鳥羽市
鳥羽市の神明神社の境内にある「石神さん」は、神武天皇の母であり海神の娘である玉依姫命(たまよりひめのみこと)が御祭神。海女達の間では古くから「女性の願いなら、一つは叶えてくれる」と信仰されており、今では全国から多くの女性参拝客がご利益を求めて訪れます。これぞという願い事がある時は、こちらでお願いするとご利益があるかもしれません。
人気の「叶い御守」には、海女の魔除けのまじないの「ドウマン・セイマン」と呼ばれる星と格子の模様が描かれており、一筆書きである星は「海女さんが海に潜っても無事に元へ戻れる」、格子は「魔物が入る隙間がない」という祈りが込められています。お守りは、縁起の良い「二重叶い結び」で結ばれているのもうれしいですね。
■参照
ドウマン・セイマンとは 海女と漁師のまち相差(おうさつ)町内会
★開運ポイント<お願いはひとつだけ>
ピンクの祈願紙に願い事をひとつだけ書き、鈴を鳴らして、石神さんの前にある願い箱に入れ、二礼二拍手一礼して祈りましょう。お願いはひとつだけ。自分が一番必要なものは何なのか、心の内を見つめ直す機会にもなりそうです。
今回は、三重県のパワースポットをご紹介いたしました。人間はいつでも強くはいられません。心が弱っているな、エネルギーが足りないなと感じたら、パワースポットで良い運気に触れ、明日へ立ち向かう元気をもらいましょう。
※記事掲載の情報は、変更になる場合があります。最新情報については、必ず公式サイトで確認あるいは直接施設へお問い合わせください。