台北駅近くに超ローカルな市場が!「城中市場」
台北駅から少し歩いたところにある「城中市場」は、野菜や果物、生活雑貨が手頃な価格で売られていて、地元の買い物客でいつもにぎわっています。超ローカルな雰囲気に、ここが台北駅のすぐ近くであるということを忘れてしまいそうです。
「えっ、こんなに安くていいの?」と思うような服や雑貨も多く、思わぬ掘り出し物を見つけられるかも!筆者は100元(約365円)の防水エプロンを見かけ、ひとつ買っちゃいました。
市場内の老舗豆花屋台「城中豆花伯」
市場には買い物途中に軽く食事ができる食堂や屋台があるのですが、中でもにぎわっていた屋台がここ「城中豆花伯(チェンジョンドウファボー)」です。うっかりしていると見過ごしてしまいそうな小さな屋台なのですが、なんと50年以上も営業を続けている老舗屋台なのです。現地のテレビや雑誌でも何度か紹介されています。
メニューは豆花と芋圓(芋餅)の2種類、どちらも2種類のトッピングを追加可能で価格は40元(約146円)です。どちらかというとテイクアウトが多いのですが、店先には簡単なテーブルとイスが設置されており、イートインも可能です。
素朴なふるふる豆花に舌鼓
筆者は豆花を注文し、トッピングは花生(茹でピーナッツ)と芋圓(芋餅)を追加しました。ふわふわの豆花に2種類のトッピングをのせ、シロップがかけられたシンプルな豆花です。
ひとくちいただいてみると、豆花のふるっとやわらかい食感が心地よいです。豆の味をしっかりと感じる豆花が、ほんのり甘いシロップと絡み合い、素朴でやさしい味わいが口いっぱいに広がります。トッピングの芋圓はもちもちで、芋そのものの味を感じるおいしさ。ピーナッツも、ちょうどよいやわらかさに茹でられていて、味のアクセントになっています。
台湾の伝統スイーツ豆花は、こういったシンプルな屋台からスイーツ店まで街中のいろいろなお店でいただくことができます。きれいなお店で食べる豆花もよいですが、こういったローカル屋台でささっといただくのも、現地の雰囲気が感じられて楽しいです。いつか台湾に訪れた際には、ぜひいろいろなお店で食べ比べてみてくださいね。
住所:台北市中正區武昌街一段21號巷子內第二間
[All photos by Yui Imai]
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