パティシエ監修フルーツコースで心と体も美しく
銀座駅と新橋駅からも徒歩圏内の、中央通り沿いにある「Beauty Connection Ginza(ビューティーコネクション銀座)」。最新の美容機器や美容医療、美食の体験を通して綺麗を目指す美の複合施設です。
1階の奥から2階へ上がるとフルーツサロンに到着します。
ピンクを貴重にしたオシャレな空間の内装。テーブル席は席同士の間隔も広く、カウンター席と個室(1室)もあり、男女ともに、おひとりでもお子様とでもゆっくり過ごせます。
8月30日まで「桃のフルコース」
代々木上原の人気パティスリー「パティスリー ビヤンネートル」のパティシエ馬場麻衣子さん監修のフルコースは、約1カ月半ごとに一新し、季節のフルーツを使った栄養豊富でヘルシーなデザートをいただけます(要予約・90分制)。
現在「桃のフルコース」(4,950円・税込)が登場。旬を迎えた桃を、さまざまな食材と組み合わせた夏にぴったりなコース。品種が多く旬の移り変わりも早い桃ですが、その日ごとのおいしい品種を厳選し、1皿目「パブロバ」、2皿目「ブランマンジェ」、3皿目「パフェ」と私たちを楽しませてくれます。
1st Plate「パブロバ」
ニュージーランドのクリスマスケーキとしても愛される伝統菓子「パブロバ」をアレンジした一皿。桃の皮とコレニアの花の彩りがかわいらしい。
桃ソースを広げ、中央にはカスタークリームを、その上にはヨーグルトとココナッツの焼きメレンゲをのせています。酸味ある桃ソースと想像より軽やかなクリームの組み合わせは、心トキメク甘酸っぱさ。
焼きメレンゲの上には、クレームシャンテイ(ホイップクリーム)と、ラベンダーシロップに漬けた桃が積み上げられています。塩気とラベンダーの香りがほのかで、桃の甘みが上品。
メレンゲを崩して混ぜる食べ方が正解とのこと。意を決して、メレンゲをサックリと割ると、中にはブルーベリーのコンフィチュールがたっぷり!全体的に甘さ控えめで、爽やかなメレンゲに格子状のホワイトチョコレートが甘さを効かせています。崩すのを躊躇しますが、果汁と一緒に驚きもあふれるケーキです。
2nd Plate「ブランマンジェ」
ピンクがキュートなみょうがのグラニテ(かき氷)の下に、大葉とリンゴ酢でマリネした桃、生姜のブランマンジェが重なった、桃と野菜のカップスイーツ。
ちょうど良い甘さで、みょうがの香りが爽快なグラニテに感激!
マリネした桃はやわらかな酸味で、その下にはプルンとミルキーな生姜のブランマンジェ。徐々にとけるグラニテをシロップにして、桃やブラマンジェに絡めて涼やかなお口直し。和ハーブスイーツで舌と気持ちをリセットしてパフェを迎えましょう。
3rd Plate「パフェ」
ドレスをまとう女王様のような堂々たる桃色のパフェ。
赤桃のジュレを薄く伸ばし、乾燥させたチュイールは躍動感があり目を惹きます。
くし形の白桃は迫力があり果肉も新鮮。
桃のソルベは果実と思うほどジューシー。
クリームシャンティとアールグレイの小さなメレンゲを添えています。桃と一緒にいただくと、ピーチミルクティーのような味わいに。
下には、赤桃と白桃の弾力のあるジュレがたっぷりと入っており、酸味と甘みが異なる2種を食べ比べできます。仕切りのヌガティーヌがサクサクと香ばしいアクセントに。さらに下では、愛媛県のしまなみレモンとかけ合わせたバニラジェラートが待っています。甘いバニラにレモンが爽快な美味なる組み合わせ!
グラスの底には、桃の果実とジュレを敷き詰め、甘く濃厚なプラムのソテーとアールグレイのメレンゲが味に深みを出しています。バニラジェラートが素材たちに浸透し、終始うっとりする美的な桃世界が広がっていました。
桃の芸術を五感で楽しもう
コースのドリンクは、丸山珈琲のBCオリジナルのコーヒー、紅茶、ハーブティー、ノンアルコール、期間限定のものまでそろっています。
今回選んだのは、桃の香りが華やかな「期間限定ピーチハーブティー(ノンカフェイン・HOTのみ)」。イチジクとデーツのドライフルーツ、桃の果汁を固めたパード・ド・フリュイと一緒に楽しみ、余韻に浸りましょう。
桃をスイーツ素材や野菜と合わせて新発見が続く芸術的な桃のフルコース。銀座でひと休みして、みずみずしい夏を感じてみてはいかがでしょう?
期間:7月14日〜8月30日
オンラインまたは電話にて要事前予約
*食材の仕入れ状況により、メニューが一部変更になる場合あり
住所:東京都中央区銀座7-9-15 GINZA gCUBE 2F
電話:03-6263-8392
営業時間:11:00~20:00
定休日:火曜
交通:東京メトロ「銀座駅」A2出口から徒歩約5分、JR「新橋駅」から徒歩約6分
HP:https://www.beauty-connection.jp/fruits/
[All photos by kurisencho]