意外!あなたが知らないおでんの世界
おでんの具といえば大根にこんにゃく、薬味は辛子というのが当たり前だと思っていませんか?
リサーチプラスの「おでんに関する調査」によると、おでんの具や食べ方は住んでいる地域や好みによって様々なようです。
たとえば薬味。みそだれやゆずこしょう、七味唐辛子は想像がつきますが、何にはとろろ昆布やわさび、ゆず、イワシ粉などを使う人も。
知らないだけでおでんの世界はこんなにも広かったんだ! と驚くこと必須の、あなたが知らないおでんの秘密をお伝えします。
食べてみたいご当地おでんの具材ランキング!
地域が変わればおでんの具材も変わるというほど、おでんの世界はバラエティー豊か。みんなが試してみたいと思うご当地おでんダネは一体何?
2位 たこ天
3位 いか下足巻
4位 じゃこ天
5位 玉こんにゃく
6位 タケノコ
7位 鶏肉(手羽)
8位 ギョウザ巻
9位 揚げカマボコ
10位 黒はんぺん
上位は魚介系の具材が占めるという結果に。関西ではおでんの具にたこを入れるというのが定番。たこの独特の香りとうまみが溶けだし、味わいに奥行がでます。
6位のタケノコは、シャキシャキの食感が魅力。柔らかい具材が多いおでんの中で、煮込んでも食感がしっかり残るタケノコは、いいアクセントになりそうです。
10位の黒はんぺんは、静岡地方の練り物で、サバやアジなどの青魚から作ります。骨まですり潰して加えるので栄養価が高く、風味豊かな味わいです。
意外とおいしかったおでんの変わりダネ
おいしかった変わりダネ具材では、トマト、ウィンナー、ギョウザ、たこ焼き、チーズもち、フランスパン、などの意見が寄せられました。また、さといもやれんこんなど、根菜類を挙げる人も。クセがなく、出汁になじみやすい具材だと、いろいろ試しやすいかもしれませんね。
一方、アボカドやホワイトチョコなど、ちょっと勇気がいりそうなものもありました。どんな味になるのかなかなか想像できませんが、実際に食べてみれば「意外にイケル!」と納得するかも!?
手作りおでん出汁レシピ
おでん出汁は、市販のものを使ったり、粉末の出汁を使ったりすることがあるかもしれませんが、かつおと昆布で簡単に作ることができますよ。
かつおぶし 50g
昆布 1~2枚
水 11カップ
醤油 100cc
みりん 100cc
【作り方】
1.鍋に水と昆布を入れ、沸騰しかけたところにかつおぶしを入れる。
2.火をとめ、5分ほどしたらかつおぶしと昆布を取り出す。
3.醤油とみりんを加えて温める。
おでんは沸騰させてしまうと出汁の風味が損なわれてしまううえ、煮崩れも心配です。弱火で静かにことこと煮込むと美味しくなりますよ。また、練り物は火を通しすぎると固くなってしまうので、20分以上は煮ないようにしましょう。
[紀文]
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