11月に入り、そろそろ冬の季節到来です。フランスでは日本の鍋のように、ホームパーティーなどで和気あいあいと食卓を囲む料理がチーズフォンデュです。フランスの冬は厳しく、チーズフォンデュは身体をぽかぽかと温めてくれます。まさにフランスの冬の定番料理なのです。本場のチーズフォンデュは辛口ワインがきりりと効いた大人な味で、初めて食べた際はあまりの美味しさにびっくりしたほどです。
今回はフランスのチーズ屋さんから教わったチーズフォンデュのレシピを紹介します。
チーズフォンデュにはどんなチーズを使うの?
チーズフォンデュをする際にまず大事なのがどんな種類のチーズを入れるのかということです。チーズフォンデュにはどんなチーズを入れるのか決まりはなく、各々がチーズを独自で調合しているそうです。今回教わったレシピで使用したチーズは、サヴォワ地方のボーフォール、コンテ、エメンタール、スイスのグリュイエールです。ブルーチーズなんかを入れる独特なチーズフォンデュもあります。日本ではなかなかこれらのチーズは手に入り難いと思うので、比較的購入しやすいエメンタールやコンテを使うといいと思います。
ボーフォール 125g
コンテ 125g
グリュイエール 125g
エメンタール 75g
サヴォワ地方の白ワイン1カップ(なければ辛口の白ワイン)
ニンニク
フランスパン
作り方
1 フランスパンをまず少なくともチーズフォンデュをする30分前に小さくちぎっておいて下さい。
2 チーズを小さく刻みます。
3 ニンニクをお鍋にこすりつけます。
4 ワインを3のお鍋にいれ沸騰させます。チーズを3〜4回に分けて入れます。
5 8の字を描くように混ぜて下さい。ワインとチーズが絡みあったらできあがりです。
チーズフォンデュの食べ方
フランスにはチーズフォンデュを食べる際に、パンをお鍋の中に落としてはいけないというルールがあります。少し難しいのですが上手にチーズをパンに絡めてみましょう。またチーズと白ワインは分離しやすいので、できる限りチーズフォンデュの最中はかき混ぜて下さいね。
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