海外旅行先で出会う新しい料理の数々。現地の有名な料理や、現地に暮らす友人に紹介してもらった新しいレシピ、せっかくなのでチャレンジしてみるけど、どうも口に合わない・・・。
もしかしたら普段私たちが好んで食べている日本食も、海外の人たちから見たらとても不思議な物に思えているのかもしれません。
TABIZINEでは過去にも外国人に喜ばれる日本食を紹介してきましたが、外国人には子どもが喜ぶような意外なグルメが好まれているようです。
今回はクリスマス、年末年始のパーティーシーズンも近いということで、ホームパーティーでも使える、外国人が喜ぶおもてなし料理の紹介です。好まれるポイント、苦手なポイントも押さえつつ、外国人の胃袋をつかみましょう!
手巻き寿司
外国人にとっては「日本=寿司」のイメージが強く、さらに言えば「寿司=にぎり寿司」のため、自分で好きなネタを選んで巻ける手巻き寿司は彼らにとっては新しい日本文化の発見にもなります。
醤油よりもマヨネーズに合うツナマヨなどの具材が人気です。
〈ここに注意!〉
海苔が苦手な人もいますので注意が必要。また、ちらし寿司は見た目も華やかでパーティーにもよさそうですが、同じ寿司でも食べ方が異なるため「お米ばっかりを食べているようで飽きる」といった声も。
お好み焼き
やはりこれは鉄板! 筆者の経験上、お好み焼きが嫌いだという外国人には会ったことがありません! 過去に日本に来たことがある人は「いちばん好きな日本食はお好み焼きだ」という人も多く、お好みソースをおみやげに持ち帰る人もいるほど。
アツアツをいただきたいところですが、外国人、特に欧米人の舌は敏感なのか、猫舌の人が多いので気をつけてあげましょう。
〈ここに注意!〉
日本ではシーフードのお好み焼きも人気ですが、イカやタコを食べる習慣のない国もありますので、具材は事前に確認した方がベター!
餃子
餃子は中華では? いえいえ、これも立派な日本の家庭料理! 筆者が海外の友人を訪ねた時に「作って欲しい!」といちばんリクエストが多かったのも餃子でした。
ホームパーティーでは、餃子を包むところから一緒に始めてもいいかもしれませんね。
〈ここに注意!〉
やはり王道は焼き餃子。欧米人には水餃子などはちょっと苦手という人も。生地のモチモチ感やプリッとした食感は水餃子の方が味わいやすいですが、「モチモチ」の食感を好むのはアジア人、日本人ならではのようです。
からあげ
ホームパーティーで主役級のからあげは、外国人にも好評です! 外はパリッ、中はジューシーのからあげは万国共通のおいしさ。海外のフライドチキンよりも手軽に食べられるところがウケるのでしょうか。
〈ここに注意!〉
同じ鶏肉の料理でも焼き鳥は注意が必要。定番のモモなどは好んで食べますが、皮が苦手な人や、内蔵系はNGだと言う人も多いです。「どこの部位を食べているのか分からない」と、恐る恐る焼き鳥に手を伸ばすことも。
みそ汁
海外でも有名な日本食のひとつ、みそ汁。インスタントのみそ汁は海外のスーパーマーケットなどでも手に入りますが、インスタントでない家庭で作るみそ汁の味に感動するようです。
やはり日本の家庭の味、手作りのみそ汁はおもてなしのひとつとして出したい料理ですね。
〈ここに注意!〉
海藻が苦手な人もいますので、ワカメのみそ汁は避けた方がいいかもしれません。豆腐、ジャガイモ、タマネギなど、海外の人でも馴染みのある具材の方が喜んで食べてくれますよ。
もちろん人によって好みは異なりますが、やはり独特の食感があるものはあまり好まれない傾向にあります。しかし、世界無形文化遺産にも登録されるほど素晴らしい日本の和食。食文化を通じて日本のことをもっと好きになってもらいたいですね。