全国的に平年より早い開花予想
各都市の桜開花予想 ©ウェザーニューズ
2021年のソメイヨシノの開花は、平年より早いところが多いと予想されます。昨年・例年(過去5年平均)と比較すると同じくらいのところが多いですが、関東や東北では、記録的に早く開花した昨年と比べると、5日前後遅くなる見込み。また、九州南部では暖冬の影響で休眠打破が遅れた昨年と比べると、開花が早まる予想となっています。
全国に先駆けて東京から開花がスタート!
名所の桜開花予想 ©ウェザーニューズ
西・東日本の2月から3月の気温は、平年並からやや高くなる予想で、桜のつぼみは順調に成長します。特に3月後半は晴れる日が多くなり、日差しの暖かさが開花を後押ししそうです。全国に先駆けて、3月18日に東京から開花がスタートし、その後は、20日に横浜、福岡、高知が続く予想。昨年は暖冬の影響で開花が遅れた鹿児島も、年末から度々訪れた寒気の影響で休眠打破が行われ、23日には開花を迎える予想です。
3月末までには西・東日本の各地で開花し、4月初めまでには長野や北陸でも開花する見込みです。北日本の3月から4月の気温は平年並から高い予想で、つぼみの成長は順調に進みます。4月1日に 仙台、福島から開花がスタートし、4月下旬には桜前線が北海道に上陸します。4月23日に札幌で開花し、 5月9日には釧路でも開花を迎える予想となっています。
各エリアの桜開花予想
桜の開花は平年と比べると非常に早く、例年と比べると並〜やや早い予想です。開花直前の寒さで開花が遅れた昨年よりも早くなるところが多くなります。桜前線は4月下旬に道南へと到達し、5月上旬にかけて道北や道東へ北上します。全国で最も開花が遅い釧路方面でも、5月上旬に咲き始め、桜前線はゴールへと向かいます。「五稜郭公園」(函館市)では4月22日に開花する予想です。
桜の開花は平年と比べると非常に早く、例年と同時期になる予想です。東北南部では、記録的に早く開花した昨年と比べると開花が遅くなります。4月1日開花予想の仙台、福島から開花が始まり、6日に山形が続きます。その後、桜前線は東北北部へ北上し、4月中旬にかけて開花エリアが広がっていく予想です。「弘前公園」(青森県)では4月18日に開花する予想となっています。
桜の開花は平年と比べると非常に早く、例年と同時期になる予想。記録的に早く開花した昨年と比べると5日前後遅い開花となりそうです。3月18日開花予想の東京から開花が始まり、20日には横浜が続きます。3月下旬にかけて開花エリアが広がっていく予想です。「上野恩賜公園」(東京都)では3月19日に開花する予想です。
桜の開花は平年と比べるとやや早い〜非常に早く、例年と同時期になる予想です。北陸では、記録的に早く開花した昨年と比べるとやや遅い開花となりそうです。3月21日開花予想の名古屋、岐阜から開花が始まり、3月下旬にかけて太平洋側の開花エリアが広がっていく予想です。日本海側では3月28日開花予想の福井から開花がスタートします。「特別名勝兼六園」(石川県)では3月30日に開花する予想です。
桜の開花は平年並からやや早く、例年・昨年並となる予想です。3月23日開花予想の和歌山から開花が始まり、24日には大阪、京都が続き、3月下旬にかけて開花エリアが広がっていく予想です。「大阪城公園」(大阪府)では3月24日に開花する予想です。
桜の開花は平年並から早く、例年・昨年並となる予想です。3月20日開花予想の高知から開花が始まり、23日には広島、松山が続き、3月下旬にかけて開花エリアが広がっていく予想です。「平和記念公園」(広島県)では3月24日に開花する予想です。
桜の開花は平年並からやや早く、例年と比べても並からやや早くなる予想です。昨年、暖冬の影響を受けて開花が遅れた鹿児島では3月23日に開花する予想で、昨年よりも一週間以上早くなる予想です。3月20日開花予想の福岡から開花が始まり、21日には長崎、熊本、宮崎が続きます。3月下旬にかけて開花エリアが広がっていく予想です。「熊本城」(熊本県)では3月22日に開花する予想です。
※気象庁の観測基準と同じです。
開花日:標本木で5〜6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日
満開日:標本木で約80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日
<名所の桜開花予想>
※独自の取材により、施設管理者などの判断を基準としています。
開花日:木に“1輪以上”の花が初めて咲いた日、または、施設内の桜の木(複数)の開花(1輪)がピークを迎える日
満開日:木の約80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日、または、施設内の桜の木(複数)の満開がピークを迎える日
■「第一回桜開花予想」について詳しくはコチラ!