【レシピ】これはやみつき!氷水でパリパリにする中国式「大学イモ」

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Sep 30th, 2015

秋に旬を迎えるおいしい食材はいろいろとありますが、サツマイモもたまりませんよね?

これはやみつき!パリパリ感がたまらない中国式「大学イモ」レシピ

自然な甘みで料理にスイーツ作りに大活躍してくれますが、その中でも今回は中国風大学イモ「パースー」の魅力を、農畜産業振興機構の情報を参考にまとめたいと思います。

日本の大学イモとはまた違う、パリパリの食感を楽しんでみてくださいね。

煮詰めた上白糖をからめ、氷水に通してパリパリにする

これはやみつき!パリパリ感がたまらない中国式「大学イモ」レシピ

日本には大学イモというおいしいスイーツがありますが、中国にも日本の大学イモに似たパースーという食べ物があるとご存じですか? 日本の大学イモよりもパリパリした食感が魅力ですので、この秋には旬のサツマイモを使って試したいおやつです。

パリパリの正体はサツマイモをコーティングする煮詰めた上白糖。以下に大まかなレシピをまとめますので参考にしてください。

(1)サツマイモを乱切りにする
(2)水に漬けてあくを抜く
(3)中華鍋に揚げ油を入れて140℃に熱する
(4)水気をふき取ったサツマイモを入れて、ゆっくり火を通す
(5)サツマイモの表面が色付いてきたら、火の温度を上げてキツネ色に揚げる(A)
(6)別の鍋に上白糖、サラダ油を入れて熱してゆっくりと溶かし、泡が細かくなるまで煮詰める
(7)上白糖を煮詰めた鍋に、揚げたてのサツマイモ(A)とゴマ油を入れてからめる
(8)氷水に入れてから皿に盛り付ける

これはやみつき!パリパリ感がたまらない中国式「大学イモ」レシピ
(C)坂本正敬

旬のサツマイモで仮想中国旅行

日本の大学イモとはサツマイモにからめるコーティングも手順も異なります。大学イモは一般的に砂糖、しょうゆ、みりんを煮詰めた液体をサツマイモにからめます。一方のパースーは上白糖を煮詰めた、糖度が高い液体をからめます。

また、最後に氷水にくぐらせてから皿に盛り付けますので、パースーの方がパリパリとした食感を楽しめます。中国では非常にポピュラーな食べ物。中国旅行中に現地で味わってとりこになる日本人旅行者も少なくありません。

せっかくサツマイモがおいしい季節になりますから、この秋は自宅でパースーを作って中国に旅行した気分を満喫できるといいですね。

サツマイモは意外とミルクティーと好相性。ぜひお試しを。

[砂糖の簡単レシピ『さつまいもとごまの抜絲(パースー)』 – 農畜産業振興機構]
[Photo by shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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