【癒しの神域】紫陽花が咲き、鯉と鶏がゆったりと暮らす多摩

Posted by: 今井明子

掲載日: Jun 13th, 2015

アジサイが咲き、鯉と鶏がゆったりと暮らす多摩の神域
(C)Akiko Imai

境内で遊ぶ美しい鶏

東京都国立市の甲州街道沿いにある谷保天満宮は、知る人ぞ知る動物たちの楽園です。境内に足を踏み入れると・・・。

アジサイが咲き、鯉と鶏がゆったりと暮らす多摩の神域
(C)Akiko Imai

立派な鶏がお出迎え! 境内を気ままに散歩しており、あたりは始終「コケコッコー」という鳴き声が響き渡ります。

アジサイが咲き、鯉と鶏がゆったりと暮らす多摩の神域
(C)Akiko Imai

人の座るベンチだろうがお構いなしに登ります。人にはよくなれていて、近づいても逃げません。羽根は日本画の題材になりそうなほど鮮やかで毛並みもよく、思わず見とれてしまいます。

アジサイが咲き、鯉と鶏がゆったりと暮らす多摩の神域
(C)Akiko Imai

木の枝にとまっている鶏も。鶏ってこれくらいの高さまでなら飛べるんですね。

湧水の中を泳ぐ錦鯉にうっとり

鶏を観察しているだけで動物好きとしては十分楽しめるのですが、ここで満足するのはまだ早い!なんせ、ここは東京でも有数の湧水スポットなのです。

アジサイが咲き、鯉と鶏がゆったりと暮らす多摩の神域
(C)Akiko Imai

境内の滝も涼しげです。そして、奥の方は湧水の池である弁天池が。

アジサイが咲き、鯉と鶏がゆったりと暮らす多摩の神域
(C)Akiko Imai

ドキドキしながら近づいてみると・・・。

アジサイが咲き、鯉と鶏がゆったりと暮らす多摩の神域
(C)Akiko Imai

思わず歓声を上げたくなるほどの澄んだ水! そして、その中をきらびやかな錦鯉が悠々と泳いでいます。

あまりに美しくて、時を忘れてその場にたたずんでしまいたくなります。

アジサイが咲き、鯉と鶏がゆったりと暮らす多摩の神域
(C)Akiko Imai

この季節は、池端にアジサイも咲き誇ります。訪れた時はあまり咲いていませんでしたが、見ごろになるとかなり色とりどりで見ごたえがあります。

小さいながらも、これだけの美しい生き物が集められた神社はめったにありません。ちょっとした癒しを求めに、また立ち寄ってみたい場所です。

[谷保天満宮]

PROFILE

今井明子

Akiko Imai ライター・気象予報士

「団子より花」をモットーに、グルメよりは生き物や絶景を求めて旅するフリーライター。普段は医療系記事・育児&教育系記事・子ども向け科学本などを執筆する傍ら、気象予報士としてお天気教室の講師も務める。共著書に『気象の図鑑 (まなびのずかん)』(技術評論社)がある。

「団子より花」をモットーに、グルメよりは生き物や絶景を求めて旅するフリーライター。普段は医療系記事・育児&教育系記事・子ども向け科学本などを執筆する傍ら、気象予報士としてお天気教室の講師も務める。共著書に『気象の図鑑 (まなびのずかん)』(技術評論社)がある。

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