人事異動、GWなどプライベートでも仕事でも変化の多いこの時期は、何かとストレスが溜まりがち。つい仕事に向かう足取りが重くなってしまう人も多いのではないでしょうか?
「会社に行きたくないなぁ」
そうため息が出てしまいそうになった時に始めたい11の習慣をお伝えします。
1.仕事に行きたくない理由を自分に問いかけてみる
まずは何よりも、仕事に行きたくない理由をじっくりと自分に問いかけてみましょう。
「お天気が悪いから」「苦手な上司や同僚に顔を合わせるのが嫌だから」「仕事でミスをしてしまったから」「遊んでいたいから」「仕事がつまらない」「朝起きるのが辛い」それとも「やる気が起きないから」?
仕事に行きたくない理由により対処法も変わるもの。まずは自分の心の声に耳をすませてみましょう。
2.簡単なことからはじめ、とにかく家を出る
「家を離れる前はすごく気が重かったのに、いざ家を出て会社に向かってしまえばどうってことなくなった」ということがありませんか? 居心地の良い布団から出て身支度を始めるのはとても億劫に感じるかもしれませんが、まずは顔を洗い、パジャマを着替え、靴下を履いて・・・と簡単な身支度から始めましょう。始めだすとあっと言う間に身支度が終わり、自然と足が会社に向かうはず。
どんなに会社に行くのが億劫でも、ズル休みをしてしまうことはおすすめしません。ウソをついて休んでしまうと後ろめたさも残り、溜まった仕事のことを考えると翌日会社に行くことがさらに億劫になってしまい悪循環に。とにかく一度出社して、それでも「どうしても今日は無理!」と感じるようであれば帰ってくればいいのです。
3.通勤時間を充実させる
「遠くて通勤が大変」「毎日の満員電車が憂鬱」このように会社までの道のりが憂鬱という方も多いのではないでしょうか。遠いからといって、すぐに引越しを考えるのもあまり現実的ではありませんよね。何より仕事のためだけに引っ越すということは、仕事中心の生活に陥いる考え方にもなりかねませんし、あまりおすすめしません。
通勤時間がネックだという方は、まず通勤時間を趣味や教養を楽しむ時間に変える方法を考えてみましょう。おすすめは定番の読書やアプリを使った学習ですが、通勤時間は目を休ませてあげたいという方や、満員電車や車で通勤している方におすすめなのがポッドキャスト。ビジネス関連に役立つ情報、バラエティ、語学、音楽など様々なジャンルの番組があるので、ぜひお気に入りの番組を見つけて通勤時間を楽しんでください。
4.会社帰りに楽しみを作る
会社帰りにヨガやダンス教室に通ったり、気になっていたお店に立ち寄ってみたり、仲の良い友達や家族と食事の約束をしたり、定期的に会社帰りのルート上に楽しみを作りましょう。
会社、自宅、立ち寄りたいスポットが離れていると面倒に感じてしまい続かないので、通勤ルート間にお楽しみスポットを設けるのがポイントです。会社帰りの楽しみの事を考えると、朝家を出るのも楽しくなりそうですね。
5.おしゃれをする
特にこれといった仕事の悩み事がなくても、休み明けや天気の悪い日は会社に向かう足取りが重くなりますよね。そんな時は、いつもと違ったメイクやヘアアレンジを試してみたり、お気に入りの服や小物を身に付けてちょっとだけお洒落を楽しみましょう。服や小物は、晴れやかな気分にしてくれる明るい色のものを選ぶとさらに効果的です。
6.自分にご褒美を用意する
「今日は会社帰りにマッサージに行こう」「1週間頑張ったら週末は友達とおいしいものを食べに行こう」「今シーズンを乗り越えたら長期休暇に海外旅行に行こう」小さなものから大きなものまで、頑張った自分にご褒美を用意してあげましょう。
7.自分を成長させてくれる糧だと思う
仕事をただの生活の手段と考えるのではなく、自分を成長させてくれる糧だと考えてみませんか? どんな仕事でも、毎日楽しいことばかりではありませんよね。厳しい上司や難しい人間関係に悩んだり、仕事のミスに対する叱責や批判に落ち込んだり、辛い仕事に心が折れそうになったり・・・。
これらのネガティブな出来事は、自分をビジネスマンとしてだけではなく、ひとりの人間として成長させてくれる糧だと捉えてみましょう。そして、それに対処するため正しい行動をとることができれば何事もポジティブなものとなり、間違いなくあなたの人生の糧となるはずです。
8.たまには手抜きする
体調が悪い、なんとなくやる気がでない・・・。そんな時は上手に手抜きをしてみましょう。いつもお弁当を作っている人はおいしいランチを食べに行ったり、駅までバスを使っている人はタクシーを使ってみたり、緊急性のない仕事は後回しにしたり。家事も仕事も、毎日何事も完璧にこなそうと思うと心が疲れきってしまいます。疲れた時は、今やるべき最低限のことだけをきっちりこなすだけで十分なのです。
9.「いつでも辞められる!」と割り切って今できることに黙々と取り組む
毎日のように「仕事に行きたくない!」と思っている人は、仕事中も仕事の後も「辞めたいけれど、辞めたらどうやって生活をしていこう・・・」と悶々と四六時中悩んで、とても苦しいですよね。
「この仕事を辞めると生活ができなくなる」と考えると自分を追い詰める一方ですし、仕事が嫌だからと日々いい加減な気持ちでこなしていては、周囲からの信頼や評判も落ちる一方で、ますます仕事が嫌になるだけです。
決して自分を追い詰めずに「本当に限界がきたらいつでも辞められる!」と割り切って「とりあえず、あと1週間だけ頑張ろう。あと1ヶ月だけ頑張ろう」という風に自分の中で小さな期限を設け、今できる目の前の仕事に黙々と全力で取り組んでみましょう。
そうしている間に「期限」はあっという間に何度も乗り越え、あなたがコツコツと取り組んできた努力の小さな芽がたくさん出ていることでしょう。それが思いがけないステップアップや、転職に繋がる可能性だってあるかもしれません。
本当にいつか辞めたいと考えているのであれば、その思いをバネに次のステップに向かって進めるよう、通勤時間などもうまく活用して自分のスキルアップのために日々着々と準備を進めておきましょう。
10.働くために休むのをやめ、休みのために働くようになる
あなたにとって休日とは何ですか?「平日の仕事の疲れを癒す日」こう答えたあなたは仕事が人生の中心となっているようです。もちろん、そう答えた方の中には「仕事が生き甲斐!」という天職に恵まれた方もいると思いますが、特に今の仕事が好きでもないのにこう答えた方は少し考え方を変えてみましょう。
「休みの日、オフタイムに思いっきり好きなことを楽しむために仕事をする。仕事はそのための手段のひとつ。」働くために休むのをやめ、休みの日を思いっきり楽しむために働きませんか?
11.人生の主導権は自分で握る
「行かなくてはいけないのはわかっているが、どうしても仕事に行きたくない」「仕事をしている意味がわからなくなってきた」そう感じているあなたは、自分の人生の主導権を見失っているのかもしれません。
「自分が働かないと家族が困るから」「自分が休むと周りに迷惑がかかるから」誰かのために頑張れることはとても素晴らしいことです。ですが「家族が困るから」「同僚に迷惑がかかるから」ではなく、「自分が家族を大切にしたいから」「自分が同僚と一緒に頑張りたいから」「自分が仕事を通してこう成長したいから」と、「自分の意思」を大切にしましょう。
人生の主導権を握るのは会社でも、仕事でも、他人でもなくあなた自身だということを、常に覚えていてくださいね。
最後に、「楽しい仕事」「辛い仕事」というものはこの世に存在しません。
この世にあるのは様々な仕事で、それを辛いものと捉えるのか、楽しいものと捉えるのか、それは私たちひとりひとりの心が決めることなのです。
[The Huffington Post/Zero Motivation to Go to Work? 10 Tips]
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