客室で優雅なアフタヌーンティー「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」宿泊レポ

Posted by: Nao

掲載日: Jan 22nd, 2022

ご時世柄、遠方への旅が憚れる今。でも時にはリフレッシュしたい!という人におすすめなのが、近場で楽しむホテルステイ。筆者が見つけたのは「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」の『お部屋でアフタヌーンティー』というプラン。なんでもラウンジで人気のアフタヌーンティーを客室で楽しめるとか。寒さで鈍くなった身体と心を甘いスイーツで癒すべく、早速出かけてみました。

都心から約1時間の「マイクロツーリズム」

横浜駅西口の目の前に佇む「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」。地下街に直結しているのでアクセスもなにかと至便です。エントランスに足を踏み入れ、まず目に飛び込んでくるのが3層吹き抜けのロビー。聞けば基調となるネイビーブルーは横浜のシンボルカラーなのだとか。

印象的なのがロビー全体を包み込むエレガントな香り。これは「Open Skys」という世界各国のシェラトンで使われるシグネチャーアロマで、グリーンフローラルにユリやバラなどを加えているとか。華やなフレグランスに早くも気分上々です。

ゆったり落ち着けるシックな客室

今回泊まったのは22階のラグジュアリーキングで広さは約40平方メートル。2方向の窓から柔らかな陽がたっぷり差し込み心地いい空間です。優雅で洗練されたインテリアは落ち着いた大人の滞在を叶えてくれそう。

ふかふかのピローにパリッとしたシーツ。マットレスは包み込まれるようなふんわり感で、翌朝の目覚めは快適そのものでした。

ゆとりのあるテーブルにはチェアが2脚。電源プラグとUSBもすぐ近くにあり、PC作業もはかどりましたよ。ワーケーションとしての利用もいいかもしれません。

広々としたバスルームはシックなデザイン。バスタブとは別に独立型のシャワーブースがあり、使い勝手も抜群でした。コーセーの化粧水&乳液などアメニティ類も充実しています。

筆者が気に入ったのが窓から広がる横浜のシティービュー。仕事やプライベートで何度も来ている横浜ですが宿泊ははじめて。いつもは日帰りの場所にあえて泊まるという体験はなかなか新鮮です。高層ビルの谷間に見える海も清々しく、部屋にいるだけでも贅沢な時間は十分。

心まで甘くなるアフタヌーンティー

さてさて、ステイのハイライト「お部屋でアフタヌーンティー」のお時間です。届けられるのはラウンジ「シーウインド」で提供するものと同じ3段のハイティスタンド。チェックイン当日の15時半〜18時ならばいつでも利用できるので、午後のティータイムはもちろん、早めの夕食としても楽しめますよ。

ドリンクはドイツの老舗「ロンネフェルト」の紅茶をはじめ、コーヒーやカフェオレ、アイスティーなど豊富なラインナップ。紅茶はダージリンやフレーバーティーなど20種類あり、最初のオーダーで1人の場合は5つ、2人なら6つまでチョイス可能です。2時間内であればドリンクがおかわりできるのもうれしい限り。多彩なフードペアリングを試してみましょう。

アフタヌーンティーの内容はシーズンごとに装いが変わります。訪れた1月のテーマはイチゴ。1段目はストロベリーショートケーキ、苺のパンナコッタ、苺のエクレアなど。ひと足早い春の訪れを感じさせてくれる華やかな顔ぶれです。

筆者が特に感動したのはショートケーキ。ふっくら上品なスポンジに濃厚な生クリーム、ほどよい酸味のイチゴが奏でる味わいは至高のハーモニー! 王道でありながら丁寧な手仕事が光る逸品でした。

2段目はストロベリースコーンとプレーンスコーン。小麦の香りが豊かで絶妙なサクホロ感。コクのあるクロテッドクリームとも絶妙なコンビネーションに。

3段目はスモークサーモンのブルスケッタやモッツァレラチーズのキッシュなど4種。趣向を凝らしたセイボリー(塩味の軽食)はお口直しにもぴったり。

さらに別皿で、焼き立てのワッフルが提供されます。表面がサクッ、中はふんわりという食感のグラデーションがお見事。まずは何もつけずに生地の芳醇な旨味を感じたい一品です。

フォトジェニックかつオリジナリティあふれるスイーツの数々。上質な紅茶と味わえばまさに甘美なひとときに。

ラウンジでいただくのもいいけれど、プライベート空間でゆったり楽しめるのはコロナ禍の今ではありがたい試みですね。テレビを見たり、窓からの景色を眺めたり。リラックスしつつ美味なるスイーツを堪能すれば、煩雑な日常もきれいに忘れさせてくれるはず。

フィットネスでカロリー消費もできます

優雅なアフタヌーンティーでも身もココロも大満足……。だけどカロリーを少しでも消費したい!という人におすすめなのがフィットネス「シェラトン スポーツクラブ」。宿泊者であれば2,200円で利用可能です。トレッドミルやクロストレーナーをはじめとするトレーニングマシンはかなりの充実ぶり。換気や消毒、マスク着用など感染対策も徹底されてました。

ちなみに筆者は1時間ほどトレッドミルで走り、さらに1時間マシンで筋トレしたところ体重が減っていてびっくり。体質は人それぞれであることをじゅうぶん承知していますが、おいしいものをたっぷり食べた後に運動するのはアリかもしれません。

さらにプールも完備。15mのコースが3つと本格的にスイミングしたい人にぴったり。水着は860円、フィットネスTシャツは550円でレンタルできるので手ぶらもOK!

朝食はルームサービスもおすすめ

今回のプランでは朝食ブッフェが含まれますが、アフタヌーンティーのおこもりスタイルが気に入ってしまい、ルームサービスを利用することに(プラス3,000円で変更可能)。

「アメリカンブレックファスト」はブッフェ同様に地産地消が意識されていて、玉子や野菜は神奈川県産を使用しているそう。オムレツは絶妙なとろっと感で濃厚なコク。パンもクロワッサンやトーストなどバラエティに富んでいます。ブッフェならずともこれだけ多彩な美味を味わえるとは! すっぴんでも人目を気にせずゆったり味わえるの心地よく、クセになりそうな体験でした。このご時世こそインルームダイニングを活用してみるのも良いかもしれません。

今回筆者が利用した「お部屋でアフタヌーンティー」プランは24,719円から用意(1人/1室)。まだまだ遠出するのが気がひける今こそ、マイクロツーリズムで大人な非日常を満喫してみてはいかがでしょう?

横浜ベイシェラトンホテル & タワーズ
住所:〒220-8501 神奈川県横浜市西区北幸1丁目3−23
TEL:045-411-1111
URL:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/tyoys-yokohama-bay-sheraton-hotel-and-towers

[All photos by Nao]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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