山陰の空の拠点の一つ米子鬼太郎空港
東京、上海、ソウル、香港線が乗り入れる米子鬼太郎空港は(現在国際航路は運休中)、東京からだと約80分です。ANAが乗り入れるこの空港に到着すると、ロビーには飛行機にまたがった鬼太郎と機首には目玉おやじがポーズをとって出迎えてくれました。
米子は鳥取と島根の県境、鳥取側に位置しています。東の鳥取(湖山町)には「鳥取砂丘コナン空港」、西の松江には「出雲縁結び空港」があります。鳥取砂丘コナン空港は全日空、出雲縁結び空港は日本航空が乗り入れています。
今回は空港内のANA FESTA 米子ロビー店でお土産を選びました。
松葉がにラーメン|鳥取はまみ屋
鳥取を代表する冬の味覚「松葉がに」は、ズワイガニのうち成長した雄のブランドがに。上品な甘みとコクのエキスを抽出した味噌味のスープでラーメンをいただけます。
箱を開けてみると、麺とスープが4食分入っています。当たり前ですが、ボックスに印刷された「イメージ画像」にあるような蟹などの具は入ってません。裏面に「お好みの具(チャーシュー・メンマ・ねぎ・しろごま)」を添えると一層おいしくいただけると書かれていました。
スープを温め、麺を2分ゆでて、スープと300mmlのお湯をどんぶりに入れておいた中に、その麺を入れればできあがり。たまたま筆者の自宅近所のスーパーでズワイガニが売っていたのでのせてみました。あとは細ねぎとごまです。えび感たっぷりの味噌味のスープが、コシのある細麺によく絡みます。濃厚な松葉がにの旨味を楽しめました。
因幡の白うさぎ|寿製菓
カニの次にご紹介するのはうさぎです。とはいってもお菓子。うさぎの形の焼きまんじゅうです。「わたしの推し土産」全国1位を獲得したのだとか。
日本でうさぎは「福を呼ぶ」縁起のいい動物で、古事記に登場する「因幡の白うさぎ」は縁結びの話。そして、このお菓子は「福と縁」のシンボルというコンセプトから生まれたのだとか。
ほっこりとさせてくれるこのフォルム。可愛いです。一つ割ってみると、中には卵黄餡。表面の焼けた香ばしさといいバランスです。
鬼太郎かまぼこ・目玉おやじかまぼこ|なかうら
米子空港からすぐそばにある境港は山陰の重要漁港。そこに店を構える「山陰のお土産本舗 なかうら」の蒲鉾です。
鬼太郎のほうがプロセスチーズ入り、目玉おやじのほうはチーズといかいか入り。このインパクトなかなかです。それに、ふんわりとしたかまぼこの口当たりと、具のコンビネーションがいいんです。かなりゴージャスな「ちーかま」でした。
のどぐろせんべい|中浦食品
のどぐろと言えば日本海の高級魚。それをせんべいにしたのがこの「のどぐろせんべい」です。日本海産ののどぐろのすり身を使っています。
高級感のある黒い箱に銀色の個包装。趣があります。のどぐろは関東では「あかむつ」と呼ばれているんだとか。
のどが黒いからのどぐろですが、あかむつというだけあって、そのすり身は赤いんですね。パリっと軽い食感で、魚の旨味がしっかり感じられます。
鳥取二十世紀梨ゼリー感動です。|寿製菓
「鳥取二十世紀梨ゼリー感動です。」が商品名です。二十世紀梨は鳥取県の特産です。シャキッとした口当たりに、すっきりとした口当たりと甘さがいいんですよね。
2個入りの箱を開けると、こんな可愛い容器。かなりしっかりしています。
中にはこのゼリーが。二十世紀梨のみがごろごろ入ってます。みずみずしく、しゃっきり感も残ってて、甘さもほどよい。簡易スプーンがついているので、すぐ食べられます(笑)。
米子空港オンラインショップでお取り寄せも
今回ご紹介したお土産、米子空港のオンラインショップで扱っているものもあります。そのほかにも、お菓子、水産品、鬼太郎アイテムなどいろいろあって旅気分も盛り上がりますよ。
ANA FESTA 米子ロビー店
鳥取県境港市佐斐神町1634
米子空港2階国内線出発ロ(手荷物検査場通過前)横
営業時間/6:15〜20:25
https://www.anafesta.com/airports/YGJ
>>米子空港Webサイト
[All photos by Atsushi Ishiguro]